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感染症を学ぶ医学生が音楽フェスの感染対策について考える

※Tip(投げ銭)noteです。無料で全文閲覧できます。
どうも、着物を着る医学生です。


こんにちは!

COVID-19の影響でイベントが自粛されたり思う存分楽しめなかったりと、なかなか思い通りに羽を伸ばせない方もいることでしょう。
しかし、だんだんとそれがどういったものか分かっていくにつれ、より様々なことができるようになっているのは事実です。

この記事では、渋谷の音楽フェス「渋谷ズンチャカ!」で感染対策部門長を務めた私が感染者0(※1)でイベントを成功させた方法や、準備をする中で気づいたことについて、感染症を学ぶ医学生の視点から書いていきます。
インタラクティブなイベントの感染対策に悩まれている方の助けになればと思います!ちなみに、今回紹介する方法はCOVID-19だけでなく他の感染症対策にも使えるかもしれません。

できるだけ正確に客観的に書くようにしますが感想もたくさん交えます。また、まだ医学の道のビギナーなので悪しからず。

しかしながらこのnote、8800字以上の分量があります・・・
ですので忙しい人のためにTake home messageだけ先に書いてしまいますから、その根拠や詳細を知りたくなったら下に読み進めて行って
くださいな🖐

Take home message


・感染対策は厳しいくらいがちょうど良い

・感染対策に関するグループ全体の知識ベースを一定に保つことがスムーズな感染対策に繋がる

・「研究用」抗原検査の用途として「検査をしたスタッフが運営をしている」という肩書きを得るためというものがある

・抗原検査キットの「対外診断用」と「研究用」の認知度はもっと上げるべき

・ステージ周りの感染対策を徹底することが重要

・素直に国が示すガイドラインに従えば効果はある


1. 「渋谷ズンチャカ!」とは


皆さん、「渋谷ズンチャカ!」という渋谷の音楽フェスをご存知でしょうか?


“「渋谷ズンチャカ!」は、 年に1回くらいは、渋谷の真ん中で自由に音楽できる日があったら素敵じゃないか!と、 2014年のプレイベントからはじまった、まちが舞台の"みんなでつくる"音楽フェス。

音楽に詳しい/詳しくないとか、楽器ができる/できないとか、歌が上手い/下手とか関係なく、 世代や国籍、文化の違いも飛び越えて、心から音楽を楽しめる場をつくりたい。 そこでは、誰かの演奏を聴くだけでなく、 歌ったり奏でたり、誰もがそれぞれの音を鳴らすこともできる。 しかも、そんな“お祭り“を、渋谷のまちに集うみんなの手でつくる。

現在、渋谷駅前は100年に一度の再開発のまっただ中。 「新たになりゆく渋谷の未来に、誇りと愛着を持って関わるきっかけをつくりたい」 そんな渋谷ローカルの想いをベースに、 音楽したい!と思った誰でもが、自らつくり、自ら楽しめる、 新しい”まちの音楽祭”をつくっています。“
引用:https://shibuya-zunchaka.com/about/

ということで、要は出演者、お客さん、スタッフの全員で音楽を楽しめる渋谷の街が舞台のインタラクティブな音楽フェスです。

音楽に詳しくなかったり、楽器を触ったことのない人だったり、たまたま渋谷に居ただけの人でもステージにあがったり、セッションを体験できたりします。人それぞれ音楽の楽しみ方は様々ですので、勿論ステージライブを聞くことも参加方法の1つです。

今年は2022年9月3,4日に宮下パークのみでの開催だったのですが、色々と試行錯誤した結果、2日間で2万人(※2)が訪れる中で感染者0を達成することができました。

2. 当時の感染状況

はてさて、2022年はもれなくCOVID-19が蔓延しておりました。

2022年9月前後の新型コロナウイルス新規感染者数推移

この推移を見ると、第7波が落ち着こうとしているところでしょうか。とはいえ、当日(9月3,4日)の新規感染者数は1万人を超えています。
さらに、準備が本格化してくるのは丁度7月初めだったので、当時のスタッフ達はヒヤヒヤしながら準備していました。

