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駐妻だった頃にぼんやり考えていたこと

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こちらは悩みというより「駐妻ってなんだろう」とか 「アメリカ生活」についてグダグダ考えていたことのメモです。 ぼっちで家事育児してると両手は塞がってるのに考え事するスキマ時間があ…
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#海外生活

(元)駐妻のぼやき⑤

(元)駐妻のぼやき⑤

駐妻の「ビジネス」についてのぼやき

起業する駐妻さんを見かける今はどうだかわからないが、私が駐在妻だった頃はインターネットを駆使して起業・開業をしたり、何かの活動をする駐妻さんをよく見かけた。

そして、それらは駐妻さんが始めるビジネスなだけあって、ターゲットもまた駐妻であることが多かった。要はよく宣伝が来たのだ。
事業の内容は有料のメーリングリストや占いに講座、とりわけコーチングやアンガーマネ

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駐在妻を経験してからずっと思っていること

駐妻になると悪意をぶつけられる駐妻になると、「『駐妻』が嫌いな赤の他人」も喧嘩を売ってくる。

赤の他人からステータス分類され、ステレオタイプだけで判断される。
最初から悪印象を持たれた上で接されたり、SNSなどで「駐在妻ってこうなんだって。最低だね」と投稿されたりする。

駐妻というだけでマウンティングをされたり、批判されるのは、言うまでもないがすごくムカつくことである。
そして、自分も「経験し

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(元)駐妻のぼやき②

(元)駐妻のぼやき②

駐在妻だった頃のぼやきや小話色々

色々な日本人妻駐妻さんの他、留学生妻、研究妻とも知り合う機会があったが、どの立場も何がどのくらい大変かは大体「それぞれの会社(所属先)に寄る」。
なので、駐在だの社費留学、自費留学というカテゴリはあまり頼りにならない。

※昔の記事なので加筆修正しています

昔の記事にも書いたが本当に所属先からの待遇は様々である。

例えば日本とアメリカ間の引越時だけでも
・引

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駐妻と人間関係

ある時、駐妻仲間のフォロワーさんがこう言っていた。

「転勤族や駐妻で、前に住んでいた所の人間をこき下ろす人に遭遇すると身構えてしまう」

私も同じ状況になったことがあるが、全く同じ気持ちだと思った。

今現在、自分が過去帯同していた頃遭遇した人間の悪口を記事に書いて垂れ流している私だが、現実に「以前の環境での人々をdisる人」に遭遇したら警戒するだろう。

①本人に人間関係が上手くいかない原因が

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産後メンタル×新米駐妻②

毎回毎回似たような話を書いているのでお気づきの方もいると思うが
私の中では「駐妻になった前後1~2年でされた嫌なこと・悲しかったこと」が数年経った今でも強烈に残っている。

他の年も嫌なこと辛いことはあったはずなのに、あの数年間だけ嫌に覚えているのは何故だろう…と考えていて、ある時

『産後クライシス』
『妊娠中から産後にかけての恨みは一生残る』

というネットの投稿を見て腑に落ちた。
私の産後は

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駐在員観察日記

駐在員観察日記

駐在員だった頃の夫の発言集。
帯同している配偶者側も色々あったが、駐在員本人も何かこじらせていたのかもしれない。

「今の俺は帰国しても馴染めないかもしれない…」「だって、日本だと皆同じ髪色と肌色なんだよ。怖くない?」

いかにも在米日本人っぽい発言だが、これを言ったのが職場にも近所にも日本人がたくさんいる日本人村に住んでいた頃なので違和感を覚えた。

平日どころか休日も日本人会で会ってるじゃん。

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在外邦人あるある?

在外邦人あるある?

