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アレコレ楽書きessay

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はてなブログのつぶやきエッセイを転載。イラストエッセイには書かないこぼれ話あれこれ。
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2022年8月の記事一覧

好きなものは好き、宝探しが好き

好きなものは好き、宝探しが好き

リサイクルショップや
古着屋さんで
宝探しをするのが好き。

ガラクタの中で
ひときわ光ってる物を
探しだして整えて
自分仕様にすることに
わくわくする。

新しい物だって
嫌いじゃないし
最初からすっきりと
使えるのは嬉しい。

でも私の本性が
よりうずくのは
この手でよりよい状態に
戻してあげるとき。

その過程が好き。

ここをこうして
こんなふうにすれば
また活躍できるよね?
家に来る?

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家族がいるとき家は泣く場所ではなかった

家族がいるとき家は泣く場所ではなかった

幼い頃に親が放つ
「コトバ」は意外に
深いところで堤防をつくる。

それは我が子を守ることもあるし
人生の扉を閉ざす鍵にもなる。

自力で生命を繋ぐことが
まだ難しい段階で
自分の命の要な部分を
任せるしかない存在。

それが親。
または親にあたる人。

幼い私が泣いているとき
「泣くな」と母が言った。
理由は覚えていない。

泣きたくても泣けない彼女は
たぶん理不尽なことで
わんわん泣いている我

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物が壊れたりなくなったりするタイミングと人生の縮図

物が壊れたりなくなったりするタイミングと人生の縮図

毎日のように使っていた
ガラスの小皿が割れた。

「人生の節目のまえぶれ」

が絶妙なタイミングで
訪れることを
何度も体感しているので
今回はすぐに小皿を処分した。

父からもらった指輪を
イタリアの街でなくしたときは
すぐにあきらめがつかなくて
歩いた道を逆に歩いて探した。

愛用していたマグカップに
ピシッと割れ目ができたとき
すぐには処分できなくて
箸を立てる容器として使った。

使える限

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夏休みを満喫したご褒美は電子ピアノとアトリエの作業机

夏休みを満喫したご褒美は電子ピアノとアトリエの作業机

初夏か夏休みにできることならば
いったん日本へ行きたかった。
これは人間脳の私の考え。

フライトキャンセルで
直行便の予約がなくなったとき
そういう流れなんだなと
腑に落ちたので抗わなかった。

じゃあいいや。
やりたいこともあるし
いきあたりばったりの
夏休みも悪くない。

職場の休みが始まる直前に
なんとなく身体のデトックスを
はじめてみたら
ものすごい発疹が
たくさん出てびっくりした。

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