非公式記録員 mmiyauchi

1970年代生まれ。プロ野球、MLBについて、観る側の視点で書きます。 MLB28球団…

非公式記録員 mmiyauchi

1970年代生まれ。プロ野球、MLBについて、観る側の視点で書きます。 MLB28球団のフランチャイズを巡礼。

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記事一覧

中日・高橋宏斗、防御率0.54で両リーグトップに

中日ドラゴンズの若きエース右腕、高橋宏斗が歴史的な快投を続けている。 高橋宏斗は8月6日、対DeNAベイスターズ戦に今季14度目の先発登板をすると、7回を投げ、被安打6、…

阪神・佐藤輝明、8試合連続複数安打

阪神タイガースの左の大砲、佐藤輝明が「ゾーン」に入った打撃を見せている。 佐藤輝明、8試合連続となる1試合複数安打 佐藤は8月6日、明治神宮野球場での対東京ヤクルト…

広島・大瀬良大地、100投球回超えで「防御率0点台」を維持

広島カープのエース右腕、大瀬良大地がマウンドで無双を続けている。 大瀬良は8月1日、マツダスタジアムで行われた対横浜DeNAベイスターズ戦に今季16度目となる先発登板す…

NPBオールスターゲームで「投手で代打」第1号:別所毅彦(巨人)

NPBの「マイナビオールスターゲーム2024」は大盛り上がりの2試合となった。 7月23日、エスコンフィールドHOKKAIDOで行われた第1戦、オールセントラルが5点リードの9回表、…

ソフトバンク・ヘルナンデス、「開幕から26イニング連続奪三振」のNPB新記録

福岡ソフトバンクホークスの左腕投手、ダーウィンゾン・ヘルナンデスが異次元の三振奪取を続けている。 ヘルナンデス、「開幕から26イニング連続奪三振」 7月17日、みず…

NPBで生涯「規定打席未達」でオールスターゲーム選出の野手たち

NPBが2024年7月23日・24日に開催する「マイナビオールスターゲーム2024」の出場選手がほぼ出揃った。 中でも注目は、パシフィック・リーグ外野手部門で監督推薦で選出され…

広島・森下暢仁、NPB史上20人目の「3者連続3球三振」

広島カープの先発右腕、森下暢仁が、先日の同僚の左腕投手、森浦大輔に続き、「究極の奪三振記録」を達成した。 7月2日、マツダスタジアムでの広島カープ対阪神タイガース…

ロッテ・岡大海、NPB新記録の「8試合連続二塁打」

千葉ロッテマリーンズの外野手・岡大海が、プロ入り11年目にして自身初の「日本新記録」を手にした。 6月30日、ZOZOマリンスタジアムでの対オリックス・バファローズ戦、…

広島・大瀬良大地、6月末時点で「防御率0点台」

広島カープの右腕・大瀬良大地が、抜群の安定感ある投球を続けている。 大瀬良大地、35回1/3連続無失点継続中でチーム史上2位 6月29日、東京ドームでの対読売ジャイアン…

広島・大瀬良大地、35回1/3連続無失点

広島カープの右腕・大瀬良大地が、登板中、敵チームのスコアボードに「ゼロ」を並べ続けている。 6月29日、東京ドームでの対読売ジャイアンツ戦に今季12試合目の先発登板…

ロッテ・益田直也、球団新記録の通算228セーブ

千葉ロッテマリーンズのリリーバー、益田直也がまた一つ勲章を手にした。 6月26日、ZOZOマリンスタジアムでの対東北楽天イーグルス戦、3点リードの9回表にマウンドに上が…

広島・森下暢仁、「マダックス&猛打賞」は「鉄腕」稲尾和久以来の快挙

広島東洋カープの森下暢仁が「投打二刀流」の才能をいかんなく発揮している。 森下暢仁、自身初の「マダックス」達成は「猛打賞」のおまけつき 6月25日、マツダスタジア…

オリックス・古田島成龍、デビューから22試合連続無失点

オリックス・バファローズの2023年ドラフト6位指名の新人投手、古田島成龍が、デビューから22試合連続無失点のNPB新人タイ記録をマークした。 古田島成龍は、6月23日、京…

西武・高橋光成、「開幕から8連敗」の原因は

埼玉西武ライオンズの高橋光成が藻掻き苦しんでいる。 6月23日、京セラドーム大阪での対オリックス・バファローズ戦に今季10度目の先発登板をしたが、3回、64球を投げて被…

埼玉西武ライオンズ、32イニング連続無得点

埼玉西武ライオンズが泥沼に嵌っている。 6月15日、6月16日の対横浜DeNAベイスターズ戦で2試合連続完封負けを食らったが、交流戦が明けて、リーグ戦が再開した6月21日、京…

