「昭和は一大UFOブームだった」とんでも広告その⑤UFO探知機
「僕の昭和スケッチ」イラストエッセイ184枚目
さて、今日は久々の昭和の怪しすぎ/とんでも通販広告です。
第5回「昭和は一大UFOブームだった」とんでも広告UFO探知機
UFO探索は人類の夢! 人類といって悪ければ、少なくとも男子の夢だ。
それは昭和の御代から今日まで変わらないロマンで、近年では米国防総省からも「UFO報告書」なるものが発表されている。
ロズウェル事件*がスタントン・フリードマン(シカゴ大卒/物理学者)によって発掘/暴露されたのは1970年代後半。1947年にロズウェルへ墜落したUFO回収の隠蔽を図った合衆国政府の極秘資料を暴露したフリードマンのこの文書は世界を震撼させた。衝撃はもちろん日本にも及び、昭和は正に一大UFOブームとなった。
『やはりUFOは地球に来ているのだ・・政府はそれを隠しているのだ?!』
フリードマンの証左は人々にそう思わせるに充分なものだった。
さて、本日のテーマ・・・
なんとその容易に発見できないUFOを探知すると銘打ったお手軽機器の広告が漫画雑誌などに堂々と載っていました。
UFO探知機です!
その広告画像をここに貼り付ければ一番分かりやすいのですが、著作権法に抵触しますのであいにくできません。
ちなみにどういう仕組みで探知するのかは不明(o^^o)💦
広告を見ると、「現在230台が全国で活躍中!!」とある。
この230台と言う数字をどう考えたら良いのだろう???
『え〜〜〜、たったの230台しか売れなかったの?』
と考えるか。
『う〜ん、230台も売れたのか・・・』
と考えるか?
悩ましいところだ(笑)
価格は9000円から19000円とある。
昭和は物価がどんどん上がっていく時代*なので難しいが、ちなみに昭和50年(1975年)頃と仮定すると、高卒(公務員)の初任給が66000円程、映画館が1000円。そう考えると、この探知機は結構高い。
なるほどUFO探知機だけのことはある(笑)
(性能の程は不明)
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