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在宅で命取りになる言葉がけ
おはようございます!
〜崩して話すのは信頼関係を築いてから〜
介護の仕事で、言葉が命取りになることは少なくありません。
特に在宅の場合は、一対一の閉ざされた空間になるので、間違った言葉がけや会話を誰も注意ができず、気付いたときにはクレーム…という取り返しがつかないことだって多いにあります。
そんな在宅の世界ですが、ここは不安を煽る場所ではないので、クレームになりにくい言葉がけや話し方についてまとめてみたいと思います。
まずは挨拶。
自宅に伺うので、『おはようございます。失礼します。』や『こんにちは。お邪魔します。』など一言添えて挨拶するようにしましょう。(意外と大事!)
どれだけ慣れた利用者さんのご自宅でも、一言添えるだけで、友達やご近所ではない関係性をお互い認識することができます。
声は大きな声を意識するのではなく、“頼りになる”と思われたり、“任せても大丈夫“と思ってもらえるようにハキハキと話すことを意識しましょう。
そして、何気ない“言葉がけ”ですが、
無闇に『大丈夫ですか?』と心配したり、自分の行動を確認したりする“言葉がけ“は逆効果です。
『大丈夫ですか?』と心配する声かけは、利用者さんを上から見るような言葉なので、特に注意しましょう。
例えば…
正しくリハビリの指導を受けた片麻痺の方の歩き方をみて『大丈夫ですか?』と軽々しく声かけしてしまうのは素人の考え方で、普通に歩いてるだけなのに、『大丈夫?』って言われたら腹立つ気持ちを理解しましょう。
また、この行動合ってますかね?というように、自分の行動を『大丈夫ですか?』と確認しすぎるのも良くありません。
ミスが起きた時にあとで『確認したんですけどね』と言えるように自分を守るだけの“言葉がけ”であれば迷惑にしかなりません。
自分本意ではなく、利用者さん本意の“言葉がけ“を意識しましょう!
最後に、気安く利用者さんのことを『お父さん』や『お母さん』と呼ばないことです。
利用者さんの名前や続柄以外で呼んでいいのは、利用者さんから希望があった時だけです。
ちなみに僕はケアマネになって7年目ですが、利用者さんやご家族を名前や続柄以外で呼んだことはありません。
崩して話すのはよっぽど信頼関係ができている時だけです。(信頼関係ができてたらいいという訳ではありません)
堅すぎないように意識しますが、仕事の関係だということは絶対に忘れてはいけません。
常に利用者-介護者の関係性であり続け、特別な存在ではなく、いちヘルパー、いちケアマネであることから外れてはいけません。
振り返ると
①挨拶はハキハキと訪問の一言添える
②無闇な“言葉がけ”はしない(大丈夫ですか?など)
③利用者-介護者の関係であり続ける(基本的にお父さんとは呼ばない)
です。
他にもあると思いますが、あとは臨機応変でしょう。
在宅体づくり(言葉がけ編)でした。
では、いってらっしゃい!
#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #声かけ #訪問 #お父さんって呼ばない
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