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東京 まちバス旅

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コミュニティバス(ときどき観光バス)でめぐる東京のまち
運営しているクリエイター

#イラストエッセイ

ちぃばす × 六本木けやき坂のイルミネーション

ちぃばす × 六本木けやき坂のイルミネーション

港区のコミュニティバス。

白地にかわいい絵柄の小型バスと中型バスで計7路線が運行している。実は意外と陸の孤島である六本木との行き来にとても便利。

バスの中から、冬の風物詩となりつつあるけやき坂のイルミネーションを楽しむことができ、そのまま東京タワー方面へ向かうこともできる。

※こちらで、ひとまずこの連載、終了です。また、いつかどこかで…。

はとバス × 国会議事堂

はとバス × 国会議事堂

東京の定期観光バスの王者・はとバス。さまざまな観光バスがひっきりなしに通る国会議事堂前でも、黄色に赤字のボディのバスはひときわ目立つ。

議事堂へ向かって連なるイチョウ並木の紅葉は必見。国会の中の喧騒はいざ知らず、優美なたたずまいを見せてくれる。

せたがやくるりん × 祖師谷ウルトラマン商店街

せたがやくるりん × 祖師谷ウルトラマン商店街

世田谷区が運営するコミュニティバスのひとつで、祖師谷から成城を循環する。

円谷プロが設立された地である祖師谷は、近年、街をあげてウルトラマンをフューチャーしている。

ウルトラマン型の街灯が並び、人で混みあう商店街をそろそろと走る小さなバスは、「正義の味方」ならぬ「住民の味方」。

スカイバス東京 × 銀座四丁目交差点

スカイバス東京 × 銀座四丁目交差点

天井オープンの2階建ての大きな観光バス。
たくさんの定期運行コースがあり途中下車はできないが効率よく観光スポットを回ることができるとあって大人気。

銀座のシンボル・和光ビルと三越百貨店が面する中央通りは、ブランドショップが多く立ち並ぶ華やかな通り。賑わいながらもどこか整然とした落ち着きと開放感を感じる。

お台場レインボーバス × お台場

お台場レインボーバス × お台場

品川駅・田町駅とお台場を直接つなぐシャトルバスで、港区や台場の企業等による合同運営。真っ青なボディにかもめと虹がシンボルマークの中型バス。

フジテレビをはじめとする巨大な商業施設郡とレインボーブリッジ、東京湾の向こうに霞んで見えるビル群の光景は近未来都市的だが、今ではずいぶんと見慣れ定着してきた。

めぐりん × 谷中・カヤバ珈琲

めぐりん × 谷中・カヤバ珈琲

生活にも観光にも便利な台東区の循環バス。北・南・東西の3ルートが運行。

上野駅から東西ルートに乗ると昔ながらの下町風情が人気の谷中へ。

入り口に建つ大正5年築の喫茶店カヤバ珈琲は、いったん閉店となった後、地域の内外の支援をうけNPO法人が中心となって平成21年に復活。谷中のシンボルとして、今も絶賛営業中。

新宿WEバス × 西新宿・都庁

新宿WEバス × 西新宿・都庁

新宿駅の東口と西口を行き来する循環バス。

歌舞伎町を中心とした巨大繁華街・東口ではどうしても速度が落ちるが、西口に入ればさっそうと走り、ガラス窓の天井から高層ビル街や街路樹の眺めを楽しむこともできる。

ビルの頭が雲に隠れてしまう雨の日の姿は幻想的で、別世界に迷いこんだような錯覚をおぼえる。

ムーバス × 井の頭公園

ムーバス × 井の頭公園

「交通の不便な地域を解消し、多くの人が気軽に安全にまちに出られるように」武蔵野市が始めたこのバスが、コミュニティバスの先駆けとなった。

都会のオアシス・井の頭公園をかすめて、吉祥寺駅へ向かうバス。
四季折々の豊かな表情を見せてくれる大人気の公園でも、こんな静かな場面に出会う時がある。

B-ぐる × 文京・播磨坂の桜

B-ぐる × 文京・播磨坂の桜

ビーグル犬の「びぃ」とその妹「るぅ」が目印の文京区のコミュニティバス。

歴史あるスポットが多い区内は、坂や路地が多い土地柄でもあり、狭い道もくるくると走り回る小さなバスは頼もしい存在。

春先の播磨坂の桜並木は壮観。広い道の両側と中央の緑道、3列の桜並木が460メートルも続き、目を楽しませてくれる。

江戸バス × 日本橋 (日本銀行本店別館と三井本館)

江戸バス × 日本橋 (日本銀行本店別館と三井本館)

中央区のコミュニティバス。

真っ赤なボディに「百円」小判を持つ猫の絵がプリントされている。江戸の中心街をめぐる北循環ルートに東京駅から乗ると、じきに重厚でクラシカルなたたずまいのビジネス街に遭遇する。

1本向こうには、三越本店やコレド室町などが面する賑やかな日本橋中央通りが走っている。

ハチ公バス × 渋谷スクランブル交差点

ハチ公バス × 渋谷スクランブル交差点

渋谷区のコミュニティバス。

ハチ公のイラストがプリントされた小型のノンステップバスは、運行ルートごとによって色が違い、赤・オレンジ・青色の3色がある。日本一どころか世界一人間があふれかえる場所を分け入って通るのは大変。乗っても時間がかかることが多いけれど、足腰が休まりホッとできる。

パンダバス × 浅草雷門・スカイツリー

パンダバス × 浅草雷門・スカイツリー

テーマパークで走っていそうなユニークな風貌にちょっとびっくりしてしまうバス。

浅草~スカイツリーを循環しており、無料で乗車できる。

小型バスよりもさらに小さめで、ワゴン車に近い。外国人観光客で賑わう浅草雷門前に、不思議な中華風アクセントを与えてくれる。