ちょいちょい書くかもしれない日記(体力回復)
咳と息苦しさは相変わらずだが(そして昨年の経験から、これはおそらく月単位で残る)、比較的ぐっすり眠れるようになってきた。
恐ろしいことに、これは新型コロナウイルス感染症からの回復に加え、髪を切った影響も大いにある気がする。
昭和の婆がやっていたように、こめかみに切った湿布を貼らずにいられなかった額の激痛、頭皮の激痛が、切る前に比べたら70%ほども減じた。
うなじの痛みもだいぶ軽くなってきた。
「髪の量が多くて、首が細くて長い人はそうなるって聞いたことありますよ……」と美容師さんは気の毒そうに言っていた。マジか。
長い髪を支えるだけの筋力が、私にはもはやないのか……そうか……。
悲しみに堪えないが、とはいえ痛みが減じるのはいいことだ。
そろそろ体力がこれ以上落ちないよう、身体を動かすようにもせねばならぬ。
というわけで、家の中の片付けを再開することにした。
昨夏まで、手持ちが尽きると実家の母がパニックに陥るたぐいの日用品は、我が家に蓄えておいて、なくなったらさっと持ってきて安心させる……という必要があった。
それでやたらに買い置きが多かったのだが、残念ながら実家が突然消滅し、私も長らくちゃんとした料理を作る気力がなかったため、色々な食べ物が賞味期限切れを迎えてしまっている。
缶詰はまあ大丈夫。調味料も、ものによっては大丈夫だろう。
粉類と穀物は駄目。従って麺類も駄目。
捨てるもの、残しておくけれどなるはやで使い切るもの……と分類しながら詰め直す。
他のものも、燃えるゴミに出せる程度の量ずつ片付けていく。
年数をかけてこつこつ消費しなくてはならない日用品もたくさんある。
トイレットペーパー、サランラップ、水とりぞうさん、ゴミ袋、保存容器、ティッシュペーパー……。
備蓄部屋をせっかく作ったのに、そこに収めきれないのは何とも歯痒いが、仕方がない。少しずつ。とにかく使い続けるしかない。
保存食の中で、半年以上賞味期限に余裕があり、私が食べきれないと思われるものは、いつものところへ寄付することにした。
そうした箱詰めをやっていると、昨年の夏からずっと続いていた大嵐のような日々が、やっと凪ぎつつあるのだな……と実感する。
とはいえ、まだ親関係でやるべきことは多い。
焦らずこつこつと、これからは自分の体調と生活を大切にしながら片付けていこうと思う。
こんなご時世なのでお気遣いなく、気楽に楽しんでいってください。でも、もしいただけてしまった場合は、猫と私のおやつが増えます。