人生で4回クビになるも天職を見つけてデザイン会社経営者になるまでの道のり
こんにちは。Maslowの安達です。
2022年も残り僅かということで、今回はこれまでの人生の振り返りも兼ね「天職」「キャリア」というテーマで高校から起業するまでにやってきたことや後悔していることを記事にまとめました。
これまでの人生全ての葛藤を手放した2022年、魂の7000字。
ぜひ自分とも対話しながら、楽しんでご覧ください。
この記事は誰の何のため?
今回の記事は、
・将来やりたいことや大学の進学選び・就職先に悩んでいる高校生・大学生
・自分の才能や向いてる職業・天職が分からず苦しんでいる会社員
・将来的にいつか独立や起業したいと思っている会社員やフリーランス
みたいな方がこの記事を読んで、はじめの一歩を踏み出すきっかけになれたらと思い執筆しました。
もし少しでも学びや気づきになることがあれば、Twitterの引用やコメントいただけると非常に励みになります🙇♂️
この記事の要約・結論
高校で留年危機
近い、楽しそうという理由で都内の高校に入学した私はダンス部に入り、ダンスに没頭していきました。
元々勉強をしなかった性格からクラスで最下位になり、留年しかけました。(当時、救済措置をしてくれた担任には今でも感謝しています🙏)
また高1の時に好きだった子にフラれたことがきっかけで10年以上、恐怖で好きな子に素直な気持ちを伝えることができなくなり、恋愛に葛藤を抱え続けることになりました。(最近コーチングによって葛藤がなくなりました)
そのうえ当時アルバイトすらしていなかったため、友人からお金を借りることもしょっちゅう。勉強もせず、働きもせず、ダンスしか頭になかったダメダメな高校生でした笑
高校時代に後悔している3つのこと
勉強をして進学の選択肢を広げるべきだった
当時全く勉強をしなかった私は、大学進学の選択肢がほぼありませんでした(そもそも真剣に将来のことを考えていなかった)
勉強は将来のキャリアの選択肢を広げてくれるし、地頭や論理的思考力(特に数学)を鍛えてくれるので、もっと真面目にやるべきだったなと思ってます。
ただしここで伝えたいのはキャリアは人との出会いで変化していくということ。良い大学に行くことが目的ではなく「良質なコミュニティ」「優秀で面白い人達」と出会える母数と確率を上げることでキャリアの選択肢を増やしていくことが本質なのかなと。恋愛に本気で向き合って人間的に成長すべきだった
高1の時に好きだった子にフラれたことをきっかけに自分の気持ちを素直に伝えることに対して恐怖を抱いたり、恋愛に対して興味を失ってしまいました。それから恋愛に本気で向き合わずに勢いで付き合おうも長く続かず相手の期待を裏切ってしまうこともたくさんありました。若い時こそ恋愛に本気で向き合ってトライ&エラーすればよかったなと後悔しています。社会人として働いたり、何かしら商売経験を積んでおくべきだった
もし高校生のときからインターンや商売経験を積んでいたら、将来のことや進学について本気で向き合えて将来の選択肢が広がったんじゃないかなと思います。(活躍されている経営者は、学生時代から何かしら商売経験をしていた傾向があります)
また「働く」を通じて社会の仕組みを学ぶことができるし、いろんな人との関わりが増えることで自分自身のこともだんだん理解できるようになってくるはずなので、結果的に大学の進学選びにも良い影響があったんじゃないかなと感じます。
アルバイトでクビ、大学留年・中退
大学に入ってからは居酒屋、ピザ配達員、ダンス部コーチ、塾講師、家庭教師の訪問販売などいろんなバイトをしていました。
中でもあるバイト先では全く仕事ができなかったため、クビになったことがあります笑
また相変わらず勉強しなかったので、留年して、そのまま落ちこぼれになりました。そこからだんだん大学に行く意味や目的を見失い、授業をサボり図書館でずっと本ばかり読んでいた時期すらありました。
この当時、軽い鬱状態になっていたので、生きる目的ってなんだろうとか自殺したらどうなるだろうぐらいまで追い込まれていました。
それから負の連鎖を断ち切るため、とうとう中退を決意。
ここから約2年間の暗黒時代に突入していきます笑
大学時代に後悔している3つのこと
自己理解を深めて専門スキルを磨くべきだった
物心ついた頃から「人と違う」という自覚はあったのですが、それがどんな点で違うのか?とかどんな強みや弱み、特性を持って生まれたのか?など具体的かつ客観的に理解ができていなかったため、とにかく興味ある仕事や楽しそうなことにたくさん手をつけた結果、家族や仕事先の人に今までたくさん迷惑をかけてきました。
なので自分が一番得意なことや向いていることを理解した上でその領域に時間とお金を投資すべきだったと思っています。