また、当時は特に感染力の強いオミクロン株BA.4, 5が流行し始めており、新型コロナウイルスの中でのオミクロン株の割合はほぼ100%だったようです。

そこで思ったのです。
「今年は感染対策が肝になるし、他の音楽フェスより厳しめにしよう。」と。

3. イベント全体の感染対策

先ほど述べたとおり、「渋谷ズンチャカ!」は街の音楽祭です。本来は渋谷の街の至る所にステージがあり、アトラクションも設置するはずでした。
しかし、そうしてしまうと感染対策の管理が行き届かなくなります。また、誰でも参加できてしまうので仮に保因者が参加して濃厚接触者へ該当するケースが出た場合、その方に濃厚接触の報告や保健所への報告ができなくなる可能性が高くなります。
ですので、今年度は

会場を宮下パーク4Fに限定

しました。(予算的にもこちらの方が都合が良かったみたいです。)
とはいえ、それでも宮下公園は広いです。お店もたくさんあることもあり、ノーマスクの方や飲食をされている方が幾人かいらっしゃいました。限られた人員(2日間合計で111人)の中で感染対策を管理するにはさらにエリアを絞る必要がありました。

そこで、宮下パーク内の

一部エリアを囲い、各エリアにゲートを設置

しました。(通称:コロナゲート)コロナゲートでは消毒、検温を実施し、それらが終わったことを証明するリストバンドの装着も行いました。このリストバンドをつけた人のみがコロナゲートを通過でき、エリア内でのステージやアトラクションを楽しむことができます。
こうすることで、エリア内を集中的に管理することができました。

コロナゲートでの介入


渋谷ズンチャカ!2022マップ
コロナゲートにて検温、消毒が済んでリストバンドをつける様子
コロナゲート1/2の様子


そして、出口を別に設置して人の流れを作りました。結果、人が一点に集中することを防ぐことができました。芝生エリアへの入り口は2つでしたが、出口は1つで十分でした。

出口はこちらです!

無論その他にも内閣官房が出している「基本的対処方針に基づくイベントの開催制限、施設の使用制限等に係る留意事項等について」、「イベント開催等における感染防止安全計画等について」、東京都が出す新型コロナウイルス感染症対策の基本方針も参考にし、準備をしました。(※4)


4. 意識したこと「イベント全体の感染対策」


そもそも、

感染を拡大させないために音楽フェスができること

は何でしょうか。

それは、その音楽祭を全て中止することです。何故なら人が集まることも歌うことも、何もかもが感染拡大を促進させてしまいます。くしゃみや咳よりも、歌う方がエアロゾルを前に飛ばしやすいというデータさえあります。(※3)

しかしそれでは地域活性化や文化振興、このnoteさえもここで終わってしまいますね。「感染対策もしながら音楽フェスを開催する」という状況はアンビバレントなもので、音楽の楽しさと感染リスクの軽減を常に天秤にかけることを余儀なくされました。

また、リスク管理には

「責任」

が付きものです。とは言え、我々はボランティアスタッフであり観客の健康という大きな責任を全て担う存在ではありません。ですから、仮に最悪の事態になった際にも我々が取る責任を最小限にする必要があります。そのためにもエリアを制限しコロナゲートを作ることは、我々が責任を持って感染対策をするエリアを最小限にするという意義もありました。

芝生のエリアは我々が管理するエリアです。エリア外の人に対して中の人は感染対策がなされていることがわかります。

この「我々が取りうる責任」に注意して感染対策をするのは、今までそれを遵守する側の間では考えてこなかった事項であり、大変新鮮に感じました。

5. 観客の感染対策

「3. イベント全体の感染対策」で記載したように、まず観客はコロナゲートで検温、手指消毒、マスクの着用、それらを行ったことを証明するリストバンドがなければエリアに入って参加することができません。確かにこれだけでも感染リスクは減らせますが、これにソーシャルディスダンシングを加えればさらにリスクを減らせます。ですので、エリア内は少なくとも半径1mを開けるように促し、エリア内の大声の会話や声出しを控えるようにアナウンスしました。