2024年セ・パ交流戦を振り返る<セ・リーグ編>

NPBの2024年シーズンの「日本生命セ・パ交流戦」18試合が終了した。 歴史的な「投高打低」傾向で迎えた今季の交流戦であったが、交流戦でもその傾向は変わらなかったとい…

中日・高橋宏斗、防御率0.54で両リーグトップに

中日ドラゴンズの若きエース右腕、高橋宏斗が歴史的な快投を続けている。

高橋宏斗は8月6日、対DeNAベイスターズ戦に今季14度目の先発登板をすると、7回を投げ、被安打6、8奪三振、1失点(自責点1)に抑え、自身5連勝となる今季9勝目(1敗)を挙げた。

同時に、シーズン規定投球回数に達し、セ・リーグで防御率トップの大瀬良大地(広島東洋カープ)の0.85を抜き、1位に躍り出た。

高橋宏斗は今季、

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阪神・佐藤輝明、8試合連続複数安打

阪神タイガースの左の大砲、佐藤輝明が「ゾーン」に入った打撃を見せている。

佐藤輝明、8試合連続となる1試合複数安打

佐藤は8月6日、明治神宮野球場での対東京ヤクルトスワローズ戦、4番・サードで先発出場すると、初回の第1打席で、ヤクルト先発の右腕、ヤフーレからレフト前にタイムリー安打を放つと、3回の第2打席、ライトスタンドに叩き込み、自身初の3試合連続となる今季9号2ラン本塁打で、マルチ安打を記

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広島・大瀬良大地、100投球回超えで「防御率0点台」を維持

広島カープのエース右腕、大瀬良大地がマウンドで無双を続けている。

大瀬良は8月1日、マツダスタジアムで行われた対横浜DeNAベイスターズ戦に今季16度目となる先発登板すると、7回を投げ、被安打7、四球3、死球1と本調子ではなかったが、2度の満塁のピンチをしのぎ、1失点(自責点1)に抑えた。

試合は1対1のまま、大瀬良が降板したため、勝ち星はつかなかったが、広島が1点を勝ち越し、2対1で勝利を挙

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NPBオールスターゲームで「投手で代打」第1号:別所毅彦(巨人)

NPBの「マイナビオールスターゲーム2024」は大盛り上がりの2試合となった。

7月23日、エスコンフィールドHOKKAIDOで行われた第1戦、オールセントラルが5点リードの9回表、1死一塁の場面を迎えると、6番・指名打者、タイラー・オースティンに代わり、広島の左腕投手の床田寛樹が代打で起用された。
エスコンの場内はファンからのどよめきに包まれた。

左打席に入った床田はオールパシフィックで抑え

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ソフトバンク・ヘルナンデス、「開幕から26イニング連続奪三振」のNPB新記録

福岡ソフトバンクホークスの左腕投手、ダーウィンゾン・ヘルナンデスが異次元の三振奪取を続けている。

ヘルナンデス、「開幕から26イニング連続奪三振」

7月17日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクホークス対ロッテマリーンズ戦で、ソフトバンクが1点リードの8回に5番手としてヘルナンデスがリリーフ登板すると、先頭の髙部瑛斗を高めの直球で空振り三振に斬って取った。
これでヘルナンデスは

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NPBで生涯「規定打席未達」でオールスターゲーム選出の野手たち

NPBが2024年7月23日・24日に開催する「マイナビオールスターゲーム2024」の出場選手がほぼ出揃った。

中でも注目は、パシフィック・リーグ外野手部門で監督推薦で選出された、千葉ロッテマリーンズの岡大海である。

岡大海は明治大学から2013年ドラフト会議で日本ハムから3位指名を受け入団し、千葉ロッテへの移籍を経て、今季でプロ11年目である。
プロ10年での成績は770試合に出場、打率.2

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広島・森下暢仁、NPB史上20人目の「3者連続3球三振」

広島カープの先発右腕、森下暢仁が、先日の同僚の左腕投手、森浦大輔に続き、「究極の奪三振記録」を達成した。

7月2日、マツダスタジアムでの広島カープ対阪神タイガース戦、広島先発の森下暢仁は0-0で迎えた5回表、7番・梅野隆太郎、8番・小幡竜平、9番・才木浩人から、三者連続、しかも3球三振を奪い、NPB史上20人目となる「1イニング3者連続3球三振」の「イマキュレート(欠点のない)イニング」を達成し

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ロッテ・岡大海、NPB新記録の「8試合連続二塁打」

千葉ロッテマリーンズの外野手・岡大海が、プロ入り11年目にして自身初の「日本新記録」を手にした。

6月30日、ZOZOマリンスタジアムでの対オリックス・バファローズ戦、岡は「1番・センター」で先発出場し、ロッテが4-0の4点リードで迎えた7回1死一、三塁、第5打席目を迎えると、オリックス・才木海翔と対戦、初球のフォークを捉えると、ダメ押しとなるレフト線への2点タイムリー二塁打を放った。

