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2024年1月の記事一覧

「二つの奇跡」

「二つの奇跡」

生まれてきた事が
奇跡なんだって
おばあちゃんが教えてくれた

一人で歩いてるわけじゃない
いつも誰かがどこかで
思ってくれている

たった一度会ったあの娘は
僕のハートを奪ったまま
バスに乗り込んだ

出会ったあの瞬間は
まさに奇跡なんだね
僕は今、二つの奇跡を
手にしてる。

✴︎✴︎✴︎

X投稿 #詩 #poetry #lyric

題名 「寒晴の刻」

題名 「寒晴の刻」

身が引き締まるような
厳寒に覆われて
全身へ伝わってくる
凍えるような季節は
肌に痛みを
感じるほどの大寒。
歩くたびに
白い息が空を舞い
進んでいくごとに
この身体は少しずつ
感覚を忘れていく。
両手へ吐き出す深い息と
そのまま見上げた空に
冬の真ん中へ立つ自分が
この場で一人佇む。
見渡す彼方には
オレンジ色の朝焼けが
ゆっくりと
起き上がるように
この空へ昇ろうとしていく。
寒き冬へ訪れた陽

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五行歌『残っているもの』

五行歌『残っているもの』

会いたくて会いたくて
会うための理由を探しても
別れた理由しか残ってなくて
ただ ただ
涙がこぼれるの

✴︎✴︎✴︎
#詩 #poetry #lyric

【詩】雲の音楽家

【詩】雲の音楽家

雲には音楽家が住んでいる

太陽の光が通るとき
音楽家たちは祝福の鐘を鳴らす

カランコロン
カランコロン

色とりどりの鐘の音が
風にのって空に広がる

光は喜びをいだいて
地上に降りてくる

ふと見上げた空に
虹色の雲が見えるのは

祝福の鐘の音が
遠くで聞こえたから

~*~* Twitterの詩より

【詩】理由

【詩】理由

長い長いトンネルを抜け
ボクはこの世に
やって来ました

長い長い時間をこえて
ボクは人に
生まれました

理由も意味も忘れました

ただ
約束した気がするのです

いつかどこかで
出会ったキミに

また会おうねって

~*~* Twitterの詩より
お題: #言葉の添え木

『傾く椅子』ー詩ー

『傾く椅子』ー詩ー

少しのプライドが
人に頼ることに
目隠しをする

時には後悔という橋を
長い歳月をかけて
渡り歩くこともある

私が赤子のように
安心して居られる場所は
あなたが作ってくれた
背もたれのある木の椅子

脚の長さはまちまちで
振り子時計のような面持ちで
右へ左へリズミカルに傾く

それでもきっと
私の人生の
傾き加減よりはましで

思い出は
私にだけ見える短編映画
何度も見返しながら
私は右に傾いた

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どれも正解

どれも正解

幸せになりたい…
と誰もが思っていると思います。

幸せになるために…
上手くやりたい・成功したいとも。

そして…
そのために一生懸命取り組みますし
時には周りの人に協力してもらいながら
進めていくのではないかと思います。

自分が目指したことや選択し決めたこと…
時間がかかっても
石にかじりついても
何としても成功したい
と思い取り組むことも大切です。

そして…
そのことを成功に導く

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939.人生をあか~る~く、楽しく生きる方法。

939.人生をあか~る~く、楽しく生きる方法。

How to live your life brightly and happily.【お馬鹿なcoucouさんの逆さま論120】

1.86番目の100の心の言葉.86th 100 heart
今朝も、
This morning too,

無事に目覚めた。
I woke up safely.

今朝も、
This morning too,

息ができた。
I could breathe.

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『なぜだろう』ー詩ー

『なぜだろう』ー詩ー

なぜだろう

半年前によく来たカフェ
必ず頼むレモネード
待ちくたびれた時は
チョコ多めのワッフルを頼む

風に押されるように
あなたのアパートへ向かう
見慣れた景色は
心が悲しむと違って見える
バカだなって気づくのに
1分とかからない

なぜだろう
また来てしまう
忘れたいはずの
場所なのに

✴︎✴︎✴︎

X投稿 #詩 #poetry #lyric

『夜を研いだ』ー詩ー

『夜を研いだ』ー詩ー

歩くたびに
傷を残し
風さえも
裂きながら

夜を研いだ

黒く淀んだ
必要なき感情は
静まり返り
土の下へ
下へ

浸む

朝よ来るなと
叫ぶ声に
小さな穴を
複数開け
如雨露(じょうろ)のように
水沫(すいまつ)をとばす

声のタネが
いつか
咲くことを
願いながら

✴︎✴︎✴︎
#詩 #poetry #lyric

題名 「ある雪の日」

題名 「ある雪の日」

辺りに静けさが
広がっていく。
音のない気配と
気づかぬうちに
降り積もる雪。
見渡す景色は白く染まり
辺りは冬一色に包まれる。
頬杖をつき見つめた空は
真っ白な空間の中へ。
氷の結晶が
透明な輝きを帯び
雪に包まれた幻想世界。
離れない視線と
惹き込まれていく心は
静かに時を止め
しばしこの場へ身を寄せる。
冬の使いが空を漂い
舞い落ちる白雪は
深くこの地へ浸透していく。
このまま続きを見に行こ

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題名 「昇りゆく太陽」

題名 「昇りゆく太陽」

時が流れていく限り
明けない夜はない。
いくら心を止めても
人が持つ感情とは裏腹に
波を打たぬまま
静寂な朝焼けは
真っ直ぐ今日へと向かう。
それはとても眩しく
背を向けたくなり
背を押されていく。
穏やかな朝の刻は
自分の懐へ
緩やかに刺激を与える。
始まりを告げ
失くしたままでいいから
今を歩けと
太陽の光は降り注ぐ。
見上げた空に手をかざし
隙間から覗いた暖かさに
救われる自分がここに居る。

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『きせつ』ー詩ー

『きせつ』ー詩ー

綺麗に咲いた花にも
目を向けないあなたは
なぜ星ばかり数えているの

季節ごとに終わり
季節ごとにまた会える

真っ直ぐ何かを信じても
雨は降り、雪は積もる

歓声があがる校舎の
屋根を夕陽が照らす
ひとつのびた影は
孤独を知っている

✴︎✴︎✴︎

X投稿 #詩 #poetry #lyric

地図

地図

まるで地図のようだ
木の枝は

生きぬいた証

きみが歩いてきた道は
きみしか知らない

きみが歩いてゆく道も
きみしか知らない

きみが手書きするのだ
きみの地図を

きみが歩いてゆく道ならばすべてきみが決められる

沿道に咲く花なら
きみが求めると必ず咲く

きみを応援するように必ず咲く

すべてはきみが決めるのだ
その手で地図を描け

生きぬいた木が
その手で書いた地図のようだ