アナウンスだけで観客はあまり距離を取ってくれません。確かに、ステージに近づいて演奏を聴きたい気持ちは私も痛いほどわかります。しかし、そこは感染防止の観点から譲れない点でした。いかに観客へストレスをかけずに離れてもらうかを考えた結果、3つの方法に辿り着きました。

(1)宮下パークの芝生保護マットを等間隔に置く


これは偶然宮下パークの使用許可が出たことで実現しました。地面に等間隔に物が置いてあることでそこを避けたり踏んだりするようになった結果、一定のスペースができたのではないかと考えています。

人は集まっていますが、適度な距離が保たれています。

(2)感染対策の協力を呼びかける看板を持ったスタッフが観客の間を練り歩く


実際目に見える効果があったのはこちらです。エリア内では全員がマスクを着用し声を小さくしているので、スタッフが近くを通っても感染のリスクが少ないままディスタンシングを促すことができました。また、スタッフが観客の近くに行くことでお酒を持ち込んだ人に注意をしやすくなったり、側から見るとスタッフと観客が入り混じってイベントを楽しんでいるように見えるという効果もありました。(実際楽しんでます!)

楽しそう!

(3)水分補給以外の飲食禁止


そして、さらなる飛沫対策として水分補給以外の飲食禁止(お酒は勿論NG)というルールも設けました。正直、これに関しては科学的な根拠は探せなかったのですが政府のガイドラインにはお酒の提供を控えるように書いてあったための策です。恐らく、飲むと気が大きくなって大きな声を出してしまうからだと個人的には解釈しています。

6. 意識したこと「観客の感染対策」

この「観客の感染対策」こそ、音楽の楽しさと感染リスクの軽減を常に天秤にかけた際にその結果が顕著に現れるところでした。観客が「楽しい」と思えるようなイベントにするためにはある程度制限を緩めたり、自由度を高くさせる必要があります。観客にストレスを与えずにいかに感染対策を講じるかが焦点でした。

7. スタッフの感染対策

渋谷ズンチャカ!の運営スタッフは大きく分けて2種類

います。
(1)通年スタッフ(60人)・・・アトラクションやステージの企画・運営を担うボランティア集団
(2)当日スタッフ(69人)・・・当日のみ運営を担うボランティア集団
私は半年かけて用意をしていたので、通年スタッフです。まずは(1)通年スタッフに関する感染対策について書いていきます。

(1)通年スタッフの感染対策


渋谷ズンチャカ!の大きな特徴としてボランティアがアトラクションやステージの企画・運営を担うので、当然感染対策も各々でやることになり、COVID-19の新規感染者数が増加している中ではチーム全体としてある程度しっかりとした対策を求められます。

また、「敵を知り己を知れば百戦殆からず」と言うように、まずは敵(COVID-19)について知らなければ我々が一丸となって戦うことはできません。

そのためには通年スタッフ1人1人が正しい医学知識を学び、正しく効果的に感染対策ができるようになる必要があると考え、1年生で学んだ感染症の授業などをもとに

COVID-19に関するミニ講義

を行いました。

具体的な内容は以下のとおりです
・直近の新規感染者数について
・COVID-19のリスクファクター
・COVID-19はどんな特徴を持つ?
・オミクロン株と当時流行していた変異株の特徴
・ワクチンの有効性について
・手指消毒をする意義
・正しい消毒の仕方
・ソーシャルディスタンスの意義
・マスクの意義

一つ一つの感染対策について何故それをやるかを知ることでその重要性に気づくことができ、自分で考えることができるようになることで応用も効かせられました。このことから、

感染対策に関するグループ全体の知識ベースを一定に保つことがスムーズな感染対策に繋がるとわかりました。

ミニレクチャーの様子


抗原検査とPCR検査の実施

をしました。ただ我々全員が検査をするとなると予算を逼迫させてしまいますし、なんと言っても本当に必要な人に検査キットが行き渡らなくなる可能性もあります。そこで、検査は一番感染リスクの高いステージ出演者のみに限りました。何故なら彼らはステージ上ではマスクを外してパフォーマンスをするからです。