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広島・大瀬良大地、6月末時点で「防御率0点台」

広島カープの右腕・大瀬良大地が、抜群の安定感ある投球を続けている。

大瀬良大地、35回1/3連続無失点継続中でチーム史上2位

6月29日、東京ドームでの対読売ジャイアンツ戦で、6回1/3を投げ、無失点に抑え、目下、チーム歴代2位となる35回1/3連続無失点を継続中である。

大瀬良大地は今季12試合に先発し、防御率0.80は両リーグトップ。
・6回以上・3失点以下の登板・・・9試合(8試合連続

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広島・大瀬良大地、35回1/3連続無失点

広島カープの右腕・大瀬良大地が、登板中、敵チームのスコアボードに「ゼロ」を並べ続けている。

6月29日、東京ドームでの対読売ジャイアンツ戦に今季12試合目の先発登板した大瀬良は5月31日、みずほPayPayドームでの対ソフトバンクホークス戦の1回に1失点(自責点はゼロ)して以降、6月7日、マツダスタジアムでの対千葉ロッテマリーンズ戦でのノーヒットノーラン達成を挟み、29イニング連続で無失点を継続

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ロッテ・益田直也、球団新記録の通算228セーブ

ロッテ・益田直也、球団新記録の通算228セーブ

千葉ロッテマリーンズのリリーバー、益田直也がまた一つ勲章を手にした。

6月26日、ZOZOマリンスタジアムでの対東北楽天イーグルス戦、3点リードの9回表にマウンドに上がり、わずか9球で三者凡退に抑え、今季通算10セーブ目を挙げた。
同時に、これが自身通算228セーブ目となり、千葉ロッテでは小林雅英が在籍時に記録した通算227セーブを抜き、球団最多記録を更新した。
(小林雅英はNPBで通算228セ

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広島・森下暢仁、「マダックス&猛打賞」は「鉄腕」稲尾和久以来の快挙

広島東洋カープの森下暢仁が「投打二刀流」の才能をいかんなく発揮している。

森下暢仁、自身初の「マダックス」達成は「猛打賞」のおまけつき

6月25日、マツダスタジアムでの対東京ヤクルトスワローズ戦で、今季10試合目の先発登板した森下は9回を投げ切り、被安打2、4奪三振、無四球、無失点に抑え、広島が3-0で勝利し、今季6勝目(3敗)を挙げた。
91球での完封勝利のため、自身初の「マダックス」達成と

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オリックス・古田島成龍、デビューから22試合連続無失点

オリックス・バファローズの2023年ドラフト6位指名の新人投手、古田島成龍が、デビューから22試合連続無失点のNPB新人タイ記録をマークした。

古田島成龍は、6月23日、京セラドーム大阪で行われた対埼玉西武ライオンズ戦、3点リードで迎えた8回表、2死走者なしから3番手としてマウンドに上がり、西武の代打・山野辺翔をピッチャーゴロに打ち取り、0点に抑えた。
古田島はそのまま、次の回はマウンドに上がら

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西武・高橋光成、「開幕から8連敗」の原因は

埼玉西武ライオンズの高橋光成が藻掻き苦しんでいる。
6月23日、京セラドーム大阪での対オリックス・バファローズ戦に今季10度目の先発登板をしたが、3回、64球を投げて被安打1、四死球5、2失点という内容でマウンドを降りた。
試合は1-4で西武が敗れ、高橋光成は今季、勝ち星なしの8敗となった。

高橋光成の今季10試合登板中の援護点は9点、7試合で援護点ゼロ

高橋光成は今季、10試合に登板、すべて

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埼玉西武ライオンズ、32イニング連続無得点

埼玉西武ライオンズが泥沼に嵌っている。

6月15日、6月16日の対横浜DeNAベイスターズ戦で2試合連続完封負けを食らったが、交流戦が明けて、リーグ戦が再開した6月21日、京セラドーム大阪での対オリックス・バファローズ戦で、0-2で敗れ、3試合連続完封負けとなった。

ライオンズの3試合連続完封負けは、チーム史上4度目。

①1964年の西鉄ライオンズ(中西太監督)
②1970年の西鉄ライオンズ

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2024年セ・パ交流戦を振り返る<セ・リーグ編>

NPBの2024年シーズンの「日本生命セ・パ交流戦」18試合が終了した。

歴史的な「投高打低」傾向で迎えた今季の交流戦であったが、交流戦でもその傾向は変わらなかったといえよう。
結果は、パシフィック・リーグの53勝、セントラル・リーグの52勝、3引分け。
優勝は、東北楽天ゴールデンイーグルスで、球団創設20年目にして初の交流戦優勝となった。

交流戦は、レギュラーシーズン公式戦143試合のうち、

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