マガジンのカバー画像

考えたこと

17
執筆日記やタメになるTV番組やイベント・ライブなどのコンテンツを見た感想を書き溜めております。
運営しているクリエイター

記事一覧

昭和50年男『テリー伊藤vs土屋敏男対談』観戦記 その2

昭和50年男『テリー伊藤vs土屋敏男対談』観戦記 その2

来たね!第2弾!
『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ キングダム』でハイラルに入り浸っていたので気がつくの遅くなりました^^;
早速いってみましょう

アバンすごくね?
「タレントいらないじゃん」
「タレントさんが面白いこと言うのは商売じゃん」
どひゃーでしょ?
●出演者はSNSのフォロワー数で判断
●企画はBUZZってる企画にまず乗っかる
これがヒットの法則の今、こんな事考えてる人が居たなんて訳わ

もっとみる
昭和50年男『テリー伊藤vs土屋敏男対談』観戦記 その1

昭和50年男『テリー伊藤vs土屋敏男対談』観戦記 その1

『昭和50年男』と『みんなのテレビの記憶』コラボ企画『テリー伊藤vs土屋敏男対談』の現場にお邪魔できたので観戦記を書いてみることに
語りだすと止まらないので短めにいきますっ!
(こちらに動画が公開されているので、構成はこれに合わせます)

R-1『元気が出るテレビのパワーの源はテレビ東京』

最初っからテリー伊藤の右ストレートが炸裂してますね。
普通「元気が出るテレビってどうやって始まったんですか

もっとみる
ドキュメンタリーとアートの融合 ~映画『サラリーマン』を見て

ドキュメンタリーとアートの融合 ~映画『サラリーマン』を見て

まずは衝撃的に良かったです
監督が写真家というアーティストなのだそうで
『ドキュメント映像監督は現実の傍観者でいられない」という命題に対して
「企業戦士たちが酔い潰れて路上で寝ている様子を死体と捉え、事件の現場検証のように彼らの姿を白線で囲う」というアプローチが我々に見せてくれるものが尖すぎる!

<以下、ネタバレありの感想文なのでご注意を!>
ですが、未見の方のお邪魔はしない程度に配慮しておりま

もっとみる
テレビ屋が、今改めて『ROCKY』を語る

テレビ屋が、今改めて『ROCKY』を語る

今ゆっくりゆっくり観ているAmazonprimeの『THIS IS US』のお父さんがいつもROCKYに励まされていたというセリフがあったので、早速『ROCKY』を見直すことにしました。

改めてしっかり観るとやっぱりすごい映画ですね。シンプルな技巧をちゃんと使っているなと思ったところを上げてみます

【最初っからエイドリアンに首ったけ】
記憶より最初っからロッキーはエイドリアンのこと大好きですね

もっとみる
はなれ瞽女おりん~全く知らなかった昭和史

はなれ瞽女おりん~全く知らなかった昭和史

ともかく出演者それぞれの存在感の凄さよ!

ある方のTwitterで『純愛物の決定版』という紹介を見てU-NEXTにあったので早速観てみました。
素晴らしいというか、価値ある映画ですね。

まず最初「瞽女」が読めなかったっす(T_T)
めくら芸能者の話(「めくら」が放送禁止用語であることは重々承知しておりますが、この映画に関して言えばそのワードを控えること自体が失礼なことのように感じるほど、頻発し

もっとみる
多分、最後の仕事が始まりました

多分、最後の仕事が始まりました

ふとこの仕事は制作過程を残していこうと思いました。
ある有名演出家と仕事をすることになりました。
発表出来るレベルで、この仕事に関しての全てを残していこうと思います。
今、初めてその演出家に会えて話をした時、言いすぎたかもしれないと後悔しています。
あまりに気合いが入りすぎたのかもしれません。
そのコンテンツを作り上げるには、あまりに障害がありすぎて、ひとりで考えている間に煮詰まりすぎたからだと思

