見出し画像

クリフトンストレングス・テスト(ストレングスファインダー)を受けてみた③


こんにちは、ライターの矢島美穂です。

自分のことをもっと理解したくて、「クリフトンストレングス・テスト」を受けたお話を①~②にてお送りしています。

あくまでも私個人の結果&解釈ですので、どこまで参考になるのかは「???」と若干不安ではありますが・・・考察を深めるのに行き詰っている方や、「実際受けてみて収穫はあるの?」という方のご参考になるなら幸いです。


▼①~②の投稿はこちら

①では、
・テストの概要
・私の受検動機
・私の資質TOP5
を気づきなどと共にご紹介しました。

そして②では、「私の資質TOP5」だった
1.収集心 (戦略的思考力)
2.達成欲 (実行力)
3.社交性 (影響力)
4.活発性 (影響力)
5.最上志向(影響力)
のうち、「収集心、社交性、活発性」について分析・考察しました。

③となる今回は、残る2資質の「達成欲(実行力)」と「最上志向(影響力)」を中心に考えていきたいと思います。


画像1

●《2位》達成欲 (実行力)

私は目標設定自体にとても苦手意識があるので、「達成」もなにも、目指すところが何もないのに!というのが第一印象だったのですが、中身を見ていくと少しニュアンスが違いました。

私のレポートにはこんな記述が。

・誰よりも多くの仕事を長時間続ける特徴
・本能的に、人々を元気づける取り組みを継続的に行っている
・語彙力の強化に向けて努力してきたよう。特定の人たちは、あなたの使う複雑な言い回しを聞いて、あなたが支配的な立場にいる人だと思い込むかも。
生まれつきの強さやエネルギー、パワーは、一生懸命に物事を成し遂げるモチベーションになる

この表現なら超納得です。

「美穂さんの1日は、私の4日分くらいだわ・・・」
「私が3人いても足りない・・・」
とよく言われるタイプで、だからといってすごく頑張っているつもりはない。

また、単なるエネルギッシュではなく、こんな一面もあるようです。
(ギャラップ社認定コーチの方のブログより・・・)

生産性の高さ
https://heart-lab.jp/blog/971/
やりっぱなしということをせず、必ず一つひとつを完了させる
https://heart-lab.jp/blog/971/

活動量×生産性×やりきる
これがキーワードのよう。
ただし、自覚している一つに「詰めの甘さ」があります。
結果に基づいて改めて考えてみると、「活発性」が興味を移ろわせることで「とことんやりきる」より「とりあえず終わらせる」という一面があるのかな、という印象。


●《5位》最上志向(影響力)

これについても、そもそも目標自体をかかげにくい人間なので、なんの最上を目指すのか?と、結果を目にして疑問に思ったのですが、例えばこういった解釈のようですね。

何事に対してもより良くより良くと、上を目指し向上させる資質
https://heart-lab.jp/blog/1067/
現状維持というのは、後退しているのと変わりない
https://heart-lab.jp/blog/1067/
比較的好き嫌いがはっきりしている資質でもあります。
物事に対しては無駄が嫌いで無駄なことはしたくないというのがあるし、人に対してであれば優秀で、できる人に惹かれる
https://heart-lab.jp/blog/1067/

これも、至極納得。
なんとなく進歩しないといけないという意識があります。

ちなみに・・・

他の資質との組み合わせを考える際は、他の資質を磨き、尖らせる資質
https://heart-lab.jp/blog/1067/

ともいえるのだとか。
なるほど、「目標」のその先へ、という最上のイメージでしたが、他の資質を磨く資質と言われると、捉え方が変わります。
そして、この「最上志向」を持っていることが、強みを際立たせる一つの武器になりえると思えば心強い!

ちなみに、私のレポートにはこんな風に書かれていたのですが…

・生まれながらにして、あなたは、 ときどき、あなたの業績を認め、称賛し、評価する人たちと時間を過ごすことを選択します。 あなたができることを理解している人たちと仲間になることを好むこともあるでしょう。 自分を支持してくれる人たちに囲まれると、成長するはずです。

普段から、直接的に応援してくれるわけではなくても、自分の事情や状態を知ってくれている人がいることで大きな安心感と力を得る自分を感じていました。
どんどん結びついていく・・・。

┠ 達成欲×最上志向

さて。
この2つに関して書かれたアドバイスについて、少し気になることがありました。

《達成欲》
・数分でも時間を取ってひとつひとつの成功を喜びましょう

《最上志向》
• 成功から学びましょう。強みを活かすことがいかに成功につながるか、それを理解すればするほど人生により多くの成功をもたらすことができるでしょう。
• ときには、「十分良い」が適正かつ適切であることを受け入れなければなりません。 

達成欲(パワフルに動き続ける)×最上志向(もっとよいものをもとめる)ゆえに、一つ一つの成果を認めてあげられない自分。
とても心当たりがあります・・・。

振り返らず、とにかく進む。
それが一番スピードが速いと思っていたから。
けれど、「成功を喜ぶ」「成功から学ぶ」ために足を止めるのが、実は自身の強みを確かなものへと固めていくのに必要な行為だったんですね。

「振り返り」というと、反省点をあげるイメージですが、どうやら私の場合はまず成功したことをじっくり味わったうえで、「何がよかったか」「自分が何を発揮し、何を得たか」など、ポジティブ面に注目していくとよさそうです。

