ヒリヒリの11月、どうにかこうにかやり過ごす!何年たっても消えない呪縛。つれづれなる肌感(11/13~19)
11月13日 ちょっとしたケガ多め?
デスクのキャビネットが半開きになっていた(事情があり閉まらなくなっていたのだ)。右側へ動こうとしたところ、左足の脛を打撲。それも結構な勢いで。「骨折れた絶対、一歩も歩けないかも」星は飛んだし、ジンジンする究極の痛みも耐えがたい。半泣きだった。
30分位してから、恐る恐る足を見ると、すでに紫がかっていて、翌日を迎えるのが恐怖。とりあえず歩けたので、ほっとしている。何かと「詰んだ」という子に、いちいち詰むなとイラっとくる私だったが、今日こそ、私が詰んだ。
シナモンは“巡るスパイス”うれしい要素たっぷりで体の血液循環や美容にもアプローチしてくれる|大平美弥|スパイスライフアドバイザー
この記事は先週特にスキを集めた記事ですとのお知らせが届く。
子の「詰んだ」に共感できなかった自分が、実際の経験を通じて痛みを知る。時に、人の気持ちを本当に理解するには、同じような経験が必要なのかもしれない。その日、シナモンの記事が「特にスキを集めた記事」になったという嬉しい知らせも。人生、苦しみと喜びは表裏一体なのだと実感。
11月14日 スパイス教室卒業後の進路
今日は楽しみな約束。スパイス教室を卒業し5年が経過した生徒さんとのランチ。教室ではレッスンを終えたら有資格者の道を選ぶ方もいて、それぞれの活動が気にはなるが、卒業後何年も蜜にフォローを続けることは難しい。卒業後のスパイスとの関わり方を伺いつつ、相談にも乗る。
私の教室は最初6人同時に指導していたが、一人一人に向き合うため、次第に個人レッスンにシフトしていった。すでに卒業した生徒さんは100名を超える。人の話を伺うのは楽しい。「スパイスがある生活をずっと続けたいが学ぶ習慣から離れると忘れそうになるので、適宜思い出したい」と話す。
教えることは、実は相互の学び合い。「スパイスがある生活をずっと続けたい」という生徒さんの言葉から、知識を伝えることは終着点ではなく、むしろ新たな学びの出発点になることを再確認。教える側も、教えることで常に学んでいるのだと気付かされた。
11月15日 ヒリヒリする時期には
ママ友は少ない。「仕事してたらママ友とランチしてる時間も無いよね、そんなもんでしょう~」とも言われる。で、ママ友の数は指を折るのが大変な私が、久々ママ友に会うことになっていた。親はみな忙しい。学校行事で親の出番も多い学校に通わせる保護者にとって、秋は文化芸術でてんこもり。
教育のアドバイスもする私なので、「今年はどんな感じ?」と聞かれる。幼稚園、小学校受験のこと。幼稚園はもう大体白黒ついている時期だけれど、小学校はまだまだ。ここからもうひと山もふた山も登らなきゃならない時期で、家族のメンタル維持も鍵になってくる。
10月末から12月末まで、紺スーツの保護者、ポロシャツ男児、ワンピース女児、革靴の幼児を見ると、なんともヒリヒリする時期。悲喜こもごも。中学受験と違い、学力重視ではない入試。ただ、「努力は必ず実を結ぶが、準備なしの奇跡的な合格は期待できない。」は私の実感。
「今年から直接指導は辞めたの……」入学願書の書き方から添削、父母の面接対策など、学校別にカラーがあるから対応策を講じるのがこの界隈での常識となっており、保護者指導を3年続けていたが、「そろそろ現場の状況が見えにくくなったため引退!」今年は結果を祈る側に回った。実際、色んな意味で、選ばれる子供が変わってきている学校もある。
ある保護者から、「何年経ってもこの時期は辛い、あの思いをいつまで引きずるのか?」と問われたことがある。痛いほどに気持ちが分かる。そう、全員サクラサクという訳には行かない。しかも、あどけなさいっぱいの子供に合否をつける。親は我が子に何という事をしてしまったのかと後悔するパターンもある。
一つ言えるとしたら、子供達がそれぞれに進んだ道で花が咲く事を祈るのみ。まだまだ決断、勝負は何度とチャンスがあるから。
選抜という制度の中で見えてくるのは、必ずしも全員が望む結果を得られるわけではないという現実。でも、それぞれの道で花が咲くチャンスは何度でもある。一時の結果が、人生の全てを決めるわけではない。この気づきが、最も大切なメッセージかもしれない。
仕事上の絡みは一切ないけれど、互いに意見を言い合い、価値観を共有し合ってきた仲。
「スパイスのお仕事、詳しいことはわからないけどね。美弥さんの凄いなって思うこと!」を挙げてもらったら、どうしようもない幸福感につつまれた。幸せって予期せぬところからやってくる。
スパイスが身近になると視覚が研ぎ澄まされるの根拠はどこにあるのか?スパイス指導していくうえで生徒さんを通じて感じたことは
根拠があるものなのか?偶然なのか?
