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ちょいちょい書くかもしれない日記

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気が向いたら覗いておくれよ。
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記事一覧

ちょいちょい書くかもしれない日記(バターチキン)

ちょいちょい書くかもしれない日記(バターチキン)

父の死後、既に処分した物件の火災保険が、まだ生きていたことが発覚した。
更新のお知らせが来ないと気づけない代物がちょいちょいまだあるのだ。
母が健在なら、あれとこれとこれと……とパキッと教えてくれたと思うのだが、そんな情報は軽やかに脱ぎ捨てて久しい認知症ライフである。
頼りない私が、ちまちまと頑張るより他がない。
勿論、更新は取りやめてもらい、物件の売却日から逆算して多少は払い戻しがあるということ

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ちょいちょい書くかもしれない日記(体力回復)

ちょいちょい書くかもしれない日記(体力回復)

咳と息苦しさは相変わらずだが(そして昨年の経験から、これはおそらく月単位で残る)、比較的ぐっすり眠れるようになってきた。
恐ろしいことに、これは新型コロナウイルス感染症からの回復に加え、髪を切った影響も大いにある気がする。
昭和の婆がやっていたように、こめかみに切った湿布を貼らずにいられなかった額の激痛、頭皮の激痛が、切る前に比べたら70%ほども減じた。
うなじの痛みもだいぶ軽くなってきた。
「髪

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ちょいちょい書くかもしれない日記(トマトソース)

ちょいちょい書くかもしれない日記(トマトソース)

玄関先で鉢植えにしているミニトマトは、恐ろしく樹勢が強く、三本立てた支柱にぐるぐる巻き付けるように育てても、180cmの高さを使い切る。
実はミニトマトにしては大きく、ミディトマトにしては小さい。そんなサイズで、けっこうたくさんなる。
皮はしっかりしたタイプなので、雨に当たってもめったに実割れしない。
梅雨の時季に結実するので、この打たれ強さはけっこう嬉しい。
そんなわけで、毎日、水やりのたびに真

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ちょいちょい書くかもしれない日記(ラプンツェル)

ちょいちょい書くかもしれない日記(ラプンツェル)

塔から長い長い髪を垂らしただけでなく、それをロープ代わりにして王子様に上らせたラプンツェル……。
子供の頃はそんなことを微塵も思わなかったけれど、今、思う。
あいつ、とてつもなく頭皮と首が強ぇ。ただもんじゃねぇ。
私は胸にも届かないうちに力尽きてしまった。
頭皮の凝りと痛みに耐えかねて、髪をバッサリ切ったら、まあ頭が軽いこと軽いこと!
耐えがたかった頭皮の痛みも、うなじの痛みも、ずいぶん軽くなった

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ちょいちょい書くかもしれない日記(散髪)

ちょいちょい書くかもしれない日記(散髪)

療養せねばならんとはいえ、ずっと寝ていたら体力が落ちていくばかり。
膝の負傷も、そろそろ使いながら整えていきたいところ。
途中で電池切れしても別に構わない、あまり激しい動きがない、そしてなるべく若干の生産性を求めたい。
買い物、あるいは散髪が適当であろう……というわけで、美容院の予約を取った。
私が長らく行きつけにしている美容院は、紆余曲折を経て、ほぼ予約制、美容師ひとりだけで、他の客と被らないシ

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ちょいちょい書くかもしれない日記(お祝い)

ちょいちょい書くかもしれない日記(お祝い)

クリニックでの再検査で、抗原はもう出ていない、一安心ね、と言われた。
ただ、喉の炎症は変わらず続いているし、新型コロナにつられて大暴れ中のアレルギーが酷いありさまなので、今週いっぱいはきっちり休んで体調を整えてね、と釘を刺された。
「でも明日、講義やりたいんで、咳止めを……」
と言いかけたのを皆まで言わさず、
「いいですか、基本的に、お薬で症状を抑えるのは、しっかり身体を休められるようにするためで

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ちょいちょい書くかもしれない日記(薬)

ちょいちょい書くかもしれない日記(薬)

何故か、先日、新型コロナウイルス感染でお世話になったクリニック、処方してくれた薬が見事に日曜の夜で切れるようになっていた。
月曜が祝日で休診だというのをコロッと忘れておられたらしい。
もっとも、新型コロナ用の処方というのは頓服のアセトアミノフェンだけで、あとはアレルギー性鼻炎の薬ばかりだ。
本来はさほどクリティカルではない……はずなのだが、新型コロナ感染直後から、信じられないほどアレルギー症状が容

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ちょいちょい書くかもしれない日記(連休)

ちょいちょい書くかもしれない日記(連休)

あら、月曜はお休みなのか、と朝、テレビで天気予報を見ようと思って気づく。
あんまりお天気がパッとしない週末で、旅行中の人たちはちょっとアンラッキーだったかも……?

