Megumi@インド占星術スピリチュアルケアカウンセラー

1977年 京都市出身 インド占星術、ヴェーダンタ(インド哲学)、仏教、心理学、スピリ…

Megumi@インド占星術スピリチュアルケアカウンセラー

1977年 京都市出身 インド占星術、ヴェーダンタ(インド哲学)、仏教、心理学、スピリチュアルケア(生きるという事についての魂のケア)などを学び続けています。 現在はバリ島と日本を行き来しながら、インド占星術を基にカウンセラーとして活動中。 より良く生きる思考法をお伝えします。

記事一覧

「ダルイ」に隠れるヘルプサイン

高校生や大学生くらいの年の子がよく使う「マジだるい」という言葉には、自律神経の乱れからくる肉体的なダルさ以外に、本当の自分の気持ちを出しきれないもどかしさが隠れ…

メンヘラを克服したいなら

「私はメンヘラだ」と、自分を定義づけて、ネガティブに捉えるのは間違いです。 「私=メンヘラ」、ではなく、「私の心の状態=メンヘラ」なので、「私」というものは決して…

ウェルビーイングな時間を生み出す

時間を「使う」ものだと考えると、今あるものを使っていくという事なので、減っていくというネガティブなイメージになってしまいます。 しかし、時間を「うみだしていく」…

ライフステージを上げる

「ライフステージを上げるために、どれだけ努力をしているかというのは、外見でわかる」ということを、岡田斗司夫さんがYouTubeで解説されていました。 自分に妥協する事…

貧困と宗教心

韓国の友人が、インドネシアにある小さな貧困の島にボランティア活動で訪れた時の話をしてくれました。 島にはテレビもない、病院もない、まともな学校もない、韓国の人に…

想いを乗せたコミュニケーション

普通、コミュニケーションを取るときは、話す、聞く、読む、書く、触れる、表情を変えるなど、意識レベルで行います。 人間は意識と無意識によって行動していますが、意識…

世の中は良い事で溢れてる!

私たちは、見たり聞いたりするものから、幸せや不孝を感じることができます。 ニュースや新聞、SNSで取り上げられるのは目立ちやすい「悪い事、怖い事」が中心ですが、実…

悩みの原因が見つからない

一生懸命頑張っても評価されない… 働いてもお金が貯まらない… 顔も性格も普通なのに恋人ができない… 何でだろう、どうやったらうまくいくのかな…って悩む方、その悩み…

財産を増やす目的

先を見通す力を持ち、莫大な資産を築かれた、本多静六さんの著書「私の財産告白」には、本多さんが実際にどのようにして財産を築かれたのか、財産をどのように使ったのかに…

正岡子規の「悟り」

34歳という短い生涯を精一杯駆け抜けた、正岡子規。 肺結核に始まり、脊椎カリエスで苦しみつつも、亡くなる2日前まで新聞の連載を続けたり、2万句を超える俳句、評論、短…

愚痴や不満を言う人の心

愚痴や不満を言う人は、自分の苦しみや不幸だという感覚を共有してもらいたい、繋がりを感じて安心したいという思いを持っていることがあります。 また、「本当の自分は、…

大自然から学ぶ調和

山の中の美しい川に行くと美しい景色に出会えます。 生い茂る木々から漏れてくる太陽の光、それが生み出す影、透明感のある水、無造作に転がる石、苔の緑、倒木やシダの葉…

相談する相手、あってますか?

新しいことに挑戦したい時、夢を語りたい時に、身近な人に相談したくなりますよね。 注意しなければならないのは、身近な人だからといってそれを完全に理解できるとは限ら…

自分の社会的価値

人や商品のクオリティがいくら高くても、どれだけ多くの人にそれを必要とされるかで、社会的価値は決まります。 世界最高品質のものだけど、世の中に知られていないものよ…

慚愧懺悔六根清浄

困難に立ち向かって乗り越えたい、より良い人生を生きたいと思うなら、まずするべき事は「慚愧懺悔六根清浄」ですよ、という仏教の教えがあります。 慚愧とは、素晴らしい…

