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私の考え方

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曲がりに曲がった価値観をそのまま書いた悪口みたいなもんです。自分の文章がなんとなく好きなものを集めました、そういうの大事。
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2018年10月の記事一覧

いいね。

いいね。

インスタグラム、ツイッター、
なんでもかんでもいいねがつく時代。

いいねのために出向いた先は
おしゃれなカフェやおしゃれな美術館。
はたまたおしゃれな雑貨屋さん。

映え、を意識した食べ物や雑貨、インテリアたち。

怖すぎるやろ。それだけである。

目的がなんなのかさっぱりわからない。

充実してるアピール?
それともおしゃれな人生ですアピール?

スマートフォン越しの世界に生きてる現代人。

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全て、に含まれる薄さ

全て、に含まれる薄さ

「つまらん。なんだこれ。」途中で小説を置いた。
これが3回続いたことがある。

作家さんには申し訳ない気持ちになるので優しく本を閉じる。

私には合わなかった、それだけだ。
私の薄っぺらい価値観でつまらんなんて思ってごめん、という気持ちだ。

私は活字が大好きだ。
何より日本語の並び方や漢字の使い方、固有名詞の選び方にわくわくする。

さて、そんなことはどうでもいい。

つまらん、と思った原因を探

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バンドマン

バンドマン

バンドマンと付き合ったことがある。
ライブに行き、物販の手伝いをし、
隠れてキスをした。
ライブ中に目があって笑いあった、

今考えるとバカみたいだ。
いや、バカだ。

彼はいつもこう言っていた。

「金欠マン」

そう、バンドマンは金欠である。
バンドマン改めて金欠マンらしい。

売れてないバンドマンに限るだろうが。

売れてないバンドマンはそこらじゅうに転がっている。

曲を作り、スタジオを借

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評論家気取り

評論家気取り

「あのバンドのパクリじゃん」
「コード進行が同じ」

YouTubeのコメント欄は
こんな言葉で溢れている。

匿名になると人は強くなる。
匿名は人の心を蝕む。

私の好きなバンドは
マイヘアのパクリだと散々言われた。

好きなジャンル、
ルーツがあって、憧れのバンドがいる。

それをパクリだと言われる夢追い人。

何も知らない一般人が
評論家を気取りだした。

SNSに溢れる似非評論家たちは

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買う、ということ

買う、ということ

無料が溢れる世、

このnoteも基本無料である。

無料、という言葉は魅力的だ。

「タダより安いものはない」

と、よく言ったものである。

無料が当たり前になったらどうなるだろう。
私は時々考える。

クリエイターは飯が食えなくなり、
カルチャーは死んでいく。
クリエイターも死んでいく。
日本は没落、くだらない国になる。

そう思う。

漫画も音楽も人の考えも絵も、
何もかもを無料で手に入れ

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にわか という括り

にわか という括り

何のファンにも
新参と古参がいる。

新参は“にわか”と言われることも多々あるが、
私はいつもこれに疑問を感じる。

「にわかってなんだよ」そうつっこみたい。

古参組には知識量やマイナーな事柄、持つグッズの数でマウントを取りたがる人が少なからずいる。

「は?お前そんなことも知らないのに好きとかいってんの?ウケる」「え?それが好きなの?ミーハーかよ(笑)」という態度を古参は取るのだ。

だいたい

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