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アラサー婚活女子の復讐計画

《ニフレル》で二度目の失敗をしたわたし。

あまりの仕打ちに腹が立ったので、
なんとか顔を合わせて一発殴ってやりたいという気持ちになりました。

Pairs上には見つけているので、
とりあえず別人のふりをしてマッチングしようと考えます。

わたしのプロフィールはまだ、
適当な花の写真に、基本情報しか書いていない、誰ともマッチングできないものでした。

まずは、withのときには書かなかった趣味などで自己紹介を埋めました。

そして、《ニフレル》がわたしと気付かずマッチングすることを狙って、
詐欺級メイクの練習を始めました。

詐欺級まではいかないまでも、
かなり綺麗にお化粧ができるようになった頃、
写真を撮って男友だちに見せたところ、
「この写真でマッチングアプリにいたらいいねするよ」と言われました。

別の友だちには「何のアプリで加工したんや??」と言われましたが、
普通のカメラで、特に加工はしていませんでした。

メイクが上手な親友にも褒められ、メイクに自信がついてきたので、
もう少し練習して、わたしだとわからないメイクができるようになったら、
アプリのプロフィール用の写真を撮ろう!
と意気込みます。

とはいえ、復讐だけのためにPairsに登録しているのももったいないので、
男性のプロフィールをたまに読んでみたり……

そしてあるとき、
とても気の合いそうなプロフィールに出会います。

こちらのプロフィールに設定された写真は「あじさい」のみ。
これではいいねを送ってもきっとマッチングできません。
しかし、まだメイクは詐欺級までのレベルに到達していないので、
プロフィール写真を設定するわけにはいきませんでした。

自己紹介文を少しだけ詳細に書き換えて、
顔写真は載せず、「顔写真はメッセージで」と追記。
趣味のダンスの後ろ姿だけ載せて、スタイルは悪くないことをアピール。
その人にいいねを送ってみることにしました。

顔写真なしでのマッチング率が低いことは経験済みなので、そんなに期待はしていなかったのですが、
あまり時間をおかずにマッチング成立の通知が届きました。

《ニフレル》とのマッチングに向け、メイクの練習は継続しつつ、
その人とメッセージのやりとりがスタートしました。

詐欺級メイクの完成が先か、
新たなお相手とのデートが決まるのが先か……
《ニフレル》のせいで始まったPairs第2期編、もう少し続きます。


⬇元凶・元彼《じわお》

⬇失敗談①《兵庫の鉄オタ》

⬇失敗談②《ニフレル》

⬇初体験シリーズ

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