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ミデンの在宅体づくり

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在宅で必要と思われる知識やマナーをまとめます。
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win-win-winな訪問介護サービス

win-win-winな訪問介護サービス

おはようございます!

最近の訪問介護サービスのトレンドと言えば、『自立生活支援・重度化防止のための見守り的援助』です。

なぜトレンドなのでしょうか。

同じ“調理”という支援でも、ヘルパーさんがすべて行う家事援助ではなく、『自立生活支援・重度化防止のための見守り的援助』として“共に行う調理“をすることが最近では求められています。 #ヘルパーさんは召使いじゃない

事業所としては家事援助より身体

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『自立生活支援・重度化防止のための見守り的援助』によくある間違い

『自立生活支援・重度化防止のための見守り的援助』によくある間違い

おはようございます!

現在、自立生活支援・重度化防止のための見守り的援助は訪問介護サービスで特に重要視されています。

老計10号でも具体的な内容が追加され、ヘルパーさんの専門性を活かした支援が具体的に認められました。

昔と違ってヘルパーさんは“家事をする人”ではなく、“自立を促す専門職“なんですね。

ヘルパーさんの役割が変わっていることが周知、理解されるのにはまだ時間がかかると思います。

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アルコール消毒はスプレー派?ジェル派?

アルコール消毒はスプレー派?ジェル派?

おはようございます!

〜アルコール消毒はスプレー派?ジェル派?〜

今日はどうせやるならこっちの方がいいよ、くらいの話なので何なら読み飛ばして下さい。

新型コロナウイルスは飛沫感染、接触感染するので、マスクの装着、手指消毒が必要です。

医療現場、介護現場では、病気のリスクが高い人を相手に仕事しているため、感染対策は特に必須です。

そんな感染対策の一つ、”手指消毒”について、オペ室で感染につ

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目の前にある課題は利用者さんの課題というより地域の課題でもある

目の前にある課題は利用者さんの課題というより地域の課題でもある

おはようございます!

〜目の前にある課題は利用者さんの課題というより地域の課題でもある〜

介護はその地域の社会資源の集合体です。

利用者さんの生活環境を“支援の土台”とするなら、その土台にどんな城を建てることができるかは社会資源によります。

僕が理想としてる”夕食デイ”や“朝の配食サービス”はその地域の社会資源として無ければ実現しません。

社会資源とは、

その地域に住む人たちで回してい

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即答できないのは普段から考えてないから

即答できないのは普段から考えてないから

おはようございます!

今週の学びは『即答できないのは普段から考えてないから』です。

この人仕事できるな!と思う時は『知識力』『計算力』『判断力』『行動力』をその人から感じた時でしょうか。

しかし、一部の天才的な才能がある方を除いて、このどの力も“普段から仕事について考えてるかどうか”に尽きると思います。

『流れ星に3回願えば夢が叶う』

とよく言いますが、これは流れ星が消えるまでの間に3回

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チームでやっていることを胸に刻め

チームでやっていることを胸に刻め

おはようございます!

〜チームでやっていることを胸に刻め〜

介護の仕事はチームで支援します。

ラグビーの『ワンチーム』や鬼滅の刃の『鬼殺隊』でも何でも構いませんが、チームでやっていることを常に意識しなくてはいけません。

誰かが間違った方向性で支援すると全体のバランスが崩れます。

特に介護はプランをきっちり立てて支援するため、プラン通りの支援を行うことが求められます。

ひとつ例にすると。

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忘れの対策は持ち物や習慣に紐付ける

忘れの対策は持ち物や習慣に紐付ける

おはようございます!

〜忘れの対策は持ち物や習慣に紐付ける〜

介護の仕事で、うっかり連絡し忘れたり、やることを抜けたりすることってよくありますよね。

そんな忘れの対策は皆さん独自で身につけられていると思います。

僕の場合は、『手帳』と『透明の小物入れ』で対策しています。

まず、僕の仕事の習慣ですが、システム手帳で予定、やること、感じたこと、反省点すべて書き込んでいます。(反省点は赤ペン!

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電話を掛けるタイミングは“忍者戦法”に学べ

電話を掛けるタイミングは“忍者戦法”に学べ

おはようございます!

〜電話を掛けるタイミングは“忍者戦法“に学べ〜

介護の仕事で、電話ほど切っては切れない存在はありません。

どちらが先に掛けたかで勝負の分かれ目になったり、“吹き矢“のように着信を残すことで助かったりすることがあります。

時を逃してはいけません。

迷ったら掛ける、でもいいくらい掛けなかった時のリスクが大きいものだと思います。

とは言え、掛けるべき時と掛けなくていい時

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在宅で命取りになる言葉がけ

在宅で命取りになる言葉がけ

おはようございます!

〜崩して話すのは信頼関係を築いてから〜

介護の仕事で、言葉が命取りになることは少なくありません。

特に在宅の場合は、一対一の閉ざされた空間になるので、間違った言葉がけや会話を誰も注意ができず、気付いたときにはクレーム…という取り返しがつかないことだって多いにあります。

そんな在宅の世界ですが、ここは不安を煽る場所ではないので、クレームになりにくい言葉がけや話し方につい

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介護では迷彩柄は禁止

介護では迷彩柄は禁止

おはようございます!

〜在宅の身だしなみの整え方〜

在宅の仕事で、身だしなみを整えることほど大事なものは他にありません。

自宅にあがらせて頂くのに、清潔じゃなければ失礼の極みです。

何も上等なものを着飾る必要はありません。

ドレスコードは“清潔”それだけです。

ただし、気をつける点もあります。

迷彩柄は高齢者の方にとっては避けるべきでしょう。
僕としては、ワンポイントでも迷彩柄があれ

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時間は守ればいいってもんじゃない

時間は守ればいいってもんじゃない

おはようございます!

〜時間は守ればいいってもんじゃない〜

在宅の仕事をする上でもっとも大事だと思うのは『時間』です。

時間に遅れるということが失礼なのは当然ですが、『事故』であるという認識を持つべきです。

ヒヤリハットや事故は報告書を書くのが普通ですが、時間に遅れるというのは立派な『事故』で、報告書もんです。

2分くらい遅れても…というような気持ちがあるのであれば正しましょう!
『事故

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在宅で働く体づくり

在宅で働く体づくり

おはようございます!

〜在宅で働く体づくり〜

僕は訪問看護ステーションの立ち上げを夢見て、ケアマネの資格を取り、在宅の世界へ飛び込みました。

病院では名刺を渡したことも外部の人と話す機会もなく、訪問の仕方はわからず、社会人としてのマナーのかけらもありませんでした。

おそらく新卒の若者よりも教えにくく、病院という偏った世界で育った僕を変えるのに、上司は相当パワーが必要だったと思います。

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