クリフトンストレングス・テスト(ストレングスファインダー)を受けてみた②
こんにちは、ライターの矢島美穂です。
自分のことをもっと理解したくて、「クリフトンストレングス・テスト」を受けたお話を前回からお送りしています。
あくまでも私個人の結果&解釈ですので、どこまで参考になるのかは「???」と若干不安ではありますが・・・考察を深めるのに行き詰っている方や、「実際受けてみて収穫はあるの?」という方のご参考になるなら幸いです。
▼前回の投稿はこちら
前回の投稿では、
・テストの概要
・私の受検動機
・私の資質TOP5
を気づきなどと共にご紹介しました。
今回は、「私の資質TOP5」だった
1.収集心 (戦略的思考力)
2.達成欲 (実行力)
3.社交性 (影響力)
4.活発性 (影響力)
5.最上志向(影響力)
について、分析・考察していきたいと思います。
●《1位》収集心(戦略的思考力)
私の中で1位だったのは「収集心」。
テストを提供するギャラップ社のコーチ資格を持つ方のブログを拝見し、少し調べてみると、こんな表現に行き当たって笑っちゃいました。
検索の場合、どういうキーワードで検索するかが大事だと思いますが「収集心」の人は検索することに慣れているので、どういうワードで検索すれば欲しい情報がヒットするかをわかっているのです。
https://heart-lab.jp/blog/1080/
・・・私、前職の後輩に「検索ちゃん」と呼ばれてたんです(!)。
ある日我が家に突然登場した虫について秒でその正体を突き止めたとき「え、どんなワード組み合わせたらそんなに早くたどり着けるんですか!?」と驚愕されたことも・・・。(笑)
確かに発揮されています・・・。
さて、ちょっと真面目に話を戻して、同じくブログより。
「収集心」の人は情報を集めることそのものが目的化しやすくインプット過多(英語ではそのままInput)になりやすいので、いかにアウトプットして周囲に貢献するかが「収集心」を活かすカギ
https://heart-lab.jp/blog/1080/
自分の知的好奇心を満たすために情報や物事を集める傾向にある模様。
そのため、目的があるとも、情報が整理されているとも限らないのだそう。
他の資質との組み合わせで生かされ方やアウトプットの矛先が変わるということですね。
この辺り、追って他の資質と絡めながら自己理解を深めていくことにします。
それにしても、先日も「本やらSNSやらnoteやら・・・どうやって時間や情報を管理しているんですか?」「美穂さんに1回会うと、必ず1つは新しい言葉に出会える」と言われました。いろんな情報に触れることが喜びなので、自然に発揮していたことの裏付けですね・・・。
なお私が受検したレポートには、アドバイスとしてこんな文言もありました。
・本や記事を読む時間をスケジュールに入れてください
→この辺り、これまでは「空き時間」「仕事が早く終わったら」としていましたが・・・確実に自分の強みを磨く方法であり、また私自身の喜びにも直結すると理解できました。優先順位を下げる理由がないとわかったので、「大切なスケジュール」として優先順位を上げていこうと思います。
と、「収集心」について触れてきましたが、これ単体で深めていくよりも他の資質との絡み合うことで特徴が際立ち活かし方が見えるはずなので、とりあえず次の資質にうつります。
●《3位》社交性(影響力)
順位の順序には沿わず、3位の社交性について先に見ていきます。
レポートによると・・・
・見知らぬ人と打ち解けて親しくなることから満足感を得ます。
・いつも新しいクラスメート、同僚、チームメンバー、家族の友人に自分から自己紹介するのかもしれません。 あなたは初対面の人と会話が盛り上がるような質問をするかもしれません。
・あなたには、人を惹きつけ味方につける並外れた能力があります。社交的な場を盛り上げ、知らない人を自然に安心させることができるので、人をつなげてネットワークを作ることができます。
私は元々は「人見知り」でありながら、リーダーやムードメーカーとしての役割を多く引き受ける立場でもありました。
出来上がった場に後から入っていくと、(人見知りが勝ってしまい)自分を出しにくくなって借りてきた猫になる。自分が自分らしく解放されているためには、コミュニケーションで先手を取る必要があるという結論に至ったのが小学生時代・・・。
そのため、自分から話しかける、転入生など「はじめまして」な人にとって最初の入り口になってコミュニティへの橋渡しになる・・・という役目を常に引き受けてきました、今となって思えば。
本質的には社交的ではないけれど、世間一般を比較対象にすると社交性が十分にある、という感じかと思います。
┠ 収集心×社交性
さて、ここからは資質の掛け合わせで見ていきます。
先にも登場した方のブログを引用させていただくと、「社交性」についてはこんな表現も・・・
“自分のことを好きにさせる”影響力
https://heart-lab.jp/blog/1140/
“相手に好かれたい”との思いの裏返しで、“嫌われたくない!”との反応が強く出がち
https://heart-lab.jp/blog/1140/
社交性は「影響力」の一つであり、3〜5位の資質はすべてこの「影響力」という領域内のもの。他人に広義の「影響」を与えることが私の強みであり、喜びと言えそうです。
相手の中での自分の存在感(影響を及ぼす範囲)を大きくしたい、困っている相手に「解決の糸口」となりえる影響を与えたい・・・などの思いを形にするときに発揮されるのが、私の場合「収集心」である気がします。
相手のニーズに合った情報や発見を与えることで、相手の日々がもっと良くなる。感謝してもらう。解決する。頼られる。
そして、その影響を自分で確認できることが大事。(見返りを求める、ということではなく、「ちゃんと役に立っている」「私のアウトプットに価値があった」という実感。)
●《4位》活発性(影響力)
活発性については、以下のようなレポートがありました。
