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5. 英語は結局どのように勉強したら良いか
これまで、大人になってからの英語学習について紹介してきました。私が過去10年にわたり行ってきた勉強法を紹介してきたので、これから英語の勉強を始めようという人にとっては食傷気味かもしれません。健康番組を見続けていると、そんなに健康食品ばかり紹介されても、結局何を食べれば良いのかと感じるでしょう。また、筋力トレーニングについて、ここもここもここも鍛えるべきと多くのトレーニング方法を教えられ過ぎると、「
もっとみる9. そもそも海外MBAには行くべきか
MBAをよく知らない方でも、MBAという言葉にはエリートっぽい語感があり、ポジティブな印象を持っている方が多いと思います。一方、自分が実際に海外MBAに行くべきかどうかとなると悩んでしまう方も多いでしょう。海外MBAは学校や為替などにより変動はありますが、2年間の学費で1千万円近くすることもざらです。本当にその金額を払う(または会社に払わせる)だけの価値があるのかどうかは留学前にはなかなか判断がつ
もっとみる8. 参考書の評価(MBA受験)
TOEFL、GMAT対策の本は数多く出版されているのですが、TOEFL、GMAT自体が「こうすれば必ず点数が伸びる」といった類のテストではなく、参考書の内容をマスターしたからといって必ずしもスコアが上がる訳ではありません。時間は限られているので、自分に合っていない参考書に時間を掛けて取り組むことは時間の無駄です。取捨選択をしながら、自分に合った参考書を見つけるのが良いでしょう。
(1)ETS公認
7. 予備校の評価(MBA受験)
TOEFLもGMATも予備校の費用は極めて高額です。パッケージの購入が求められるケースも多く、その場合、受講前に数十万円を支払わなければなりません。受験までにある程度時間がある場合は、パッケージでの購入が必要のない予備校(私の通った予備校ではYESやE4TG)からスタートし、自分の苦手部分を把握した上で、追加で通う予備校を考えれば良いでしょう。一方、時間がない場合は一旦パッケージを購入してしまい、
もっとみる6. 学校選び(MBA受験)
私の場合、受験準備開始から出願までが6ヶ月しかなかったため、School Visitをしたり、日本でAlumniと会ったりする時間はないと考えており、出願直前まで各スクールの情報集めはほとんどできていませんでした。今思うと恐ろしいのですが、カウンセラーのEdに何校か候補を挙げてもらい、その学校の情報をオフィシャルウェブサイトや在校生ブログなどで調べて、受験校を決定していました。TOEFLとGMAT
もっとみる5. Interview〜合格発表(MBA受験)
(1)Interview(面接)Interviewは選考の最終プロセスです。しかし、日本の就職活動のように面接によって全てが決まることはありません。TOEFL、GMATのスコアやEssayの内容などが総合的に評価されます。Kelloggのように出願者全員と面接するポリシーの学校を除けば、面接に呼ばれる時点で一定の評価をされていると考えて良いのですが、面接に呼ばれた受験生の合格確率(どれだけ面接で落
もっとみる4. Essayと推薦状(MBA受験)
(1)EssayどのMBAスクールでもEssayという論文の提出を求められます。質問内容や指定語数は学校ごとに異なりますが、「Why MBA?」「Why XXX(学校名)?」「What is your career goal?」など、典型的な質問も多くあります。Essayは選考プロセスにおける最重要項目であり、合否に与える影響が極めて大きいことから、通常エッセイカウンセラーというプロの専門家に添削
もっとみる3. GMAT(MBA受験)
GMATはMBA用の共通試験でMBA受験生の学力を測ることを目的としています。非英語圏の受験生のみが受験するTOEFLとは異なり、アメリカ人等ネイティブスピーカーも受験しています。英語力自体を測ることを目的とはしていませんが、当然解答には英語力が求められ、非ネイティブは大きなハンディキャップを負っています。
VerbalとQuantitativeで構成され、それぞれの合計点でスコアが決定します。
2. TOEFL iBT(MBA受験)
TOEFLは英語力を測るテストですが、日本人の苦手なSpeakingとWritingがあり、難易度はTOEICをはるかに上回ります。また、予備校やカウンセラーに相談にいくと、相談者の英語力の尺度としてTOEFLスコアを聞かれることが多く、スコアを持っていないと「とりあえずTOEFLを受けてきたら。」と一旦保留となってしまうことがあります。したがって、勉強してからなどと先延ばしにせず、可能なかぎり早
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