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ちょいちょい書くかもしれない日記(寝具の洗濯)

友人が帰ったあといちばん大変なのは、洗濯である。
置きルームウェアや毛布や敷きパッド、枕カバーを洗って乾燥するのに、なかなかの時間がかかる。
何より、私は畳むのが最高に嫌いだ。
車庫の自動車を見ていると、花粉と黄砂の凄まじさはよくわかるので、ずいぶん前から洗濯物を外に干さなくなった。
ドラム式洗濯機で乾燥までやるのだが、やはり毛布や敷きパッドは、乾ききらないところが残るので、しばらく衣桁にかけておく。
そうすると、末の猫がそれを飛びついて遊べる素敵なプレゼントだと解釈してしまい、ふと見ると、干してあったはずのものが床に落ちており、拾い上げたら中に猫が潜んでおり、ああ、洗ったばかりの毛布が毛だらけ……とという有様になっていることがしばしば。
猫との暮らしは、抜け毛との戦いの日々でもある。
いっそ家の中に、そういう大物系の洗濯物を干せるバーを設置してもらおうか……と思いはするけれど、初夏から秋までの湿度の凄まじさを思うと、使える期間があまりに短いなと、いつも踏みとどまってしまう。
ソシャゲの課金額を考えれば、ちょっと我慢したらその程度、ほいほいと設置できてしまうだろうに……と、ふと我に返るが、そういうド正論で「ソシャゲやーめた」とはならないのが人間なのかもしれない。
父が救急搬送され、入院手続きが終わるまでのほぼ7時間を、病中の身でなんとかクリアできたのは、スマホにソシャゲが入っていたおかげ、そしてLINEで友達が話を聞いてくれたおかげだ。
生活の主軸になるほどやりこむ気はないし、家計が危うくなるほどの課金もするつもりはないが、気晴らしの手段としてのソシャゲは、いくつか持っていてもいいかもしれないとあのときつくづく思った。
モバイルバッテリーも、重いけれど持ち歩くほうがいい。
スマホの充電の余裕は、心の余裕と安心感に直結している。
何の話だったか。そう、洗濯。
面倒臭いは面倒臭いのだけれど、洗ってふかふかにした寝具をまた、できたら近いうちに使ってくれますように……と願いながら畳むのは、ちょっと嬉しいことだ。

こんなご時世なのでお気遣いなく、気楽に楽しんでいってください。でも、もしいただけてしまった場合は、猫と私のおやつが増えます。