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ちょいちょい書くかもしれない日記

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気が向いたら覗いておくれよ。
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2024年5月の記事一覧

ちょいちょい書くかもしれない日記(サイン会)

ちょいちょい書くかもしれない日記(サイン会)

今日の日記は長いよ。

どうせ当たらないですよね知ってるー! と、生来のくじ運の悪さに拗ねたモードで応募した、サカナクション山口一郎さんのサイン会に当選した。
正直、ビビった。
当日まで生きていられるだろうかと心配するレベルで。
地元に近い(といってもまあまあ遠い)枚方がダメなら、広島まではチャレンジするか……でもどのみち当たらんよなあ、などと、最初から諦めていたせいで、いざ当選すると、むしろ困惑

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ちょいちょい書くかもしれない日記(お菓子)

ちょいちょい書くかもしれない日記(お菓子)

横浜で会った方に「空也もなか」をいただいた。
私はこしあんのもなかが大好物で、つぶあんはどちらかといえば苦手なのだが、空也もなかレベルになると、もう「こまけぇことはいいんだよ」という感じになる。
文句なしにおいしいので、それがつぶであろうがこしであろうが、大した問題ではなくなるのだ。
というか、御座候やどら焼きもそうだが、つぶあんの力強さ、素朴さがものを言うお菓子が確実に存在する。
滑らかで癖のな

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ちょいちょい書くかもしれない日記(大雨)

ちょいちょい書くかもしれない日記(大雨)

夜から降り始めた雨がずっと続いて、途中、雷なんかも鳴ったりして、梅雨と台風シーズンの前哨戦のような天気。
家の中がなかなかの湿度になった。
エアコンの試運転も兼ねて、除湿をかけた。
いい感じ。でも猫たちにはちょっと寒かったようなので、すぐ切った。

雨が強くて、家から街に出る道が通行止めになったので、午後からは家で過ごした。
ここしばらく取り込んでいたので、溜まり溜まった家事をして、低気圧頭痛が酷

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ちょいちょい書くかもしれない日記(労働者の手)

ちょいちょい書くかもしれない日記(労働者の手)

今日の母は、私のことがわからない様子だった。
よくあるのだ。他に何か気になることがあると、それで頭がいっぱいになってしまって、他のことに気が回らない。
私が誰であるかなどということは、母の中の重要事項の前ではどうでもよくなる。
まあ、敬語で話し、「お使い立てしてごめんなさいねぇ」などと言って貰えると、こちらも世話が楽なので助かるっちゃ助かるのだが、一抹の寂しさはある。
「あなたからは、穏やかな空気

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ちょいちょい書くかもしれない日記(横浜)

ちょいちょい書くかもしれない日記(横浜)

うっかり寝てしまい、終わるはずの仕事が終わらず、泣く泣くノートPCをバッグに突っ込んで新幹線に乗った。
先週は本当に酷い毎日で、切実に気分転換を欲していたし、前々からの予定があった。
横浜でとある講演会に参加し、現地で合流した業界の兄とお茶をして帰途についた。
楽しかったが、仕事は終わっていない。明朝に提出しておくと約束してしまった。
行き帰りともガシガシ執筆したが、まだ終わらない。
帰宅してから

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ちょいちょい書くかもしれない日記(浴室)

ちょいちょい書くかもしれない日記(浴室)

先日、配管洗浄に来てくれた業者さんが、「浴室入り口の折り戸の下側のレールが凄く綺麗! たいていここ、めっちゃ汚いんですよ。カビとか髪の毛とか。ここんちはめっちゃ綺麗!」、と不思議なところでえらいこと誉めてくれた。
確かに、けっこうこまめに掃除している。理由は気になるから。
その理由は、入浴中、シャワーを使うとき以外、浴室の折り戸を開け放しているので、どうしてもレールが見えてしまうから。
そらにその

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ちょいちょい書くかもしれない日記(おうち点検)

ちょいちょい書くかもしれない日記(おうち点検)

我が家を建てたへーベルハウスの、何がいいって「ロングライフ住宅」なところ。
他のハウスメーカーより建てるときに高くつくぶん、アフターケアが充実している。
修繕スケジュールが建てたときからきちんと決まっていて、「このあたりでどでかい出費があるで!」と教えておいてくれるのだ。
定期的に、点検もある。
私は自宅を愛しているが、あちこち自分で点検し、不具合を見つける技能はないし、不精者だし、DIYのセンス