・単に話すだけではなく、いますぐ実行することを望みます。
・強みによって、あなたは ある特定の人やグループに、楽観的である姿勢や情熱を伝えることができるのだという自覚を持っているでしょう。 おそらくあなたの外向性により、人によっては行動に移すように刺激されるでしょう。
またコーチの方のブログにはこんな記述も…
周囲の人を「はやく!はやく!」とせき立て、突き動かす感じ
https://heart-lab.jp/blog/974/
やろうと思ったことはすぐに行動に移すのと同じで、思ったことがすぐに口をついて出て"しまう”
https://heart-lab.jp/blog/974/
これもまた、自覚している特徴です。
とにかく思い立ったらすぐ言動に移すことが、「フットワークの軽さ」でもあり、「軽率」な振る舞いにもつながりやすいことでしょう。
┠ 収集心×活発性
「収集心」に長けつつ、「戦略的思考力」領域が上位に多い人や「目標思考」の資質が上位に来る人は、一つのことを掘り下げたり極めたりしながら専門性を磨いていくのかもしれません(あくまでも私の解釈ですが)。
ところが、活発性にはこんな一面が・・・。
「活発性」はあくまで影響力の資質であり、実行力ではないので「やりたい」と思ったことを最後まで形にできるかどうかは別問題です。
いろいろ思いついたらやってしまうという意味で、周りから見ると”飽きっぽい人”と見られてしまうこともあるかもしれませんね。
https://heart-lab.jp/blog/974/
活発性を持ち合わせるがゆえ、「おもしろそう!」「知りたい!!」と思った時にはたちまち収集心に火がついてどんどん知識を得ていくのが私のパターンの一つと言えそう。
一つのことを突き詰めていく研究者肌やオタク気質ではなく、移り気で興味の幅をどんどん広げていくタイプと捉えました。
▶つまり「私」はこんな人間?
さて、本日深堀した3資質を総括すると・・・
・自分の興味に即反応して、フットワーク軽く情報・知識を収集したり、関係者にアクセスするというアクションを起こすことができる
・興味に反応する形で幅広く収集した情報・知識を提供することで相手に影響を与えることができる(そしてそれが喜びでもある)
・知識を深めるより、広く情報を得ることの方が得意
この結果には全く違和感はなく、自分の特徴をやっと言語化できたという感覚です。
▶私的大発見
結果に違和感がなかったとはいえ、実は私的大発見がここまでに隠れていました。それは、「私はどうやら専門家にならないことが幸せなタイプであるらしい」ということ。
何かを成し遂げている人は、わかりやすい肩書を持っていたり、道を究めている人が多いもの。それを見て「何かを究めなくてはいけない」「どうして私は1つの道を選べないのだろう・・・」というコンプレックスを抱き続けていました。
幼いころから、「熱しやすく冷めやすい」「興味が移ろいやすい」ことは自覚していたので、決断しようとするたびに「この熱が冷めたらどうしよう」「間もなく他の楽しいこと見つけちゃうのでは・・・」と自分をどうしても信じられなかった。
でも、こうして自分の中で突出した特徴を吟味し、飽きっぽさや目移りしやすい自分をそのままひっくり返してみると・・・
どんどん興味を移ろわせていい。
自分を専門家に仕立てていくために深く深く知識を得るのではなく、自分の楽しさをシェアする如く人に手渡すためのものであっていい。
一つのスキルを磨き上げるのではなく、パーツを融合して力を発揮するのが私らしさ。
その時々の興味に反応してあっちこっちに行動してしまうという特徴を、むしろ強み(になり得る)として捉えていいんだ!と思えるようになりつつあります。
「何者かにならないという自己実現の道がある」―それはまさに、目から鱗でした。
▶具体的に仕事にどう活かす?
さて、このテストの受検のきっかけになった一つの出来事は、「何をどう書くことが私の喜びなのか?」という点に迷いが生じた、というものでした。
実際に今回の発見を仕事に活かすとしたらどうしたらいいのか。
レポートには、以下のようなアドバイスもありました。
《社交性》
毎日新しい情報を取得し共有をすることが任務の仕事やボランティア
《活発性》
自分で意思決定し、行動に移せる仕事(例:起業や事業再生)
例えば、「日」単位で自分の興味やアンテナに引っ掛かった情報を企画へと昇華できるようなメディアや、そういった裁量のある執筆環境が向いていそう。
あるいは、日々読者の反応に直接的に触れられるようなメディア。
むしろ「書く」ことは1パーツとして、自分の様々な「得意」「できる」「楽しい」を融合した発信もよさそう。
ここは急いで結論を出すべきところではないとは思っていますが、「自分の興味を一本化していかなくていい」と思っただけでやってみたいと思えることが広げられている印象があります。
また、これまで実は人目を気にして手を出さなかったような仕事も、基準を自分の手に握り直して自信と誇りをもって選べそうな予感もしています。
●最後に・・・
まだあと2つの資質を残しているのに、この長文・・・。(笑)
ただ、この3資質について考える中で、ぐんと自分の心が軽くなるのを感じたので、自分への備忘録として書き留めておきたく、お付き合いいただきました。
まだ分析の途中ではありますが・・・やってみて思ったのは、やはり自分なりの考察を行ってこそこのテストは価値が発揮されるということ。
結果を見ただけだと単なる占いに近く、一歩踏み込んで稚拙でもいいから自分なりに資質を融合して捉えてみると、可能性を広げ迷いを手放すきっかけになるかも。
すくなくとも私は、だいぶ気持ちが楽に、頭がクリアになった気がします。
あと2資質、そして全体の総括はまた追々・・・。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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