▶いますぐできるアクション

さて、前回含めて、5資質を見ていくと、アドバイスを読むうちに今すぐできそうなことが見つかりました。

本や記事を読む時間をスケジュールに入れてください(収集心)
TO DOリストには、仕事以外の課題や責務も必ず盛り込みましょう(達成欲)
・自分の強みに集中しましょう。最大限に伸ばしたい才能を毎月1つ選び、それを伸ばすために投資します。スキルを磨きましょう。新しい知識を得ましょう。練習しましょう。専門性を高めるまで努力し続けます。 (最上志向)
• 自分の強みを仕事以外でも使う計画を立てましょう。その才能があなたの人生に課された役割とどう関係しているのか、どう家族やコミュニティの訳に立つのか考えるのです。(最上志向) 

つまりは、「やるべきことや仕事以外の時間を確実に取ることが私を伸ばす」ということ。
直接仕事に直結しないことでも、興味を持ったことには一度どっぷりつかってみる(躊躇しなくてOK)。そのための時間を予め確保する。
暮らしやプライベートで、自分の強みを活かすことを意識する。
それが結局は私自身を私たらしめることになる。

この過ごし方、想像するだけで、とても心地いい。
それに既に気づいている私・・・。
つまりそれが私がもつ原石の磨き方であり、ラクに「強み」や「自分らしさを発揮する」ことへとつながっていくのだということなのでしょうね。

▶気を付けなくてはいけないこと

さて、この分析も終盤。
ここに至るまで、私、いつ書こうか、どうまとめようかと思っていたことがありました。

それは・・・他人に配慮すべきこと。

ここまで出てきた資質に関して書かれていた言葉やアドバイスなどから以下抜粋すると・・・

誰もが自分自身に厳しいわけでも、あなたほど仕事に駆り立てられるわけでもないことを、覚えておきましょう
・ あなたの人を急いで行動に移させるエネルギーに相手は圧倒されてしまい、無理強いされていると感じさせる可能性があります。
・あなたは、自分をさらけ出して他人をあまりに簡単に信じる傾向があります。そのため、引っ込み思案な人は関係を深めることをためらう可能性があります。
周囲の人に情報やリソースを与えすぎて、彼らに負荷をかけ、圧倒する傾向

これね・・・めちゃめちゃ自覚があります。
自分がいいと思ったものをどっさり、すかさず、圧をかけて渡しがち。
ウザい・・・!!!

いや、知ってはいたけれど、ここまでアクの強さが前面に出た結果を夫に報告したところ、「え、今頃気づいたの?」と言われましたが。
(ちなみに、夫のテスト結果を見ると、「丁寧なコミュニケーションで個性の異なる人間をまとめ、言葉で意見を調整していく」のに長けているようで、だからこのアクの強い妻と生活できているのか・・・と納得した次第)

最近は自覚もしていたので自重するようにはしていましたが、心に深く深く刻んで心がけるようにします。(でも過剰になりがちだと思うので、リアルなやり取りのある方は、遠慮なく指摘してください・・・)


▶最後に・・・

いや~非常に長い個人的な分析にお付き合いいただき、どうもありがとうございました!

前回の分析の途中で、自分のことが言語化でき少しずつ楽になる中で、私はこんなことを書きました。

これまで実は人目を気にして手を出さなかったような仕事も、基準を自分の手に握り直して自信と誇りをもって選べそうな予感もしています。

そして実際に、この③を書く前まで、何となく躊躇していた仕事に、それまでの葛藤とは距離を置いて軽やかに応募することができました。

いや、もちろん結果はわかりませんが・・・この行為を起こせたという時点で、既に6000円、元を取った気分。(笑)

心理学やキャリアコンサルティングに精通している知人は、「こういう類のテストは“ありたい自分”や”あるべき自分”が反映されるから・・・」とも言っていましたが、もしそのバイアスがあったとしても、自分を受け入れ、許し、そして自分軸で歩み始めることができた、という小さな変化が起きた気がします。

結果を鵜呑みにする、これのみに頼るという人には向いていないと思いますが(そして分析が億劫な人も、お金がもったいないと思う)・・・
自分を整理して説明をつけるための道しるべやアドバイスとして傍らにおける人にはオススメ。
また、これまでいろいろ自分で考えたけれどどうしても悶々としたトンネルから抜けられない人にとっても、こんがらがった糸の端っこをギュッとつまんでほどくためのスタートになるのではないかな?と思います!


#ライター
#キャリア
#ポジティブ
#仕事術
#自己分析
#マインド
#やりたいこと
#アラフォー
#webライター
#目標設定
#1日1エッセイ
#40代
#自己理解
#1日1note
#ポジティブ思考
#強み
#ストレングスファインダー
#キャリアデザイン
#キャリアアップ
#40代の挑戦
#長所
#40歳からの人生をデザインする
#自分の機嫌は自分でとる
#ポジティブマインド
#思考術
#目的地
#自己発見
#クリフトンストレングス
#目標設定の仕方
#力の抜きどころ
#1年後の自分を変える
#自己理解と他者理解

最後までお読みくださりありがとうございます。SNSで感想・シェアを頂けたらとてもうれしいです(必ず読みに行きますね!)。いただいたサポートは、noteコンテンツにつながるような書籍購入に使わせていただきます。これからも気軽に遊びにいらしてくださいね!