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買う、ということ
無料が溢れる世、
このnoteも基本無料である。
無料、という言葉は魅力的だ。
「タダより安いものはない」
と、よく言ったものである。
無料が当たり前になったらどうなるだろう。
私は時々考える。
クリエイターは飯が食えなくなり、
カルチャーは死んでいく。
クリエイターも死んでいく。
日本は没落、くだらない国になる。
そう思う。
漫画も音楽も人の考えも絵も、
何もかもを無料で手に入れたがる日本人たち。
違法だとわかっていても
漫画村やmusicFMで、
誰かが人生の時間をかけて作り上げたものを
簡単にスマホに落とすのだ。
「みんな使ってるじゃん」
その言葉は恐ろしい。
“赤信号、みんなで渡れば怖くない”精神だ。
よく考えてみてほしい。
我々日本人は今、赤信号を渡っているということを。
突っ込んできた車に轢かれるのがオチだ。
みんな死ぬ。自殺である。
そうなることをまだ知らない。
音楽や漫画、絵、エッセイ、コラム、写真。
そこから得られるものは知識や教養、至福の時間。それを無料で手に入れようなど馬鹿げている。自慰行為である。
日本人が日本のカルチャーを殺す今、
「タダより安いものはない」
などとぬかすバカはまだいるだろうか。
『タダより高いものはない』
そう声を大にして言いたい。
知識や教養、至福の時間に見合う対価を払ってこそ、カルチャーは成長していくのだ。
ある種の投資だ、自分への投資、カルチャーへの投資。
自分の欲のために違法で落とすな、
自慰行為はやめろ、今すぐだ。
#カルチャー #文化 #写真 #日本人 #イラスト #エッセイ #コラム #呟き #音楽
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