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音楽は苦しい、それでも

三週間前、一番心の近くにいた特別なバンドのボーカルが脱退してもう見ることが出来ない。

先月のCRYAMY野音から心が動かないし、音楽を聴く時間も減った。ライブであれ以上の感情味わうの怖いし。カワノさんいなくなっちゃってさ、正直ずっと苦しい。
ひとつ前のnoteを読み返しても、私はもう野音の景色を鮮明に思い出せない。あの日の景色を少しずつ忘れてしまう上にカワノさんの歌うCRYAMYを更新することが出来なくて悔しい。ただ最後にギターを振り上げそっと置いた彼の姿は覚えている。忘れたくない。お願い、忘れないで。忘れてしまいたくない。
あれからいなくなった事実に涙しても結局、私は本当にCRYAMYを愛している。という結論に至る夜にしかにらなかった。ずっと真摯に音楽を届けてくれたから。

それから時速が、正しいか分からないけどあいつらの分まで そう言ってくれたんだ。
ムロフェスでオギノのピックガードにでっかく貼られたCRYAMYのステッカーみて本当に嬉しかった。それがあんな広いところのモニターで沢山の人が見てた。ありがとう時速36km。

そしてムロフェスは最高だった。地元だし。
暑かったけど、やっぱバンドってかっこいい。久々にグドモ見れた。少し離れてたバンドも見れた。大切な人と見たかったバンドも見た。正直行く前の日まで心はめちゃくちゃだったけど行って良かった。

ムロフェスのおかげで少し元気になってきた矢先、ずっと待ってたロックスターが逮捕された。
Twitterみてても誰の言葉も共感出来なくて、そっと閉じた。
最初はとてもイライラしてた。そのあととても悲しくなった。今日は休日、何も出来なかった。やっと23時ごろに家を出ることが出来たからコンビニへ行った。バズマザーズを流した。気付いたら泣いてた。

今年はircleとCRYAMYの未来のライブ予定が確実にないことが決まってて、それせかもそうだけど、大好きなバンドはたくさんあるけど核心的な部分のバンドがいなくなっていくことが本当にキツかった。
それでもあなたが戻ってきてくれることは心の底から嬉しかったし楽しみだった。だってあなたも核心の部分だったから。

もう、こんな私のこと誰か笑い飛ばしてくれ。

災難って言葉は合わないし他のバンドが見れないことは不運なわけでもないけど、なんか私の周りだけ、、みたいな気持ちになる。
私が知らないだけでバンドの活休解散は色々あるだろうけど。とにかく隣の芝生は青く見えすぎているせいで私は落ち込みまくった。食欲とかない。全然ない。あと逮捕って、それだけはダメじゃんか。

先のことは分からないけど誰が冷笑しても、大切にしてる音楽があるし私の心を拾い上げてくれたことは変えられない事実であって、まあそれが苦しめているんだけど、おかげであの時よりは多少上手く生きて行ってるし。
強がるなら、まだ待てる。
心が雨漏りする日には、って言ったこと忘れないよ。
記憶に頼って生きていくことは突然苦しくなる時が来る。でもそんな夜に負けないようにする。

私が強くなったらきっと音楽なんてこれほどまでに必要じゃないのかもしれない。
でも私は好きな音楽と、音楽の捉え方、ちゃんと好き。

いつもいつも音楽しかないからと文字を綴っているけど、まだそれ以外の何かは見つかっていない。
だから明日も聴く音楽慎重に選んで、仕事に向かう。

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