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あぁ、とうもろこしのこと好きだったんだな


2024年7月30日(火)

とうもろこしを食べる。
美味しい。
でも、30年以上生きてきても、相変わらずとうもろこしは食べられる実の部分に比べて食べられない茎の部分の割合が大き過ぎるし、実の部分は実の部分で歯につまりまくる。
めちゃくちゃ適当なことを言うが、とうもろこしのソフト面(味)は改善されたけれども、ハード面(可食部、皮の硬さ)はほとんど変わっていない気がする。
どうにかしてくれよ。
いやでも、なんでも快適になれば良い訳ではないのかもしれない。
トマトは青臭くなくなり、ミカンは酸っぱくなくなり、スーパーで売っている野菜や果物はどれもこれも生ぬるくなっている。
以前から、こんなことで良いのか?という疑問は感じている。
そんな中、一貫して厳しいフィジカルの戦いを挑んでくるとうもろこしは、青果界の長老、仙人、生き字引なのかもしれない。
とうもろこしは、とうもろこしのままで良いんだよ。

ちなみにまた大阪の話をするが、とうもろこしのことは「なんば」と呼ぶ方言があった(街の「難波」とはアクセントが違う)。
調べてみると、愛知や中国地方でも同じく「なんば」(あるいは「なんばん」)と呼ぶらしい(https://tenki.jp/suppl/romisan/2019/07/11/29244.html )。
北海道出身の人は「とうきび」と呼んでいたし、東京のスーパーでも「とうきび」と書いて売っていることがある。
「とうきみ」とも呼ぶみたいで、他にも東北、中部地方、四国などで幅広く使われているみたい。
他にも、宮城、福島、茨城、栃木などでは「とうみぎ」や「とうむぎ」と呼ぶらしい。

どんな食べ方をしても美味しいけど、僕はとうもろこしご飯が好きかな。
これは母親直伝のメニュー。
生のとうもろこしの実と昆布を入れて炊飯器で炊くだけ。
お塩はお好みで。
おにぎりにしても美味しいよ。

あぁ、来年の夏はとうもろこしを育てよう。
楽しみやな。

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