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自由な時代の始まりは、残酷な時代の始まり?!

京都は祇園祭シーズンに入りました。子どもたちの小学校は鉾町の学区なので、毎年、鉾の曳き初めなどに参加させてもらえます。
でも今年の次男の学年は曳き初めではなく、鉾の前で「おどり」の披露でした。

去年は鉾の曳き初めを楽しんだ次男ですが、「踊りはやらん!」と参加しませんでした。学校の先生たちは、参加しないということも、「自分で決められることは素晴らしい」と次男の選択を尊重してくれました。

一昔前の印象だと劇や運動会など、学校行事は全員参加が基本のイメージですが、最近は次男のように参加しない子も増えていて、学校側も個人の選択を尊重してくれます。「遅れている」と言われがちな公教育でも、「個人の選択の自由」が広がってきていることを感じました。

物質的に豊かになりテクノロジーが進化した今、個人がカスタマイズした学びが可能だし、キャリアも生き方も、個人が自由に選べる素晴らしい時代がやってきました!
ただ一方、自由が広まる反面、自分で選ぶ、自分で決められない人にとっては、何をどうしたらいいかわからない、残酷な時代の始まりなのです。

「自分で決められない人なんて、いないでしょ〜」
と笑うかもしれませんが、笑い事ではありません。例えば日々の仕事、あなたは自分の価値観で選んだものですか?
待遇がよい、転職するのが怖い、いろんな理由はつけられるけれど、実は惰性で続けているだけだったりしませんか?
自分の周りでみても、自分の価値観で、自分なりの意味を持って仕事している人は、かなり甘く見積もっても半分以下、厳しくみると10%以下です。(自分調べ笑)

でも仕方ありません。「キャリア自律」という言葉が言われるようになったのもようやく10年以内のこと。それまではなんとなくレールにのればキャリアも安泰だったのですから。

「自分で決められる」ということは、自分の価値観に気づいているということです。ベストセラー書の「ライフシフト」でリンダグラットさんは、100年時代を生き抜くための変身資産のひとつに、わざわざ「自分についてよく知っていること」を入れているくらい、自分の価値観は、自分に向き合わないとわからないものです。

今からでもぜひ、自分の価値観に向き合う時間をとってみませんか?週に一回30分でもいいんです。その繰り返しから「自分で決める力」が育まれて、本当の意味で自由な時代楽しめるはずです!
そして、子どもたちにはすでに生まれ持った「決める力」をへし折らないように、自分の選択を尊重してあげたいなと思います!(おしまい)


そんな多忙な子育て中だからこそ、自分の価値観と向き合える、「働くは自己表現」のためのMBA(Makers of Business Art)やってます😆


写真は、数年前の長男の曳き初めの様子。そういうわけで今年は曳き初めに参加しなかった次男、鉾の前でファミマのクリスピーチキン(ファミチキを超える!)を食べながらニヤリ。

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