生きるのが辛いとき

「自分の人生に希望が持てない、生きているのがつらい」 この言葉には「こんな自分を変えたい!もっと希望のある人生を生きたい」、という想いが隠れています。 人間は、1…

「ダルイ」に隠れるヘルプサイン

高校生や大学生くらいの年の子がよく使う「マジだるい」という言葉には、自律神経の乱れからくる肉体的なダルさ以外に、本当の自分の気持ちを出しきれないもどかしさが隠れているように思います。

不安やコンプレックスを、「ダルイ」という言葉を使う事で、強がりながら隠そうとしている場合もあります。
そんな子達に出会ったなら、周りの大人達は言葉通りに受け取って、やる気のないダメな子だ、とは思わず、少し寄り添って
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メンヘラを克服したいなら

「私はメンヘラだ」と、自分を定義づけて、ネガティブに捉えるのは間違いです。

「私=メンヘラ」、ではなく、「私の心の状態=メンヘラ」なので、「私」というものは決してネガティブな存在ではありません。

問題があるのは心の状態だけなので、丁寧に向き合う事で改善していくことは可能です。

寂しいという感情も、愛されたいという感情も、認めてもらいたいという感情も、誰にでもある普通の感情ですが、メンヘラで悩
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ウェルビーイングな時間を生み出す

時間を「使う」ものだと考えると、今あるものを使っていくという事なので、減っていくというネガティブなイメージになってしまいます。

しかし、時間を「うみだしていく」ものだと考えると、増えていくというイメージなので、ワクワクします。

一日は24時間なので、実際に時間が増えたり減ったりする事はありませんが、意識を変えるだけで、増やすことも減らすこともできるのです。

やらなきゃいけないことをやって、隙
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ライフステージを上げる

「ライフステージを上げるために、どれだけ努力をしているかというのは、外見でわかる」ということを、岡田斗司夫さんがYouTubeで解説されていました。

自分に妥協する事なく、愚痴を言ったり言い訳したり、諦めたりする事なく、自分で自分を律して行動していく。

その姿勢を保つためにはやはり努力が必要だということ。

そして、その努力が、日々のライフスタイルにしっかりとあらわれているひとは、自然とその努
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貧困と宗教心

韓国の友人が、インドネシアにある小さな貧困の島にボランティア活動で訪れた時の話をしてくれました。

島にはテレビもない、病院もない、まともな学校もない、韓国の人によって建てられた教会はあっても、まともな牧師さんもいない。

誰からも、良い事、悪い事について教えてもらったことがないので、盗みや嘘、貧困や不衛生が日常になってしまっている。

そんなお話しを聞きながら、まず人として一番大切なのは「宗教心
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想いを乗せたコミュニケーション

普通、コミュニケーションを取るときは、話す、聞く、読む、書く、触れる、表情を変えるなど、意識レベルで行います。

人間は意識と無意識によって行動していますが、意識が働いているのは、その内わずか1〜3%のみです。
つまり、無意識レベルにアクセスして、それを意識レベルでしていたコミュニケーションに上乗せすることができると、さらに深く気持ちを伝えたり、感情を繋げたりできるということです。

口先や表情だ
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世の中は良い事で溢れてる!

私たちは、見たり聞いたりするものから、幸せや不孝を感じることができます。

ニュースや新聞、SNSで取り上げられるのは目立ちやすい「悪い事、怖い事」が中心ですが、実は世の中には良い事が山のように溢れていて、良いことは当たり前すぎるから目立たつことなく、あまりニュースにもなりません。

そのため、ニュースを見た脳は錯覚を起こし、この世は悪い事、怖い事で溢れている…と感じてしまいます。

素晴らしい人
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悩みの原因が見つからない

一生懸命頑張っても評価されない…
働いてもお金が貯まらない…
顔も性格も普通なのに恋人ができない…

何でだろう、どうやったらうまくいくのかな…って悩む方、その悩みの原因が見つからない理由は、その原因を自分がすでに知っているからです。

潜在意識のレベルでは、その原因を理解している。でも、その原因がわかってしまうと困る人がいる。それが、自分自身です。

潜在意識は、わざとその原因となるものを最初か
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財産を増やす目的

