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制作後記『お客様の顔が見える整備士になりたい』
起業を考え始めて初めての作品になりました これまでより少し 商品に寄せて撮ってみたという感じですね 被写体の吉永くんは本当に優しい ともすれば気弱そうな印象なのに 熱いハートといえば無難ですが 憤りや本当に整備士界を変えたいと 思っている人でした その事が事が伝わる動画を心がけました これこそボクが常に言っている バズを狙っていない動画です では『バズを狙っていない』ってことは 『宣伝効果がない」ということなのか? その答えを探す旅はもう少し続きます 今分かっているのは 「バズを狙うにはいくつかの方法がある もちろんそれが実行できる人はやれば良いし 効果も出るだろう。 でも…」 ということです
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制作後記『建築家僧侶』
今回まず素材見て愕然としました というか聞いてだな、音、音なんです。 収録中、えらくエコー効いてる部屋だなとは思ったんですが その場所にいると違和感はないんですよ 反対にお経がトランスのように心に沁みる感じ 帰宅して部屋で素材音聞いたら もう部屋鳴りがすごくて全く芯のない音 インタビューで音が駄目って gkbrgkbr もう頭を抱えてしまいました そこからは持ってるツールFULL稼働っすよ iZotopeのDe ecco!始動! ぐーーーーん カキーーーーン 今度はゾッとするほどソリッドな声 元のエコー素材とミックスだ! もちろんComp&Equalizerも稼働 探れ!ピークを! 山をずらして、幅を変えて… その結果がこの作品です 音の沼恐ろしっす 反省点はもう一つ もっと被写体をしっかり直に見るべきでしたね ついついモニターだけを凝視してしまっているのですが 所詮小さな小さなモニターなので 住職が汗だくなのに気がついてませんでした 途中、汗を拭っているときに「あっ」って だからインタビュー前半 だらだらに汗かいてるのに 後半、すっかり拭き取られてますからね やっぱワンオペは気にしなきゃいけないところがたくさんあります (やっぱ外部モニター買わなきゃいけないかなあ) 桑原住職はボクがテレビマンという意識が強かったからか 結構緊張されてました そこをこちらがなんとかしなきゃいけなかった そこも反省 それにしても寺・僧侶・仏像は画になりますね シリーズの幅を広げてくれた作品になりました お盆に自費でわざわざ来阪した価値があたっというものです お世話になりました(色々w) ありがとうございました
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制作後記『燗酒に魅入られた男』
渋谷の雑踏の中で最近考えます。 「僕に日本テレビの看板がなくなって、ここを通る人達にインタビューのお願いできるだろうか?聞いてくれるだろうか?」ということを まだ社員でいる今なら全然平気です。 首相官邸だってアポなしでカメラ回して飛び込んでたわけですから。 でも自分だけになって、日本テレビという看板がなくなって… この事をしっかり考えていかねばならないといつも自分に問いかけています。 そういう意味で今回の作品はなかなか面白い作品が撮れました。 多分、日本テレビの看板を背負っていったら 被写体の後ろであんなにガチャガチャ準備したりしないんじゃないかな? すんごい音してたから、撮影時「大丈夫かな?」と 心の底で心配してました。 もちろん開店前、しかも予約客の入る日の準備中に インタビューのお時間を頂いたわけですから 後ろで仕込み作業が行われるのは当たり前なのです。 お店の方にとって「お客さんが一番」なのですから。 でも日本テレビの番組で行くとなかなかそうはいきません。 欽ちゃん曰く「よそいきの顔」になっちゃう訳です。 テレビのために全てが止まったお店で撮影することになる訳です。 看板がない僕だから撮れたインタビュー作品となりました 被写体は付き合いがすでに50年になるんじゃないかという幼馴染で大親友 そんな空気と職人気質のお店の感じがあの音に現れていると思います。 自慢の作品が撮れました。 あと実は別アングルも撮っていたのですが 50歳を過ぎた男の顔があまりに良かったので正面の画で押しました。 シワも陰影も、下手くそなフォーカスフォローも なかなかの味になっているんじゃないかな?(フォーカスは下手なだけか…) 実は引きアングルのカメラはシャッター速度の設定を間違えて 波々の映像になってたのはこっそり猛反省してます。 あと4Kの設定のつもりがHDだった…まだまだ素人です 追記 よく考えるとタイトルおかしいんだよな 「燗酒に見入った」訳で「燗酒に魅入られた」わけじゃないんだよな ま、燗酒の方も奴を虜にしたってことで良しとするかw
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『バカモノ〜テレビマンが自腹で映画を撮る話』
ある日、同じ会社の若者が自費で 自主制作映像作品を撮っているという 話を知りました。 映像を作ることでお金を稼いで、 そのお金でまた映像作品を作るという 彼の行動が少し面白いと思い、 休暇を取ってその撮影の様子を 追いかけました。 僕らの時代にはあり得なかったことです。 でも「制作費自腹でも映画が撮りたい」 「経験が積みたい」 「テクニックが欲しい」と 思うのも当然だし、 今という時代なら出来るんだなあと 思いました。 ドキュメントとしては 監督と出演者の心の絆があまりに強く、 その何かに入り込む隙を捉えられない 悔しい作品となりました。 「なぜドラマを撮るのか」を 本当に理解していない僕には 撮りきれない題材でした。 またドラマ撮影の現場は 体力的にもついてゆけませんでした。 反省することはたくさんあります。 ポン・ジュノの撮影体制が 称賛されている今の時代 この撮り方はきっと 間違っているんだとも思います。 現場で先輩として何度も注意しました。 でもこんな『バカモノ』が身近にいたことが 嬉しかったという一面も 否定できませんでした。 だからボクもバカモノになって自費でドキュメントを撮ってみました 彼のチャレンジが事故なく 成功に向かって進むことを 心より祈念しています。 2023年7月30日上田映劇で 完成上映会があるそうです ご興味を持たれた方は 是非劇場へ足をお運びいただけると 嬉しいです
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