20190616文庫『蒲田行進曲』

父の日に家族に何もしてもらえないので小説『蒲田行進曲』読みました

ま、もう凄いの一言です。
どうやら舞台のあと書かれた小説なんですね
舞台は観てません。映画は10回以上観てます。

こういう構成か!もうキャラもぶっ飛んでるし、設定も常軌を逸してるし
こうでなきゃイカンよな、面白い話ってのは!

小説を書く練習を始めて「電波少年」や「現役テレビマン」という看板を何ふり構わず振りかざしても読まれない稚拙な作家志望としては、めっちゃ勉強になります。しかし、諦めちゃいかん。noteに発表するということは、世間という名のオーディションを受けているのだから、ともかく習作としてでも完成させなければ!こんな凄い本を読むと書く気なくなりますけど…

さて舞台化のあと書かれ、一つギミックが施されたこの小説。
最初、ヤス目線で描かれ、後に小夏目線に突如変更されます。
読み終わると、この方法しかないよなと言う素晴らしいギミック!

あまりの素晴らしさに一気に読んでしまおうと
風呂の中で文庫本を広げていたら9歳の息子に
「お風呂で本読んでたね」と突っ込まれました。
前日、水場に本を持ち込むなと注意した後だったので
立つ瀬がありませんでした