それをわかりやすく表現できるようになるためにも、
もっと視覚、特に身近な色彩を学ぶのは良さそうだと3年前から考察を始めているけれど、いい本に出合ったので、さっそくチェック。
どちらも、興味深い内容となっていて、
色に対する考え方を改められた。一つの方向性を見出した気がする。
11月16日 初!short story
初めて短編小説というものを出した。
そもそもエッセイと小説の違いすら説明できない私がnoteに書いてしまった。16日の夜に書いたら手が止まらなくなって、誰の目も通さずにアップさせてしまった。書いてて楽しかったという勢いもある。
元同僚の話を聞いて、なにか私に伝えられることってないだろうか?そんなことを感じたのだけれど、「一助になれば幸いです」というのも、だいぶ図々しい気がしている。
でこの、見切り発車の短編小説はカテゴリーに入れたいなと思い、マガジンを作った、いつかまた別な短編を書く日がくるかもしれない。
完璧を求めすぎると何も始められない。時には「見切り発車」も必要。失敗を恐れずに新しいことに挑戦する勇気が、思わぬ可能性を開いてくれないかな。
11月17日 りんごもぎ取り
朝から群馬。平日は4時台に起床し散歩からお弁当作り、家事をこなす毎日だけれど、朝から出発。群馬県まで行ってきた。
行先はリンゴ園。果実のもぎ取りが大好きな我が家は、旬の果物を取りに出かける。今年もいろんな収穫をした。さくらんぼ、ももは特に興奮度が高い。たくさん食べたいならみかん。ブドウは思ったより味普通というコメントしがたいことも起きる。買った方が良いという結論に至ることもあるけれど、体験が大切だから。どういう風に実を付けるのか、自然の仕組みなどを学ぶ機会がそこにはある。果実のもぎ取りは単なる収穫体験ではなく、自然の仕組みを学ぶ機会。「いろんな種類を育てるのは受粉の問題が解決できるから。交配させることが必要なのよ」という農園の方の言葉に、深い学びがあった。
多様性は自然界の基本原理。一つの種類だけでは実を結ばないリンゴの木から、人生における多様性の重要性を学ぶ。違いがあるからこそ、新しい価値が生まれる。
11月18日 すっきりしないままに課題山積
昨晩片頭痛に悩まされとりあえず寝たのだけれど、朝もすっきり度合いはイマイチ。天気の影響もありそうだけど、そうも言ってられない。とりあえず家を出る。考えたいことはいくらでもあるのだけれど、いつもまとまらず、小間切れなのが気になっていて、提出期限は迫るし、やると言ったことが手つかず。ここは慌てるなかれ。1週間やそこら、スケジューリングが上手く行かないことぐらいあるさ!とオフィスで仕事に集中する。
片頭痛に悩まされながらも、慌てず騒がず前に進む。
11月19日 何からなにまで目が鱗で笑い話にお茶吹き出す
通院、先輩とランチの予定が入っていて、気がかりな未完成の提出物に後ろ髪惹かれながら家を出る。ひと度家を出たら、やり残しは気にしないと決めている。今日はランチしながら先輩に色々と教えてもらう。前を歩く人の話は何からなにまで目が鱗。笑い話にお茶を吹き出した。そうだ数日前は別のランチにてコーヒーを吹き出したんだった。よく吹くな。後始末で相手に詫びる。
予定を入れる事で忙殺される日常だけれど、課題の他にもブログを書いたりXの発信をしたり。これらは辞めないようにしている。辞めてしまったら糸が切れてしまいそうな。そんな恐怖があるから。
人生は、予期せぬ痛みや失敗、喜びや発見の連続。それらは全て、私たちを成長させる糧に。完璧を求めすぎず、時には思い切った決断も必要。そして何より、日々の小さな気づきを大切にすること!
ちょっとしたことでも豊かな人生を作り出すのかもしれない。
今週のstand.fm
相変わらずですが、余談長めにスタートする日もありました。