海胆

音楽が好き それだけなのかもしれない

海胆

音楽が好き それだけなのかもしれない

記事一覧

光の中の歌声を今日も追いかけている

9/23 帰り道の1時間の電車でnoteを開いた。今すぐ言葉にしたいと思ったから。 今日はボイガルのワンマンに行った。 TBG ATTACK このツアーのルールは、“ボイガル以外の…

海胆
11日前
3

音楽も学校みたいだね

小学生の頃から作文が好きだった。 感想文で賞をとったり、周りに褒めてもらえたりした。 教室で一斉に原稿用紙に文字を書いていく時、二枚目を取りに立ち上がるのが一番早…

海胆
1か月前
12

音楽は苦しい、それでも

三週間前、一番心の近くにいた特別なバンドのボーカルが脱退してもう見ることが出来ない。 先月のCRYAMY野音から心が動かないし、音楽を聴く時間も減った。ライブであれ以…

海胆
2か月前
39

だからあなたが世界よりもだった

6/16 CRYAMY日比谷野外大音楽堂 「CRYAMYとわたし」 書こう書こうと何度もnoteを開いては、閉じていた。何から書こう。この感情を書くことは美しいのだろうか。 ただ書か…

海胆
3か月前
17

愛されなかったあの子と聴いた東京流星群

高校生の時、友人の母親が過去に殺人をしたことがあると学校で広まった。私は友人からその事実を以前から打ち上げられていた。神に誓っても誰かに話したことはない。だが疑…

海胆
4か月前
14

6月16日、日比谷野外大音楽堂。

私が苦しいのは 自分のことが好きになれないまま、日々を重ねているから。 目に映る綺麗な都会の景色に、何も感じない帰り道を歩いているから。 誰かに言われた言葉を、い…

海胆
4か月前
11

常に歌を常に届くように

4/15 私の何よりも大切な世界、山田亮一の復活ライブに行った。 バズマザーズ活動休止前のワンマンライブに行くことが出来なかったし、五年ぶりにギターを持った彼を目の…

海胆
5か月前
14

ずっと学校に行く事が苦手だった

なんで?って聞かれると明確な理由は分からない。 単純にずっと私は、心の弱い子なのだろう。 幼稚園時代のことはあまり記憶にないが思い出そうとすると真っ先に“気持ち…

海胆
6か月前
18

音楽を無理しないこと

引き延ばされた青春の学生時代をこのバンドに青春と呼べる形にしてもらってから言葉に出来ない気持ちが塊で体内にある。 それが、聴かなくなったら終わりだ みたいな感情…

海胆
6か月前
13

最近、音楽、思う事

宗教なのではないかと思うほど全てを頼ってしまったロックスターが音楽活動再開の宣言をした。 それはそれは嬉しかったしお知らせを見た時は言葉を失った。 だがそれが永遠…

海胆
8か月前
55

書きたいバンド

これが私の好きの言語化。 ここに書いていないけど大好きで仕方ない音楽はあります。年末年始に時間があれば少しずつ見てください。 (全てのバンドマンのお名前は敬称略で…

海胆
9か月前
47

一年かけたが音楽に救われたのか分からない

12/23、北海道まで行って大好きなバンドのツーマンライブをみた。そこで私の2023年の全てのライブが終了。 何もすごくないが自分が周りの人より多くライブに行っているこ…

海胆
9か月前
70

捻くれの正当化

「この人より私の方が音楽好きなのにな」 自分の好きな音楽で承認欲求を満たす人達を軽蔑し、日曜日に繋がりたがる人を見ては数字になりもしない好きの量を比べたがる。 …

海胆
10か月前
35

真っ赤な空を見ただろうか

毎年夏に鬱になっている。 たまたまかもしれないし気温や熱すぎる太陽がそうさせているのかもしれないし、分からない。 今年もそんな夏だった。 ここ最近はそんな夏の面影…

海胆
10か月前
21

さよならポエジー

ずっと、生きて行くことへの焦燥感に追われ何をしても劣等感がなくなることはなく、誰かになりたいと願うことばかりの人生だ。 いつだって隣の芝生は青くて、それだけなの…

海胆
11か月前
45

私の孤独が大阪城ホールまで

「2024年3月24日大阪城ホールでワンマンライブをします。」 私の中で特別な存在のバンド、ハンブレッダーズが2日前に大阪城野音のライブのアンコールで発表した。 寂しい…