先を見通す力を持ち、莫大な資産を築かれた、本多静六さんの著書「私の財産告白」には、本多さんが実際にどのようにして財産を築かれたのか、財産をどのように使ったのかについても書かれています。

お金はあるに越した方が良いですが、財産を増やす目的をハッキリさせなければ、かえって害をもたらす事もある。という本多静六さんの実体験をもとに語られる言葉には、とても重みがあり、納得させられます。

財産を築く事を頑
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正岡子規の「悟り」

34歳という短い生涯を精一杯駆け抜けた、正岡子規。
肺結核に始まり、脊椎カリエスで苦しみつつも、亡くなる2日前まで新聞の連載を続けたり、2万句を超える俳句、評論、短歌の革新運動、山会の発足など、膨大な仕事をこなされました。

自分の命が残り少ないとわかりながらも、そんな風に生きられたのは、正岡子規なりの悟りがあったからです。

死の恐怖に支配されそうになった時、正岡子規は「悟りとは、平気で死ぬこと
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愚痴や不満を言う人の心

愚痴や不満を言う人は、自分の苦しみや不幸だという感覚を共有してもらいたい、繋がりを感じて安心したいという思いを持っていることがあります。

また、「本当の自分は、こんなはずじゃない!自分はできる人間だ!」と、プライドや自信が高いので、認められないとか自分だけ損した気分になると、この世界の被害者であるかのように感じてしまうこともあります。

完璧主義で、自分は正しいと思いがちなので、小さなミスでさえ
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大自然から学ぶ調和

山の中の美しい川に行くと美しい景色に出会えます。

生い茂る木々から漏れてくる太陽の光、それが生み出す影、透明感のある水、無造作に転がる石、苔の緑、倒木やシダの葉っぱ、それらは誰かが意図して配置したわけじゃないのに、完璧に調和がとれていて美しいと感じます。

木が大きな石が転がるのを支え、石があるから苔が生息し、その苔を伝って濾過された水が川に届けられる。

それぞれは歪で自由な存在でありながら、
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相談する相手、あってますか?

新しいことに挑戦したい時、夢を語りたい時に、身近な人に相談したくなりますよね。

注意しなければならないのは、身近な人だからといってそれを完全に理解できるとは限らないということ。

心配や親切心からであっても、否定したり諦めるよう促してくる人は、ドリームキラーです。

ドリームキラーだから悪者だという事ではなく、向いている方向が別なだけなので、ドリームをサポートしてもらいたいなら、同じ感覚を持つ人
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自分の社会的価値

人や商品のクオリティがいくら高くても、どれだけ多くの人にそれを必要とされるかで、社会的価値は決まります。

世界最高品質のものだけど、世の中に知られていないものより、世界10番目くらいのランクであっても世界中の人が知ってて需要のあるものの方が社会的価値はあるよね、という武井壮さんの例え話は、とてもわかりやすいです。

提供しようとしているものが、趣味的なものなら人からの評価なんて気にせず、自分の喜
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慚愧懺悔六根清浄

困難に立ち向かって乗り越えたい、より良い人生を生きたいと思うなら、まずするべき事は「慚愧懺悔六根清浄」ですよ、という仏教の教えがあります。

慚愧とは、素晴らしい人や善なるものを敬い、それと同時に自分のいたらなさに気づいて反省すること。

懺悔とは、自分の過ちを恥いるとともに、反省して正していこうと思うこと。

六根とは、目、耳、鼻、口、肌、意識の6つの感覚器官

六根を綺麗に保つことで、人の心や
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生きるのが辛いとき

「自分の人生に希望が持てない、生きているのがつらい」
この言葉には「こんな自分を変えたい!もっと希望のある人生を生きたい」、という想いが隠れています。

人間は、1日のうちだけでも数えきれないくらいの選択をしながら生きています。そして、人生はその選択の繰り返しによって組み立てられていきます。

生きるのがつらいときは、自分で良い人生を創造していくことができるということを忘れてしまっているのです。
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