マガジンのカバー画像

アラサー婚活女子の話

25
アラサー婚活女子の話をまとめています
運営しているクリエイター

#マッチングアプリ体験談

アラサー婚活女子の最長時間のデート

アラサー婚活女子の最長時間のデート

6時間を超える長電話をした彼と
初めてのデートをしたのは10月の祝日月曜日。
・朝10:00過ぎ、梅田で待ち合わせ
・映画を観に行く
・お昼を食べる
ということだけが決まっていました。

過去には、電話は楽しかったのに、
会った瞬間に違和感を覚えたお相手も⬇

今回も、会ってみたら何か違う、となってしまったらどうしよう……
と思いながら、待ち合わせ場所へ。

わたしより少し遅く到着した彼は、
身長

もっとみる
アラサー婚活女子の今までで一番長い夜

アラサー婚活女子の今までで一番長い夜

《ニフレル》復讐計画のため、顔写真の登録なしで始まったPairs第2期。

《推し同期》とデートをして帰ってきた夜、
マッチングしたお相手にメッセージを送ると、
話が意外な方向に転がり、電話することになりました。

日曜の夜でした。
翌日は仕事もあるので、いろいろ済ませて、
夜10:00からのお約束。

アプリ内通話なら初回は制限時間があるから、
合わなければそこでやめればいいし、
もう少し話した

もっとみる
アラサー婚活女子と推し同期の話

アラサー婚活女子と推し同期の話

《ニフレル》にブロックされて2週間ほどだった頃、
わたしは、愛知に住む大学の同期の男の子と一緒に、なばなの里へ出かけていました。
日曜、朝から高速バスに乗って、日帰りの旅です。

婚活疲れの愚痴を聞いてくれ、そっち行く、コスモスが見たい、デートしよう!

そんなLINEを送って、すぐに日程を合わせてくれた彼は、
学生時代、《じわお》と付き合っているときから、ずっとわたしの推しメンだった同期です。

もっとみる
アラサー婚活女子の復讐計画

アラサー婚活女子の復讐計画

《ニフレル》で二度目の失敗をしたわたし。

あまりの仕打ちに腹が立ったので、
なんとか顔を合わせて一発殴ってやりたいという気持ちになりました。

Pairs上には見つけているので、
とりあえず別人のふりをしてマッチングしようと考えます。

わたしのプロフィールはまだ、
適当な花の写真に、基本情報しか書いていない、誰ともマッチングできないものでした。

まずは、withのときには書かなかった趣味など

もっとみる
アラサー婚活女子の二度目の失敗

アラサー婚活女子の二度目の失敗

with第2期。
《助教》さんと並行してメッセージのやりとりをしていたお相手がいます。

後に「ニフレル」という水族館でデートをするので、《ニフレル》と呼んでおきます。

会う前に電話をし、コミュニケーションに違和感がないことを確認。
同じ関東出身で、会話のテンポも合う気がしました。

初めてのデートは猫カフェに行くことになっていました。
《兵庫の鉄オタ》事件からまだ2か月ほどで、癒しを求めていた

もっとみる
アラサー婚活女子と重めな助教の話

アラサー婚活女子と重めな助教の話

《兵庫の鉄オタ》とは、一応「付き合う」という形を取ったので、マッチングアプリは退会していました。

ブロックされたショックから立ち直った頃、懲りずに再開。with第2期です。

とある大学の人文学系の《助教》さんとマッチングします。
わたしも人文学科の出身なので、研究の話を聞くのもおもしろいかも、と思ってお茶することに。

会う前に、
──薄毛なんですけど大丈夫ですか?
というメッセージが来ました

もっとみる
アラサー婚活女子と二人目の鉄オタ

アラサー婚活女子と二人目の鉄オタ

《山本(仮名)》での休止期間のあと、程なくして、《兵庫の鉄オタ》とマッチングしました。

鉄道の話で仲良くなる6年以上も付き合った元彼《じわお》は重度の鉄オタでした。
そのおかげで、わたしは無駄に鉄道に詳しい女になりました。
別れてからその知識は不要になったのですが、記憶力があるので、一度覚えたことはなかなか忘れません。