海胆
11か月前
38
光の中の歌声を今日も追いかけている

光の中の歌声を今日も追いかけている

9/23 帰り道の1時間の電車でnoteを開いた。今すぐ言葉にしたいと思ったから。

今日はボイガルのワンマンに行った。
TBG ATTACK
このツアーのルールは、“ボイガル以外のグッズを必ず装備して来ること”

ツアー中なので公演内容に対し何か書くことはしません。

会場に着いても誰ひとりボイガルの服を着ていない、ボイガルのワンマンなのに。このバンドの考える面白いことが本当に素敵だなと思う。

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音楽も学校みたいだね

音楽も学校みたいだね

小学生の頃から作文が好きだった。
感想文で賞をとったり、周りに褒めてもらえたりした。
教室で一斉に原稿用紙に文字を書いていく時、二枚目を取りに立ち上がるのが一番早かった。
そんな誰も気にしていない側から見ればくだらない瞬間に自分が唯一誰かに勝てるものがこれだと思った。
高校生になった頃に自分の作文才能は大したことないと気が付いた。人並みか、ほんの少し文章を思い付くのがはやい人。それだけになった。

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音楽は苦しい、それでも

音楽は苦しい、それでも

三週間前、一番心の近くにいた特別なバンドのボーカルが脱退してもう見ることが出来ない。

先月のCRYAMY野音から心が動かないし、音楽を聴く時間も減った。ライブであれ以上の感情味わうの怖いし。カワノさんいなくなっちゃってさ、正直ずっと苦しい。
ひとつ前のnoteを読み返しても、私はもう野音の景色を鮮明に思い出せない。あの日の景色を少しずつ忘れてしまう上にカワノさんの歌うCRYAMYを更新することが

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だからあなたが世界よりもだった

だからあなたが世界よりもだった

6/16 CRYAMY日比谷野外大音楽堂
「CRYAMYとわたし」

書こう書こうと何度もnoteを開いては、閉じていた。何から書こう。この感情を書くことは美しいのだろうか。
ただ書かないと忘れてしまう。
ならば限りなく心に近い言葉で書かないと。鮮度のあるうちに。
そう思った今日こそ、書いてみる。

まず私が人生で初めて「愛している」と伝えたくなったバンドはCRYAMYだ。
そしてこの日、このバン

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愛されなかったあの子と聴いた東京流星群

愛されなかったあの子と聴いた東京流星群

高校生の時、友人の母親が過去に殺人をしたことがあると学校で広まった。私は友人からその事実を以前から打ち上げられていた。神に誓っても誰かに話したことはない。だが疑われて当然の状況にある私のことを一ミリも疑わなかったそうだ。
そういう、人を信じることを貫ける友人が苦しんでいた話。

その子の母親は少し精神がおかしくなる時があるそう。お酒を飲んで暴れる。不倫をしていたし家族に愛はないと口に出していたそう

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6月16日、日比谷野外大音楽堂。

6月16日、日比谷野外大音楽堂。

私が苦しいのは
自分のことが好きになれないまま、日々を重ねているから。
目に映る綺麗な都会の景色に、何も感じない帰り道を歩いているから。
誰かに言われた言葉を、いつまでも気にしているから。
中学の時に死んだあの子の顔を、思い出さずに眠る夜があることに気付いたから。

それで、だから、何?

結局何もないから。
消えてしまいたくなる。
生活の中でそんな時期がある。

CRYAMYという音楽に出会った

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常に歌を常に届くように

常に歌を常に届くように

4/15 私の何よりも大切な世界、山田亮一の復活ライブに行った。

バズマザーズ活動休止前のワンマンライブに行くことが出来なかったし、五年ぶりにギターを持った彼を目の前にした。
待っていた けど、ただ生きていた の方が言葉としては正しい。
山田亮一が復活するまで死ねない!という気持ちが希死念慮を抑えたことなどない。死にたいけど死ねないな〜くらいでただ生きていた。でもそこにはいつも(山田亮一の音楽を