出演者の皆様には以下のようなメールを送りお願いしました。
「本番日の72時間以内に結果が出たPCR検査の陰性証明となるもの(原本またはメールのコピーや写真)、または本番日の24時間以内に結果が出た抗原検査の陰性を証明するもの(原本またはメールのコピーや写真)をご持参ください(当日受付にて証明できるものを確認する場合がございます)。」

なぜ「当日受付にて証明できるものを確認する場合がございます」という表現をしたかというと、何かしらの形で確認をしない(できない)ケースがあることを想定したからです。しかし、一部の出演者にランダムで確認してみてもその方々は検査の陰性証明をしていただいたので、この表現は状況のフレキシブルさを担保するためにも優れていると思いました。(仮に実際こちらが確認しなくても、検査をやってきてくださるので。)

また、

通年スタッフ全員に当日朝の研究用抗原検査の実施をしました。

まず、抗原検査には「対外診断用」「研究用」の2種類がありますが、実は無症状者の炙り出しには厚労省が承認した対外診断用(※5)でないと効果がないのです。研究用は症状が出てからやっと陽性と出るとか。なので研究用は占い程度にしか参考にならないそうです。

しかし、我々は研究用を使用しました。


絶対に陽性者を出したくない自分達としては対外診断用を使いたかったのですが、こちらを選択しました。それはやはり、コストの高さと当時の状況による在庫の少なさのためです。

特に私が驚いた視点がありました。それは

「研究用」抗原検査の用途です。

「検査をしたスタッフが運営をしている」という肩書きが欲しかったので、とりあえず研究用でも検査をしているというものでしたが、確かにその肩書きさえ見れば観客は安心して参加できます。良し悪しは置いておいて、そのために研究用の抗原検査は需要があったのかと、目から鱗でした。

もう一つ、私が印象に残ったことは

抗原検査の「対外診断用」と「研究用」の認知度の低さ

です。

抗原検査はどれを使っても同じだと言う認識の方が多いように見えました。私も市販の抗原検査キットを調べてみましたが殆どが「研究用」であり、謳い文句に眉を顰めたものもありました。この2つの効果の違いはもっと知られていくべきです。また、体外診断用がより身近になると理想的だと考えました。

(2)当日スタッフの感染対策

当日スタッフにはCOVID-19に関するミニ講義は行いませんでした。我々の感染対策の具体的な方針をアナウンスするにとどまりました。確かにインプットしておいて損のない情報ばかりでしたが、それを絞ることで対策行動を強化するためです。消化不良を起こすよりは、要点だけに集中してもらいました。

(3)通年スタッフ、当日スタッフ両方の感染対策

1)当日の検温
これはもはや当たり前ですね。

2)問診票への記入
当日の健康状態について、体調に異常がないかをGoogle formで聞きました。具体的には食欲や倦怠感など、一般的に体調不良と言われる症状の有無についてにしました。

3)COCOAのインストール
正直2022年7月時点でこのアプリの効果については疑問視をしていました。しかし、体調管理を意識付けるため、対策を万全にしていることを示すためにインストールを推進しました。

4)健康チェックシート
本番前1週間前からの健康チェックシートを記入してもらいました。オミクロン株の潜伏期間が約1週間ということもあり、この長さにしました。これはスタッフ全員と出演者全員にお願いし、毎朝の体温と測定時刻、体調不良の有無について書いてもらい、当日に回収し私が1枚1枚確認しました。その中で気になる点がある方は個別に問診し、もしもの時には参加を見送らせていただくことも視野に使用しました。

このシートの目的こそ、、1人1人健康管理の意識づけでもあります。

健康チェックシート(デザインもボランティアです!)


健康チェックシートのフローチャート(汚くてすみません😥)


5)こまめな手指消毒
これも当たり前ですね。エリアの至る場所にアルコール消毒液を設置しました。

6)不織布マスクの着用
効果と1枚の値段を考えて、不織布マスクの着用をお願いしました。
(N95は効果が高いが苦しい上に1枚の値段も高い一方、布やウレタンマスクは明らかに効果が低いため。)

7)消毒方法の指導

今回、スタッフや観客、出演者が触るものは全て消毒するようにしました。この時「汚いものと綺麗なものを考えて動く」という基本を強調し、マイク、楽器等の消毒方法を指導しました。消毒時にポリエチレン手袋を付けたのですが、盲点になりがちな手袋の外し方まで徹底的にやりました。

手袋の外し方をレクチャー
絵の具を使用し、実際に練習しました(体験型学習?)


