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10/3 しょんぼりの涙
私は仕事の人に心の中を覗かれることを一番恐れている。
一番本質的で素に近い部分に触れられたくないのだ。
いつもポーカーフェイスでいたい。能面を貼り付けたようにしていたい。
頭のダイヤルをカチカチと回しながら自分をコントロールしている。
外の世界で悲しくなったり、しょんぼりしたり、憤慨するなんて野蛮なこと、したくない。
下品だから。
家の中では何をしてもいい。私一人だけの空間なら何をしても自分を少し
ソーシャルディスタンス
大切な人にさわって愛情を確かめられない昨今。
みんなどうしているの。
声で、映像で、文字で、それらを電子機器にのせて確かめ合っているの?
多くの言葉よりも近い距離、とは言ったものですが今はそんな訳にもいかないからね。
大切だから側にいられない、さわれない、そんな日がくるなんて一体誰が予想したんだろう。
ディストピア感がすごいんじゃ。事実は小説より奇なり。
お互いを思い合うからこそ、距離を保って