というか、ちょうど日曜の夜で薬が切れるように処方箋を書いてくれたクリニック、なかなかうっかりしているかもしれない。
薬が切れるとたちまち咳が増えるし、鼻水と痰も増す。
素の現状はこんな感じか、まだまだだな……と実感しながら、手持ちの市

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ちょいちょい書くかもしれない日記(ミニトマト)

ちょいちょい書くかもしれない日記(ミニトマト)

膝がやはり少し腫れてちょっとした弾みで痛むので、そろりそろりと家の中をこそ泥のようなアクションで移動している。
新型コロナウイルス感染症のほうは、トレーシングペーパーをぺろぺろとむしるように、少しずつ病状は軽くなっている、が、今朝も咳で目覚めた。
いったん咳が出ると、喉から血が噴き出すんじゃないかと思うくらい止まらなくなる。
起き抜けのこの消耗、意外とつらい。
当初よりはまとまった時間眠れるように

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ちょいちょい書くかもしれない日記(やや回復傾向)

ちょいちょい書くかもしれない日記(やや回復傾向)

ようやく、解熱剤を飲まなくても、熱が37度台前半くらいに落ち着いてきた。頭痛も軽減傾向だ。
ただ天気がよろしくないので、気圧が起こす頭痛も加わり、結局頭は痛い。
これさえなければ、布団で本でも読めるのになあ、と残念に思う。
テレビはどうにか観られるようになってきたので、Tverで「降り積もれ孤独な死よ」の一話を休み休み見た。
回復傾向といっても、ドラマ一話分を一気に見通せない程度なのだ。情けない。

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ちょいちょい書くかもしれない日記(なお病中)

ちょいちょい書くかもしれない日記(なお病中)

わー。トータル三万回もスキしていただいたのですね。しがない小説家の日常記録に……ありがたいことです。
これからも、よろしければお付き合いください。やっぱり反応があると、ストレートに嬉しいもんです。(前文おわり)

昨夜は咳に加えて何故か身体じゅうあちこちが痒くなり、やっぱりろくに眠れなかった。
特に薬疹とか蕁麻疹とかそういうことではなく、一見正常な皮膚がやたらに痒いのだ。我慢出来ずに掻くと、軽く掻

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ちょいちょい書くかもしれない日記(病中)

ちょいちょい書くかもしれない日記(病中)

横になると咳が出やすくなり、どうにも眠っていられない。
熱が上がってくると、眼球を後からぐいぐい押すような、奇妙な頭痛が起こる。
うつらうつらしては30分おきくらいに目を覚まし、朝を迎えてしまった。
まったく休めていない感じがする。
水を飲むと喉に染みて痛い。
だいたい前回と同じ流れだが、前回よりは幾分マシな気がする。
単純に、こっちが慣れているからかもしれない。
自宅にいると誰とも話さないので気

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ちょいちょい書くかもしれない日記(一年ぶり二度目)

ちょいちょい書くかもしれない日記(一年ぶり二度目)

日曜日、鎌倉からの帰り道、新幹線の後ろの席の人がずーっとえずきながら咳をしていた。
混んでいたので他の席に移れず、やだなあ……とマスクを外さずにいたけれど、逃げ切れなかった模様。
喉が焼け付くように痛み、ああこれは知っているやつだ、と耳鼻咽喉科医院に行った。
先生は「全然そんな気はしないけど、それでも調べる?」と気乗りしない様子だったが、こちとら学校の先生をしている以上、いい加減なことはできない。

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ちょいちょい書くかもしれない日記(ジェルボール)

ちょいちょい書くかもしれない日記(ジェルボール)

ジェルボール、ご存じだろうか。
そう、洗濯に使うあれ。四角いブロック状の、洗濯機にぽんと放り込めばいいだけの便利な洗剤だ。
あれが、我が家には600個近くある。
これでも、日々使いまくって、だいぶ減らしたのだ。
何故そんなことになったかといえば、原因はひとことで言えば母の認知症である。
昨年、新型コロナに倒れるまで、母は「頻繁に洗濯し過ぎる人」だった。
認知症がもたらす強迫観念が徐々に強くなり、洗

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