熱中症対策との兼ね合いについて

2022/9/5の東京の天気は晴れ、最高気温は31.3℃ 最低気温は23.9℃であり、熱中症のリスクも高い状況でした。しかし、マスクを外すことはできるだけ避けたかったのです。

ですので、環境省と厚労省が6月に出した指針に従い、暑い際には周りの人と2 m以上距離を置き、声を出さないことを条件にマスクの着脱を許可しました。

もちろんその他の熱中症対策についても具体的な方法を指示しました。

厚生労働省のポスター(令和4年5月)

8. 意識したこと「スタッフの感染対策」

新型コロナウイルスのミニ講義の際、いかに医学への普段関わりのないスタッフに感染症の知識を教えるかに力を入れました。そのため、できる限り専門用語を省き、イメージや体験を交えることで理解していただけるように努めました。

9. ステージの感染対策

ところで、音楽祭の中で1番非直接接触、エアロゾル接触が起こりうる場所はどこでしょうか。

私はステージだと考えます。何故ならほとんどの音楽フェスではマスクなしでパフォーマンスをし、非直接接触の起きやすいマイクや楽器の使い回しをする可能性もあるからです。
今回は他の音楽フェス同様、

出演者はステージ上であればマスク無しでパフォーマンスをしても良いこととしました。

また、出演者はマイクを使われる方がほとんどでした。他の音楽フェスでもステージ上ではマスクなしで演奏できること、屋外ステージであることを考慮し、演者が2 m以上間隔を開ければマスクを外して演奏しても良いこととしました。

しかし、渋谷ズンチャカ!は観客もステージに上がれてしまう参加型の音楽フェスです。抗原検査や1週間の検温をしていない方々がマスクなしで歌うのは感染リスクを高めてしまいます。そこで、

ステージに上がる「観客」はマスクをし他の演奏者から2 m以上開けることとしました。

観客(左から2番目)がステージに上がってパフォーマンスをする様子


その他にも、

マイクなどの機材や楽器は人が変わるたびに消毒し、専用のスタッフも各ステージに用意しました。

先ほど記載したように消毒方法のレクチャーをした甲斐もあり、効果的に消毒とステージ転換を行えたと思います。

ステージ上では1人ずつ離れています。
ステージと観客のディスタンシングもバッチリ


10.気づいたこと

さて、ここまで渋谷ズンチャカ!2022の感染対策についてお話ししてきましたが、「やりすぎだ」と思う方もいらっしゃるでしょう。他の音楽フェスでここまでの対策をしていたものは同じ時期にないのですから。

しかし、

感染対策は厳しすぎるくらいがちょうど良い


と私は思います。地震や台風対策と同じで仮にそれが起きなかったら努力が無駄にも思えてしまい、余裕がない時にはコストカットをされがちです。とはいえ、それを怠ってしまうと最悪な状況になった際に泣きを見るのは私達なのです。身近な人を守ると考えれば、多少のコストは割にあっているのではないでしょうか。

最後に

ここまで読んでいただき誠にありがとうございました👏
渋谷ズンチャカ!は2023年に記念すべき10周年目を迎えます。勿論、私も参加します。

今年は渋谷の街全体を使ってのさらに大規模なイベントになります!一緒にズンチャカしてみませんか?

↓ご応募はこちらからどうぞ💁
https://shibuya-zunchaka.com/staff/


イベント終了直後の集合写真(宝物)
2022が終わった直後の通年スタッフ]

↓この記事の内容を症例報告として5分のプレゼンにしました。


※1:イベント後、会場や参加者、スタッフから感染者報告数が0だった。
※2:宮下パークによると、週末は約1万人が1日に訪れるとのこと。
※3: https://www.atsjournals.org/doi/full/10.1164/rccm.202009-3438LE?role=tab

※4:https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1009757/index.html

※5:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11331.html

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