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真夜中の深呼吸。

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私のままで生きるために、深呼吸をするように綴った文章たち。
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#あたらしい自分へ

あなたと一緒に、仕事がしたい。"働く理由" はそれしかなかった。

「みなさんに、退職のご報告があります。」

部長の口からその言葉が飛び出したとき、辞めるのは彼ではないと知っていたはずなのに、大きく心臓が波打った。

実際は、部下の退職報告を代わりにしたというだけの話だ。けれどわたしはそのとき、不意をつかれて思わず息を呑んだ。

そして、考えた。

もし、彼が今、本当に会社を辞めてしまったら。
わたしは一体、どうするのだろう?

しばらくの間、放心状態になってし

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もう「自分が好きな人生を選ばない言い訳」を、やめる。

もう「自分が好きな人生を選ばない言い訳」を、やめる。

先日、自分の好きな人生を選ぶために、すべてを捨てて、新しい人生に飛び込んだ友人に会った。

帰り道、その日芽生えた揺れ動く想いを忘れたくなくて、この気持ちを文章に残しておこう、と思った。

後から振り返ったら恥ずかしくなってしまいそうだったけれど、ここに書いたことが叶った時、「あの時、書いておいてよかった」と思えるように、言葉にしておこうと思う。ふわふわとした意識の中で、たしかに芽生えた、強い想い

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憧れ続けた、あの場所に。〜企画メシ2021に向けて〜

憧れ続けた、あの場所に。〜企画メシ2021に向けて〜

まさか、自分が「あの憧れの場所」に立つことができるなんて、一ヶ月前までは全く想像もしていなかった。

コピーライターの阿部広太郎さん主催の連続講座、「企画でメシを食っていく2021」。この度の選考を経て、わたしは晴れて企画生になった。

初回の課題を出し終えた今、この数週間を振り返ってみて、「ああ、飛び込んでしまったんだなあ…」と、ようやく実感が沸いてきている。

どうして今、わたしはここにいるの

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4月の振り返り|捨てて、出会って、自分を見つけた。

4月の振り返り|捨てて、出会って、自分を見つけた。

自分はもっと、自由に生きている人間だと思っていた。
自分のことを、わりと肯定して生きているほうだと思っていた。

だけど、どうやらわたしは自分が認識している以上に、「義務感」に捉われて、そこから生まれてくる「罪悪感」に苦しめられて、生きていたようだ。

そんな、心臓にずどんと大きな石が落ちてくるみたいな事実に、気づいてしまった4月後半。

5月に入って1週間が経った今、ようやく事態が飲み込めてきた

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2月の振り返り|課題の山から見つけた学び

2月の振り返り|課題の山から見つけた学び

気づいたら、2月はあっという間に過ぎ去って、3月に突入していた。

「28日しかない」ということは知っていたけれど、他の月と比べて2,3日少ないだけで、まさかこんなにも短く感じられてしまうとは。

逃げるようにわたしの手からすり抜けていった、2月。その一ヶ月間の振り返りがようやく終わったので、今月も、noteに書き留めておく。

※ちなみに…1月の振り返りと2月への意気込みは、こんな感じでした。

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1月の振り返り|振り返り会、はじめました。

1月の振り返り|振り返り会、はじめました。

年始に、今年1年の目標を宣言するnoteを書いた。

それを読んでくれた友人が「毎月一緒に、振り返り会をやらない?」と誘ってくれたので、今月から、毎月1回、ふたりでその月の振り返りをすることになった。

振り返り会、はじめました。

初回は昨日、オンラインでの実施。

彼女と顔を合わせて話すのは半年ぶりくらいで、まずは2020年、お互いどんな時間を過ごしてきて、その中でどんなことを思って、だから今

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「好きになる」の共通項は、「心の空白」なのかもしれない。

「好きになる」の共通項は、「心の空白」なのかもしれない。

「恋愛感情としてわたしが好きになる人の共通点って、なんだろう?」

ここしばらく、わたしはこんな疑問を頭の中で燻らせていた。

今日、こんなnoteを書いてみようと思い立ったのは、少しだけその「答え」に近づいた気がしたからだ。

まだ完全な答えにはたどり着いていないのだけど、少しだけ心がすっと軽くなったので、今、ここに小さな気づきを書き留めておこうと思う。

「恋愛感情として」好きになる人の定義っ

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2021年。わたしは捨てて、生きていく。

毎年、大晦日に翌年の目標や新たに挑戦することを決めるのが、わたしの中での恒例行事になっている。今回も、仕事や人間関係、健康面など様々な領域で自分なりの目標を決めた。

今回、2020年の振り返りをしている最中にふと、毎年「始めること」や「手に入れたいもの」は決めているけど、「やめること」や「捨てるもの」については特に考えたことがなかったなあと気づいた。

2020年は、やりたいこと、やらなきゃいけ

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