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#9★「挑戦してみたから分かる」を娘たちに経験して欲しくて

昨日はバレンタインデーでしたね。

我が家では、バレンタイン前日に、小学6年生と4年生の娘たちが自分たちで調べておいたレシピを見ながら、一生懸命お菓子を作ってましたよ!

今年は、チョコチップクッキーとクランチショコラと生チョコの3種類。

今回私はなるべく手伝わず、「娘たちに任せて見守る」に徹しました

と、いっても、6時間授業の帰りに作るとなると、どうしても時間が限られてしまう。平日に作るとなると、宿題もあるからね。
帰ってきた時にすぐに作れるように材料の計量だけはしておきました。

それと、「クッキーを焼くためにオーブンを使う時だけはママに声かけてね」と伝えておきました。ただし、どうやって使っているのか、一緒に見て覚えてもらうことにしました。


お菓子作り当日。いつもよりも駆け足で帰宅した娘たち。

長女は、帰宅して手洗いうがいするとすぐにチョコチップクッキー作りにとりかかりました。

昨年もつくったことがあり、事前に作り方をシミュレーションしていたからか、とても手際よくあっという間に焼く工程まで仕上げていました。

(参考レシピはこちら★)

実は、チョコチップクッキーは長女が2歳から一緒に作っていたんです。

一緒に作るといっても、最初は「泡だて器をぐるぐるまわす」ところから始まり、少しずつ「小麦粉をふるう」や「ゴムベラでまぜる」等、彼女が行う作業を増やしていきました。

「砂糖は2~3回に分けて入れるんだよ。」とか、「小麦粉をまぜる時はこうやってななめにきるようにしてから、ボウルの周りの粉を巻き込むようにしてまぜるといいよ。」等のアドバイスも、毎回伝えていきました。

私自身も、幼い頃から母と一緒にお菓子づくりをしてきたので、きっとこうして声を掛けてもらっていたんだろうなぁと、おぼろげな記憶で思い出していました。

いきなり自分でやることも大切だけど、「お菓子作りって楽しい!また作りたい!」と思える環境を親が用意することもできると思うんです。

これは私自身が母にそうしてもらったのが良かったと思っていたからこそ、娘たちにも同じように思ってもらえたらいいなと考えていたのでしょうね。

「ママと一緒に作るの楽しい!」から、少しずつ「ママと一緒に」を無くしていって、「作るの楽しい!」になったらいいなと思っていたので、実際にそうなっていって嬉しいというのが正直な想いです。
(「ふっふっふ。作戦通りだぜ!」とひとりでニヤついたのはここだけの内緒ですよ?笑)


マイペースな次女が遅れていつも通り(いや、彼女の名誉のためにいつもよりは早かったんだけどね。いつもがとてもとてもゆっくりなのです。笑)帰宅する頃には、長女のクッキー生地づくりは焼きの工程直前になっていました。

ずいぶんと手際よくなったもんだ!!!

感心しながら眺めていたのですが、大変だったのはその後でした。

初挑戦したクランチショコラ作りにかかった時間は、なんとトータル4時間!

冷やす時間を抜いても2時間半はかかっていましたね。

ようやく出来上がった時には、
「はぁ~……。終わっっったぁぁぁあ!!!」
と、姉妹そろって、疲労困憊と達成感のまざった声をあげていました。

「YouTubeでは『30分で作れる簡単レシピ!』って言ってたのにぃ~!」
娘たちは口を尖らせて不満そうに言っていましたが、ちらっと私と目が合うと「まぁ、出来上がったからいっか!」と気持ちを切り替えていました。

ママに「だから言ったじゃん!」と言われたくなかったんだろうな。笑

というのもね、私はレシピを見た時に「これ絶対30分じゃ終わらないよ?ママだって2時間はかかるわ。」とすぐに率直な感想を娘たちに伝えてたんです。

「それでも作りたい!」という思いは変わらなかったようなので、

「分かった。ただ、ママは手伝わない。分からないことには答えるし、使えるものは使ってもらってかまわないから。」という条件を出しました。

正直なことを言うと、別のお菓子に変更させるか、手伝った方がずっと気が楽なんです。

まだ終わらないのかとやきもきすることもないし、早くにキッチンを片付けることが出来るし、寝る時間だってそんなに遅くならずにすむかもしれない。

ただ、「想像してみたよりもずっと時間がかかった。大変だった。難しかった。」という体験を奪いたくなかったんです。

挑戦してみたから分かることってあると思うんですよね。

実際に、娘たちは「作ってみたら意外と難しかった」「思うように出来なかった」「画像みたいに出来なくて悔しかった」という想いを体験することが出来ました。

しかもね、生チョコの部分がうまく成型できなかったことから、急遽冷やしていたチョコを丸めてココアパウダーを振って生チョコに変更していたんです。

うまくいかないことがあった時に、自分たちで別案を考えて実践してみる

素晴らしい体験が出来たなぁと私も思わず感動しました。

結果的に、娘たちは2種類のお菓子を作るはずが、3種類の美味しいお菓子を作り上げることになりました。

出来上がったお菓子たちはとっても美味しくて、娘たちも大満足でしたよ!

チョコチップクッキーめちゃくちゃ美味しかったどえす♡

そして、今回のお菓子づくりを通して成長できたのは娘たちだけではありません。母親である私自身も学びの多い機会となりました。

「娘たちが大変な思いをするだろう」という未来が予測出来ているとしても、手出し口出しせずに見守る。ただ、「大変だと思うよ。でもママは手伝わないよ。」と感じたことは最初に伝えておく

これはどちらも、今までの私にとっては苦手なことだったんです。

つい手伝いたくなるし、つい口出ししたくなっていた。何か思ったとしてもすぐには伝えないのに、後から「こうなると思ってたよ。」と言い出す。

そんなことをよくしていたなぁと、自分の子育てを振り返って思うんですよね。

ただ、ここ数年で自分の在り方を見直した時に、「こんな母親は嫌だな」と自分の言動を変えようと思ったんです。

そして、私自身も「挑戦してみたからこそ分かる」体験を積み重ねることで得られたことがたくさんあったので、こどもたちにもそういう体験をたくさんして欲しいなと感じるようになりました。

今回のお菓子作りでは、今までの自分だったら出来ていなかったことを実践させてもらったとも思っています。

親子ともども成長できた機会となったかな。なってたらいいな。

今度は材料の買い物から計量、そして片付けの洗い物まで、こどもたちで出来るようにしていきたいなと思います!

さて、今日はここまで!

明日は何を書こうかなぁ。お楽しみに!!

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