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ちょいちょい書くかもしれない日記(許す)

ちょいちょい書くかもしれない日記(許す)

私はわりと経験したことを忘れないほうだ。
いいことについても、悪いことについても、とにかく憶えている。
別段、そうしようと努めているわけではない。
単純に長期記憶の容量が大きく、門番がルーズなのだろう。すぐにそっちへ入ってしまうのだ。
それだけに、なかなか怒れない性格も手伝って、以前は何年、ヘタをすると何十年分の憤りを全部まとめて、突然猛烈に怒り出す……というよくない傾向があった。
何がよくないっ

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ちょいちょい書くかもしれない日記(寝具の洗濯)

ちょいちょい書くかもしれない日記(寝具の洗濯)

友人が帰ったあといちばん大変なのは、洗濯である。
置きルームウェアや毛布や敷きパッド、枕カバーを洗って乾燥するのに、なかなかの時間がかかる。
何より、私は畳むのが最高に嫌いだ。
車庫の自動車を見ていると、花粉と黄砂の凄まじさはよくわかるので、ずいぶん前から洗濯物を外に干さなくなった。
ドラム式洗濯機で乾燥までやるのだが、やはり毛布や敷きパッドは、乾ききらないところが残るので、しばらく衣桁にかけてお

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ちょいちょい書くかもしれない日記(酉に翼)

ちょいちょい書くかもしれない日記(酉に翼)

事情があってここ数日、母と過ごす時間が多い。
母は毎朝、忘れたときは昼に、「虎に翼」を見ているそうだ。
「ストーリーは難しすぎてよくわからない」そうだが。そうだろうな。
「あなたは酉年だったわね。でも、トラちゃんをを見ているとね、いつもあなたを思い出すの」
それはねー、なんか知らんけどひゃっぺん言われてるわ、色んな人に。
別に私、地獄を切り拓いた憶えなんかないんやけどね。
何かがあるんやろね。

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ちょいちょい書くかもしれない日記(牛乳)

ちょいちょい書くかもしれない日記(牛乳)

幼い頃から、牛乳が苦手だった。
フルーツ牛乳とかコーヒー牛乳とか、何らかの味がついていたら平気なのだが、そのまんまの牛乳がどうにも駄目なのだ。
あと、あたためた牛乳の表面に張る蛋白質の膜が致命的に苦手で、うっかり口に入れてしまうと、今でも真剣に慌てる。
湯葉は大好きなのに、勝手かつ不思議なものだ。

遠い昔、牛乳を飲まない幼子に、よほど強い危機感を感じたのだろう。
私が大人になっても、母は毎晩、私

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ちょいちょい書くかもしれない日記(喋る)

ちょいちょい書くかもしれない日記(喋る)

友人たちが帰って、自宅はまた静かになった。
猫たちはたくさん構ってもらって、大満足でホワホワしている。
ここしばらく本当に切羽詰まった気持ちで過ごしていて、猫たちにゆったりした接し方をなかなかしてやれなかったので、本当に助かった。
キリキリ巻きの日々はまだ当分続きそうなのだが、他愛ないお喋りで気持ちを緩めることができたのもありがたかった。
お喋りといえば、去年の夏までは、母と毎日夕食を作って食べな

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ちょいちょい書くかもしれない日記(友人)

ちょいちょい書くかもしれない日記(友人)

けっこう頻繁に拙宅を訪ねてくれる友人たちが、この週末、我が家で過ごしている。
猫たちももうすっかり慣れて、いちばん警戒心の強い長男猫も、もう自分から撫でられにいく。
腰をトントンしてもらったり、撫でてもらったり、ブラッシングしてもらったり、もうやりたい放題だ。
私が様々な厄介事で取り込んでいても、彼女たちが猫たちを構い倒してくれるので、とてもとても助かっている。
猫たちは「私がたいへんに忙しくして

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ちょいちょい書くかもしれない日記(中華料理)

ちょいちょい書くかもしれない日記(中華料理)

両親が長年行きつけにしていた中華料理店は、どうも弟ではなく、私のほうを「跡継ぎ」と認識したらしい。
まあ、両親に付き合ってよく行っていたので、私のほうにより馴染みがあるからだろう。
それは大変光栄なことだし、とても美味しい店なのでこれからもずっとお馴染みでいたいのだが、いかんせん、円卓料理なのだ。
ひとりでふらりと行って食べるというのは難しいので、友人知人がこちらに来てくれるタイミングで付き合って

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