もっとみる
『暗闇のマリア』書き終えて~小説とは人称である

『暗闇のマリア』書き終えて~小説とは人称である

『暗闇のマリア』を書き終えた!
情けないことに、書き切ったのはこれが初めて。
ま、めでたいってことで

で、最近ハマっている『鎌倉殿の13人』を第20回「帰ってきた義経」まで見返してふと思いました。
これまでドラマもバラエティも構成や編集ばかり気にして見ていました。
例えば、頼朝が義経の首桶に語りかけるシーンに、結果、2人の最後の会話となってしまう台詞、つまり義仲討伐のため出陣する義経に「お前の口

もっとみる
小島秀夫監督のインタビューを深掘りして考えてみた

小島秀夫監督のインタビューを深掘りして考えてみた

すんごいインタビューに出会ったので、深掘りして考えてみる事にした。

1,作家性について

2020年3月に行われたインタビューらしい。まずのっけから凄い。

本人が最初っからその話になったかどうかは定かでないが、「作家性」の大事な要素として「個人作業か集団作業かの違い」について触れている。もちろん個人で作りきれば、作家性あふれるものになるのは当たり前だが、映画やアニメ、ゲームのような集団制作の場

もっとみる
映画『光復』プレミア公開レポート

映画『光復』プレミア公開レポート

『商業映画ばかり作っていると、好きだった映画作りが嫌いになる自分に気づいて…』(映画『光復』パンフレットより)

PFFアワード2年連続入賞で華々しく商業映画界にデビューし数々のヒット映画を世に送り出した深川栄洋監督の最新作『光復』がプレミア公開された。

「ながのフィルムコミッション」の全面協力を得るとともに、キャストの約8割が長野県出身者、または在住者という映画が、長野で公開を行うという至極ま

もっとみる
笑えるものが書きたいけど…ということ

笑えるものが書きたいけど…ということ

本当はね、クスッと笑えるコメディが書きたいのです
しかし笑いの才能ないんだろうな
なかなか書けないんですよねえ、コメディ
どうしてもエログロになってしまいます
ギャグ入れたいんですけど

小説を書くということ

小説を書くということ

小説が書きたいんだわwwww

多分そんな夢を語ると
笑われる
そして自分も照れ笑い

しかし
テレビ屋の僕にとって
ロケハンも美術発注も
予算との突き合わせもナシに
場面を決められたり
物を持たせることが出来たり
回想シーンを入れられたりするのは
ある種の快感でもあります

もちろん演者の濡れ場も
自分だけで悩んで決められますwww

脚本にすると
ロケ場所とか、演者とか
制約が出て

もっとみる
『暗闇のマリア』第6話 誠はマリアを抱くべきか?抱かざるべきか?

『暗闇のマリア』第6話 誠はマリアを抱くべきか?抱かざるべきか?

『暗闇のマリア』第二幕
なぜか女郎に身を落としていたお米ならぬマリアに、激昂する丑松こと誠

果たして第6話
誠はマリア抱くべきか?抱かざるべきか?
非常に悩んでおります
歌舞伎には基本濡れ場はありません
男ばかりで演じているし
舞台だから絡みは合わないですよね
女形にしか出来ない艶というのもありますし
それこそが歌舞伎の魅力なので

でも文学や映像作品では、絡みは見せ場(読ませ場?)

そこには

もっとみる
Netflix『極悪女王』制作発表!かっこいー

Netflix『極悪女王』制作発表!かっこいー

やっぱこれこそがドラマだよなあ
エグゼクティブプロデューサーの言葉がカッコイよい

こういう複合的な今注目のテーマで
文章書きたいのでメモとして残しておこう
鈴木おさむって人の目線
「これを取り上げよう」ってセンス
すげーなあ

2023年配信か!楽しみだ

20190616文庫『蒲田行進曲』

父の日に家族に何もしてもらえないので小説『蒲田行進曲』読みました

ま、もう凄いの一言です。
どうやら舞台のあと書かれた小説なんですね
舞台は観てません。映画は10回以上観てます。

こういう構成か!もうキャラもぶっ飛んでるし、設定も常軌を逸してるし
こうでなきゃイカンよな、面白い話ってのは!

小説を書く練習を始めて「電波少年」や「現役テレビマン」という看板を何ふり構わず振りかざしても読まれない

もっとみる