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Thoracoabdominal Injury 〜まさかっっ。〜
先日経験した
上記症例の共有をしたいと思います。
そもそもThiracoabdominal injuryとは
「この位置の損傷は胸も腹もあり得る」
というものです。
上の写真の位置
前面→第4肋間から肋骨弓下
側面→第6肋間から肋骨弓下
後面→第8肋間から肋骨弓下
Landmarkは
前・側面→乳頭レベル
後面→肩甲骨
と覚えると簡単です。
また今回は症例のみならず、
共有したい結論を先に
Decision Making
トップ画は生成AIが作ってくれた
「Decisin Making」の画像です。
こんなゆったりしてない笑
はい。
外傷外科医って何している人なの。
日本では外傷が少ないため、
一般外科医から見ても、
普段何しているか
イメージできないかもしれません。
外傷外科医の強みは
Physiologyベースで
戦略を考えることができる、
集中治療ができる、
一般外科の緊急手術に強い、
など様々な強みが
Penetrating Neck Injury
あのー、トップ画なんですが、
先日ダウンロードした生成AIにタイトル通り
「Penetrating neck injury」
って入れて出来た画像です。
損傷ないやん!笑
それとも両側ともガーゼ保護してるんか?笑
はい。
昨日日本の外傷メンバーとの
多施設カンファレンスがありました。
このカンファレンスは
定期的に3ヶ月に1回程度、開催されます。
帝京大学、大阪市大、倉敷中央を中心に
個人参
心損傷(Left Anterolateral incision)
これは倉敷所属中、
に最も心に残った症例の紹介です。
この症例は
瀬戸大橋を介し隣県である
香川県からのご紹介です。
*ちなみに香川県は大好きです笑
四国のどこかに行くにしても、
必ず高速道路を降りて、
朝うどんを食べるのが恒例でした。
自動車自損事故。
「近くの病院へ搬送した方が安全だ」
と思うほど、不安定な状態でした。
ただ
救急隊も理由があり当院に依頼しているはず。
急いで搬送しても
Subxiphoid Pericardial Window
初めてCardiovascular and Thoracic surgery teamの手術に参加してきました。
診断はChronic Pericarditis due to tubercurosisで、
術式はSubxiphoid Pericardial Windowです。
外傷において、Subxiphoid Pericardial Windowは心嚢液貯留に対する手術です。
診断的、また治療
Cattell-Braasch, Mattox(腎損傷症例)
本日はちょうど昨日経験した腎損傷の症例で、
上記タイトルである
Cattell-Braasch maneuver
Mattox maneuver
が有用だったので、記事を書きます。
一般外科では
耳にすることの無かった言葉ですが、
Cattell-Braasch maneuver
Mattox maneuver
共に外傷の世界では有名な言葉です。
そもそも前者は何て読むのかというと、
Ca
これからのNote方針について
Twitterもそうなのですが、
もう少し外傷外科を目指している人や、
外科研修医に役立つ情報を
提供できればと思い、
外傷症例ベースの記事を増やします。
分かりやすい記事を書きたいので、
要所のみの記載となります。
もし間違っている内容があれば、
外傷外科の皆様、ご指摘頂ければ幸いです。
日本全体の外傷診療が向上することを目指して
2023年 振り返り
タイでもクリスマスは賑わいを見せ、
各病棟や部門至る所で、
昼食時にPartyが開催されていました。
看護師も頭に被りものをし、
患者さんにクリスマスが来たことを
知らせているようでした。
(せん妄予防?楽しんでいるだけ?笑)
タイの12月の気温はといいますと、
寒いと思ったのは5日ほどで、
最低気温は14℃。
そこからまた気温は上昇し、
あいかわらず半袖半ズボンで通勤しています。
ただ現地
家族みんなで留学するということ
家族みんなで留学するということ
こんにちは、なおたろうです。
この2週間、様々な事がありました。
次男がインフルエンザにかかりました。
また特にその期間中、
次男が赤ちゃんがえりした様に見えました。
何しても妻に泣きつき、甘え、
至る所でおしっこを漏らしました笑
これに対応してくれた妻、義母が共に疲弊してしまいました。
また週末次男の熱が下がったと思ったら、
次は妻、長女が発熱。
そして翌々
はじめての脾臓摘出術@Khon Kaen
It’s just splenectomy for most of the surgeons.
But for me, it’s memorial surgery!!
文字だけ見れば、
なんら感情の揺らぎを与えないかもしれない。
簡単な手術をやった、だからどうした、
と感じるかもしれない。
しかし私にとってはメモリアルな手術でした。
指導医はJent先生。
つい3ヶ月前に外科専門医を取得し、