駐在帯同生活をしている間、周囲が日本語わからないと思ってるのか、時々すごい会話をしている日本人に遭遇したことがあった。

ご本人たちにとっても、聞き耳を立てていた私にとっても恥ずかしい思い出になるかもしれないが、どうしても忘れられない人達がいたのでここに書こうと思う。

公共の場で家族計画の話公共交通機関でわりと遭遇したが、遭遇しすぎて日本でも大っぴらに話す内容だったような気がしてきていた。
日本

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いにしえの駐妻VS現代の駐妻

いにしえの駐妻VS現代の駐妻

駐妻になりたての頃、今思い返しても微妙な絡み方をされたことがある。

きっかけ渡米直後、日本にいる知人に近況報告をした。
すると「そういえば友達に海外生活をしてた人がいるんだ。良かったら色々教えてもらえるように手配しようか?「『駐妻になったことはないけれど駐在員の彼氏のところへ数ヶ月押掛け女房をしていた』人(意訳)に駐妻生活について聞いたらどう?」と提案された。

駐妻ではなく「駐在員彼氏に押しか

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駐妻サイト・SNSの身バレ

駐妻サイト・SNSの身バレ

私はこうしたサイトやSNSを利用して駐妻だった頃の悩みや愚痴を吐き出している。顔の見えない相手に共感・同情してもらえるのは嬉しいが、顔見知りに知られるのは恥ずかしい。

つまり、身バレが嫌だ。

身元が割れないように工夫したり、先人や他の駐妻たちはどのような工夫をしているのか、各種サイトやブログを見て参考にしていた。
その過程で近所の知人を見つけてしまったこともあったが、どのような項目で身元が割れ

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どこでもいる駐妻になりたくない駐妻は どこにでもいる

※タイトルは昔、某セクシー女優さんが投稿してた呟きのオマージュです。

見下している人が苦手ハブリハブられ、ぼっち駐妻も経験してみて、最終的に一番苦手と感じたのは、

「常に『私は他の○○とは違う』と言っているタイプ」。
    ※○○には「駐妻」「日本人」などの肩書が入ります。

気持ちはわからなくない。
「駐妻」「駐在妻」と検索してネットに出てくるのは、21世紀にして昭和の人間関係を作っていた

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先輩駐妻さんに「老け顔」と言われたのを根に持っている話

ネチネチ系元駐妻の本領発揮シリーズ第1弾

先輩駐妻さんに「老け顔」と言われたのを未だに根に持っている、という話。

駐妻1年生、初めて人間関係が嫌になったこともう本当にしょうもない話なんですが、私が駐妻になって初めて
「ここの人間関係嫌だな…」と思ったのは、6歳年上の先輩駐妻さんに
「meiさんは年下に見えない!ずぅっと年上だと思ってた。」と言われたことです。

以下現在まで引きずるモヤモヤを述

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駐在生活で唯一ぼっちが苦痛になった思い出

我が家は夫婦共に一人でも平気なタイプ、特に夫は「仕事を思い出すから休日にまで会社の人(日本人)に会いたくない」という人間です。
普段の海外生活ではそれで全く支障がありませんでしたが、一つだけ弊害がありました。(以下「独りぼっち」=ボッチと表記)

それは駐在生活後半、ボッチ生活もプロになってきた頃です。
当時夫の仕事関連で、日本人が集まるイベントに出席しなければいけなかったのですが、これでぼっち生

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夫の会社の噂話と日本人妻色々

夫の会社の噂話と日本人妻色々

駐妻になってから意外と多いな、と思ったのが
「自分たちのところよりも人間関係や格差が激しいところを挙げて『怖いね~』と言う人」。
話している側の意図としてはただの噂話だったのかもしれないが、ひねくれた私が聞いていて抱いたのは
「そんな怖いところに比べたら自分たちはマシ」って思いたい心がちょっとあるんじゃないか?
という猜疑心。

うちの(夫の)会社の噂話を聞いてしまったアメリカ生活にもなじんて来た

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本当にあった帰国妻の怖い話

本当にあった帰国妻の怖い話

ある時、近所にとある国から本帰国してきた一家が越してきました。

そこの奥様は典型的な出羽海系(すぐ「〇〇(国名)では」「〇〇だったら~」と海外トークを持ち出してしまう人のこと)奥様でした。
近所の奥様達は、はじめは「海外帰りって素敵!」「すごいね~!」ともてはやしていましたが、帰国奥様のしつこい出羽海トークのために次第に距離を置くようになっていきました。

帰国奥様はいつも以前住んでいた国での話

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