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#日記
日記(9/23〜29)
月曜日
履修登録にも才能みたいなものがあると思う。私は才能なしである。全休の日(全くもって授業がなく丸一日休みという羨ましい限りの日)を作れたことがない。かといってギチギチに時間割が詰まっているというわけでもなく、中途半端な空きコマがあちこちに発生している。
火曜日
Tさんがはるばる遊びにきてくれる。謎のホスピタリティが湧き上がってきてしまい変に気負って変なところを案内してしまいそうだったが
日記(9/16〜22)
月曜日
故郷に関する屈折した感情みたいなものは結局もとをただすと親族に関する感情なのかもしれないと思う。やさしさみたいなふんわりした言葉で絡め取られて動けなくなる。卒業したら戻ってくるんだろう、と言われて自分はすっとぼけて「いやわかんないっすね〜」と返すことができる境遇だが。選択肢があるだけ恵まれているかもしれないが、難儀なことである。
火曜日
近所の栗の木の実がいい感じだった。緑と茶色がグ
日記(8/26〜9/1)
月曜日
罪深いことであり、書くのも憚られることであるが、茶碗一杯分の炊き立てのほかほかご飯にバターをひとかけ乗せ、醤油をたらりとかけ、鰹節をどしどしのせ、それをかき混ぜたものを食した。罪深いことである。禁忌の味だった。
そういうものを夕飯に食べ、なんだかすごく高雅な背徳を味わって、このまま一日を終えるのは惜しいと思って夜更かしをしながらこの日記を書いた。しあわせ。
火曜日
そろそろ身の振り
日記(8/19〜8/25)
月曜
元気がでなくて散歩に行った。夕方なのに気温が下がりきっていなくて、夏の後半戦の空気のべたべた感が気持ち悪いし、田舎特有のやたら壮大な宗教画みたいな夕方の空(伝わるだろうか)が広がっていて、元気は目減りした。
火曜
この日をスーパー本読みまくりデーと決めて、ずっと本を読んでいた。本は緩やかに世界と自分を断絶してくれるような気がする。本がある一つの現実を映していることもあるけど、本に没頭
日記 (8/12〜8/18)
退屈だから久しぶりに日記を書く。
月曜日
夜、急にネプリを出したくなって、7月くらいに書いて放置していた詩を使うことにした。
この詩を書いているときに、「ここは改行というより改頁したいな」と思うところがあって、短い詩一編に数回の改頁でページを割ける媒体があまり思いつかなかった(個人の詩集とかだったらできそうだけど、しばらく詩集をつくる予定もない)のでやむなく改行していた。
夜11時になっ
日記:日常の邪悪とフランスパン
「頭いてえ~~」となったときは我慢するよりノーシンをキメてさっさと寝るほうが早いということに気づいた。頭痛がするとき、頭痛持ちの父親のしかめっ面がなぜか脳裏に浮かぶ。青白い顔をした父親が襖をあけてのしのしと頭の後ろのほうを歩き回っていて、それによって頭痛が引き起こされているような妄想をする。小学校一年生のときに担任の先生が「天邪鬼」という言葉を教えてくれたときになぜか真っ先に思い浮かんだのは自分
もっとみる日記 3/20~3/26
月曜日
頭が痛い。後頭部を左右からぎゅっと押されているような痛み。軽くストレッチして痛み止めを飲むと嘘のように痛みが消えた。ストレッチが効いたのか痛み止めが効いたのか分からない。
集中すると涎を垂らしてしまう。ほぼ無自覚で、涎が下に垂れてはじめてハッとする。横山大観の「無我」みたいな顔で涎を垂らしているらしい。コロナ禍ではマスクの着用で思うまま(?)涎を垂らしても誰にもバレなかったが昨今の状況では
日記 3/6〜3/12
月曜日
妙な夢を見た。「グラデーション」と名乗る男と旅をする夢だ。「俺の名前、実はグラデーションって言うんだよね」と言われたが、グラデーションがモタモタしているせいで飛行機に遅れそうになっていることばかりが気にかかり、夢の中ではさして彼の名前が気にならなかったが、目が覚めても「グラデーション」という名前が頭から離れない。名前というからには「山田グラデーション」なのかもしれないし、ミドルネームで「山