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美術展「核汚染にさらされる先住民族」に行ってきた🌍

アメリカのニューメキシコ州サンタフェに現代ネイティブアート美術館があります。
ここは、アメリカ先住民のアーティスト専門の美術館なのです。

先住民の現代美術を扱うミュージアムとしては全米最大です。
今年の夏、私たちはこの美術館に行ってきました!



そこで、特別展「核汚染にさらされる先住民族」というテーマの展示会が行われていたのです!

核爆発、核実験、核廃棄物、原発などの核汚染、ウラン鉱山などで世界各国の先住民の居住区が汚染されていることを告発するアートが展示されていました。


世界各地で核汚染が起こっており、先住民の人々が住む地域や土地が被害に遭っているのです。
東京の人々の電気のために福島が被害に遭うように、地方やマイノリティが皺寄せを食っているのでしょう。
それはまさに差別構造です。


ウラン鉱山のあるアメリカ


グリーンランド


カナダ



核実験で汚染されたビキニ環礁


オーストラリアは、アボリジニの住む地域が被害に遭っています。


美術展の中には、日本のアイヌ民族のアーティストの作品が展示されていました。


日本は広島、長崎に原爆が落とされ、ビキニ環礁で第五福竜丸が水爆実験で死の灰を浴び、さらに2011年3月11日の東日本大震災で原子力発電所の事故による放射能汚染も経験しました。
それらについての展示に加え、現在、核廃棄物処理施設をアイヌ居住区に作る計画がたてられており、それに抗議する作品もありました。




知らないことがたくさんありました。
核のゴミ(原発のゴミ)がアイヌの人々の地域に捨てられようとしてるなんて知らなかった!


しかも岸田首相は新たな原発を作ることまで考えています。


これは3.11の事故が起きてからの大きな方針転換であります。
このままでは日本はどうなってしまうのでしょうか……


今後ニュースをきちんと見ていかないといけませんね!🥺


執筆者、ゆこりん

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