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名無しの夏子さんの存在について
名無しの夏子さんという存在について、話したいと思う。
「名無しの夏子さん」「くねくねとした直線」「透明な木の板」「黄色い赤緑」
こういったものを言い表せられるのが、言葉の強さであり、また脆さでもあるだろう。それがどれだけ矛盾を含み、実存を許されないものだとしても、書き記し、言い切ることが出来る。
勿論それらの言葉に身は無く、実感は湧かないのだから、心無いものと言えるかもしれな
ノーミソにひっかかるた(13)
さ殺風景なサイダー
き木樹こもごも
(喬木灌木曲直交じりあう様)
ゆゆくりなく行く春
ノーミソにひっかかるた(10)
く苦しいクロール
(水の上を這う)
ややんごとなき守宮
ままったりマッシュルーム
*
イルカとまではいかないけれど、泳ぐことが出来て良かったなあと思う。
みんなのフォトギャラリーから、Blue Watersさんの画像を使わせていただいた。アドリアナ ヴァレジョンを思い出した。画集は持っているが、2007年の原美術館の展覧会を見れなかったのは残念だ。
ノーミソにひっかかるた(7)改訂
つつくりおきのつま先
ね寝鼠寝猫
(平和・安穏)
な名無しの夏子さん
*
初めに掲載した「つ」が少し理屈っぽく、読点があるのも気になるので、改訂します。こちらの方がよりノーミソにひっかかるのではないかと。