《兵庫の鉄オタ》は鉄道旅行が好きだと言います。
わたしもその昔は鉄道旅行に

もっとみる
アラサー婚活女子の初体験②

アラサー婚活女子の初体験②

《西本願寺》編で身をもって危険なデートについて学んだはずのわたしですが、
冬は人肌恋しくなるのでしょうか……
またもや危険な男とマッチングします。

《山本(仮名)》くん。

同い歳で、同じ関東出身で、当時住んでいた場所が電車で二駅くらい。

30歳までに結婚が目標
と自己紹介に書いてありました。

すぐに意気投合し、マッチングしたその日に電話をしました。

そこから毎日寝る前に電話をしていました

もっとみる
アラサー婚活女子の初体験①

アラサー婚活女子の初体験①

仕事歴の記事に書いているとおり、2社目と3社目の狭間に、アプリ婚活をお休みしました。

3社目への転職活動の頃、再開。
その頃の住まいは2社目の近くで兵庫県内でしたが、次の仕事が決まっていなかったので、
運良くお相手が見つかれば転職先の地域を再考して引っ越すことも考え、
お相手の居住地条件は、以前より少し広めに設定しました。

このタイミングで、京都の公務員と知り合います。
その近くに住んでいたと

もっとみる
アラサー婚活女子と趣味の話

アラサー婚活女子と趣味の話

元彼は、重度の鉄オタでした。
レールの上を走っているものが好きなくせに、自分は地に足をつけた生き方ができない。
人は、自分が持っていないものに、憧れるのでしょうか。

今回は、アプリ婚活で出会った、
飛行機が大好きな人の話を書いてみます。

アプリ婚活中に実際にお会いした人の中に、
「飛行機が好き」という人が二人もいました。
二人の共通点は、ふたつ。

①旧帝大出身であること
②大学で鳥人間サーク

もっとみる
アラサー婚活女子のぐだぐだな一日

アラサー婚活女子のぐだぐだな一日

よくそんなしょうもないこと覚えてるね
と言われることが多々あります。
昔からずいぶん記憶力がいいほうです。

わたしの仕事はわたしの記憶力に支えられており、
マニュアルやメモが要らないことも多いため、
後輩への引き継ぎに苦労します。
(最近は意識的にメモを取り、自分の仕事を言語化するようにしています)

今回は、記憶力の格差に悲しくなったエピソード。
わたしのアプリ婚活史上、もっともぐだぐだだった

もっとみる
アラサー婚活女子と一度きりの男たち③

アラサー婚活女子と一度きりの男たち③

ここに書き留めておくほどのエピソードはないのですが、一度だけ会って終わってしまった人のなかには、声が好みでない人が一定数いました。

プロフィール上に何の欠点も見られず
実際に会ってみても
お店や話題選び、気遣いの点で何の問題もない。

それでも、お話ししてみて
なんか、違う……
と思うときは、たいてい
声や話し方が私の耳に合わないのです。
顔が好みかどうかより、声。
そして、話すときの抑揚やテン

もっとみる
アラサー婚活女子と一度きりの男たち②

アラサー婚活女子と一度きりの男たち②

このあと何度も同じようなことを書く可能性が高いですが、
マッチングし、実際にお会いする人数が増えるにつれて、

どんな小さな違和感も無視してはいけない

ということを学びました。

その違和感は、大きくなることはあっても、
なくなることは決してありません。

その違和感を受け入れて
一緒にいることができるかどうか
よく見極めていかなければなりません。

わたしが受容できない違和感のなかに、
日本語

もっとみる
アラサー婚活女子と一度きりの男たち①

アラサー婚活女子と一度きりの男たち①

今回からは、一度はデートに至ったものの、ハマらなかった人たちのお話。
一度きり、というのは決して変な意味ではありません。

今回は高学歴な男性のお話です。

京大の院を修了している理系男子とマッチングしました。
《京大》さんと呼んでおきます。

何通かメッセージのやり取りをしてすぐ、お会いすることになりました。
それまで夜のデートは避けていましたが、
わたしの都合がつかず、やむなく夜のごはんのお約

もっとみる