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ずっと学校に行く事が苦手だった

ずっと学校に行く事が苦手だった

なんで?って聞かれると明確な理由は分からない。
単純にずっと私は、心の弱い子なのだろう。

幼稚園時代のことはあまり記憶にないが思い出そうとすると真っ先に“気持ち悪い”と思う。自分の意見を言えなかった私はこの時から強者と弱者を見てしまったのだろう。

小学生の時は、だれにでもあるような悪口を一瞬言われただけで学校に行きたくなくて毎朝泣いていた。みんなに合わせてニコニコがこの頃からずっと苦手で給食時

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音楽を無理しないこと

音楽を無理しないこと

引き延ばされた青春の学生時代をこのバンドに青春と呼べる形にしてもらってから言葉に出来ない気持ちが塊で体内にある。
それが、聴かなくなったら終わりだ みたいな感情を生み出し自分の中の何かを焦らせていた。
そんな形で音楽を聴いて無理にプラスを作り出すことに誰に何の徳があるのか分からずCDを買うか迷っていたらサブスクが公開された。
とりあえず聴いてみたスマホから流れる音楽は最初は歌詞もついてなかったし流

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最近、音楽、思う事

最近、音楽、思う事

宗教なのではないかと思うほど全てを頼ってしまったロックスターが音楽活動再開の宣言をした。
それはそれは嬉しかったしお知らせを見た時は言葉を失った。
だがそれが永遠に再開せずとも、実は彼が死んでしまっていたという結末だったとしても、私は生きているだろう。
実際彼が生きているのかどうかも分からなかった時ですら、幸福も絶望も経験し受け流しては呼吸をしていたから。
それでも嬉しい出来事であることは間違いな

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書きたいバンド

書きたいバンド

これが私の好きの言語化。
ここに書いていないけど大好きで仕方ない音楽はあります。年末年始に時間があれば少しずつ見てください。

(全てのバンドマンのお名前は敬称略です。
きっと正解のバンドの在り方みたいなものは書いてないので適当に読み流してください…)

1 BUMP OF CHICKEN

原点。初めてCDを買ったのも彼らだ。
小学生の頃から聴き続けていて、当時理解できなかった歌詞が年齢を重ね

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一年かけたが音楽に救われたのか分からない

一年かけたが音楽に救われたのか分からない

12/23、北海道まで行って大好きなバンドのツーマンライブをみた。そこで私の2023年の全てのライブが終了。

何もすごくないが自分が周りの人より多くライブに行っていることは分かっている。
その分だけ音楽に救われたのだろうか。

夏に大きく全てに苦しくなった時に一週間仕事も家にも行かず知らない土地に行った。でも死ねなかったからある今の命のことを思うとその時聴いた音楽に救われたな〜なんて考えたが、音

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捻くれの正当化

捻くれの正当化

「この人より私の方が音楽好きなのにな」
自分の好きな音楽で承認欲求を満たす人達を軽蔑し、日曜日に繋がりたがる人を見ては数字になりもしない好きの量を比べたがる。

「時間は関係ない新規も古参もないよ」
なんて言いながらも自分より最近好きになった人が語る言葉が心のどこかに引っ掛かる。

「このバンドの曲がこの人に響くはずがない」
その人のことを何も知らないくせに軽率な発言をした。

「代弁者だ」
バン

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真っ赤な空を見ただろうか

真っ赤な空を見ただろうか

毎年夏に鬱になっている。
たまたまかもしれないし気温や熱すぎる太陽がそうさせているのかもしれないし、分からない。
今年もそんな夏だった。

ここ最近はそんな夏の面影なく、秋を知らないまま寒さで服装選択の失敗を繰り返して軽く苛立ち、そんな軽い苛立ちに心を弾ませている。
日没がだんだん早くなり夕暮れが美しく、気付けばスマホを空に向けている。そんな時にBUMP OF CHICKENの『真っ赤な空を見ただ

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さよならポエジー

さよならポエジー

ずっと、生きて行くことへの焦燥感に追われ何をしても劣等感がなくなることはなく、誰かになりたいと願うことばかりの人生だ。
いつだって隣の芝生は青くて、それだけなのに。

そんな私の中にさよならポエジーという愛してやまないロックバンドの音楽はいつも“すり抜けていく”
音楽が“刺さる”という表現は割とよくあるが、さよならポエジーを考えた時にそれは自分の中でピンと来なかった。
彼らの音楽が真っ直ぐで正面か

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私の孤独が大阪城ホールまで

私の孤独が大阪城ホールまで

「2024年3月24日大阪城ホールでワンマンライブをします。」

私の中で特別な存在のバンド、ハンブレッダーズが2日前に大阪城野音のライブのアンコールで発表した。

寂しい そう言ってる人がいて
だから埋まるな そう言ってる人がいた。
そういう間違っていない気持ちを持っている人は大切にしてほしいと思った。

その上で私は
おめでとう そう思ったし
絶対に埋めたい そう思った。
発表のあと、全てを噛

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