もちろん色々挑戦してみて、自己理解を深めるという方法も理解できるのですが、個人的には向いてないことをやっても「自分含めてみんなを不幸にするだけ」だと経験から感じたので、自分が本当に向いていることにフォーカスした方が周りの人を幸せにでき、自分自身も幸せになれるんじゃないかなと。語学留学や旅をすべきだった
3ヶ月だけフィリピン留学に行っていたのですが、中途半端で英語の習得ができませんでした。会社員になると基本的に「お金はあるが時間がない」という状態になるので、時間がたくさんある大学生こそ借金してでも、長期で留学に行ったり、海外旅行に行くべきだったなと後悔しています。(現在の自分の成長テーマが「英語」のため)インターンを通じて社会勉強をすべきだった
個人的に学生時代にやっていたアルバイトはとても時間の無駄だったなと感じてます。もちろん種類によっては社会人勉強になるものもあれば、専門スキルが身に付くようなバイトもあると思います。
ただそれだったらインターンで「社会人」として働いた方が、よりリアルな仕事の現場を体験しながら、ビジネススキルが身につくと思います。
社会人として働くうえで、ビジネススキルは必須なので、早ければ早いほど得ではないでしょうか(私の場合、特に敬語が使えるようになるのにめちゃくちゃ苦労しました笑)
就職活動はしてこなかったのですが、この動画を見て皮肉に感じました笑
社会人1ヶ月目でクビ、2社目でもクビ
大学を中退して当てがなかった私は当時インターンで知り合った友人に相談し、その友人が働いている会社でキャリア面談を受けることに。当時は親を安心させたいというのもあり、営業未経験だが正社員として働かせてもらえそうな会社を探していましたが、ご縁でそのままその会社で働かせてもらえることになりました。
しかしアルバイトすらクビになったことがある私が最初から活躍できるはずがありません。「1ヶ月で粗利つくらないとクビ」というベンチャーの洗礼(笑)を受け、当然仕事ができなかった私は結果を出すことができず、そのままクビになりました。
(その後救済阻止的な形で他部署で働かせてもらえることになりましたし、結果的に得られた人生の恩恵は大きなものになったので感謝しています🙏)
しかし流石にこのままではマズいと思い、知り合いのつてでベンチャーに営業として入ることに。
ただここでも社会人経験がほぼなく敬語やビジネスマナーの常識すら皆無の私は全く活躍することができませんでした。苦労しながらなんとか1年ぐらい頑張ったものの、クビになりました笑
会社員時代に後悔している3つのこと
目標をもっと高く持つべきだった
当時私はインターンで月5万しか稼げてなかったのと、中退して働くことを決意したため親を安心させたいというのもあり、目標が「正社員として働くこと」でした。
当時の社長にも指摘されたのですが、目標があまりにも小さかったし、そんなんでベンチャーで働いていること自体甘すぎました笑
目標の大きさで自分の能力の最大値が決まるし、もっともっと大きな夢や目標を描いて、努力すべきでした。一人暮らしをして経済的自立をすべきだった
当時月収5万だったのでずっと実家暮らしでしたが、今思うと借金してでも一人暮らしして自立すべきだったなと思ってます。一人暮らしを始めたらお金を稼いだり、自己管理せざるを得なくなる状況になるので、もっと死に物狂いで働いて今よりも成長していたんじゃないかなと。自己分析して天職を見つける努力をすべきだった
当時は起業するならとりあえず営業やっておこうみたいな考えがあり、自分の才能や適正については興味・関心がありませんでした。
もちろん営業経験がいまでも役立っている側面はありますが、もっと自分を知る努力をしたり、将来のことを本気で考えて行動すべきだったと後悔しています。(自己分析の方法は長くなりそうなので別途noteで書きます。気になる方はぜひフォローください🙏)
天職を見つけるも1年ちょっとでクビに
モヤモヤが続く中「このままではマズい」という危機感から自己分析に没頭し「デザイナーが天職」であることを発見しました。
具体的にどんなふうに天職を発見したかというと、前職でカスタマーサポートをやっていた時に、実際の顧客の声から使い勝手が悪く、UI/UXの重要性を痛感したこと、物心ついた頃から絵を描いたり、作品をつくることに没頭し得意だったこと、複数の占いから美的感覚を使う仕事に適性があるという共通項を発見したこと、将来場所に囚われず世界中で働きたいと思っていたことなどあらゆる理由が重なったことです。
これまでデザインに興味はなかったし、やったこともなかったですが、なぜか不思議と「デザイナーが天職」だと心の底から信じることができました。自分と本気で向き合って向き合って、向き合った結果、複数の理由が重なって、最終的に「直感で降りてきた」という感覚に近いかもしれません。
会社を退職後、1ヶ月ほどかけて未経験でも雇ってくれるような会社にデザイナーとして応募し続け、運良くWebデザイナーとして雇ってもらえることになりました。
会社員と学生を両立するという選択
また同時期にデザインスクールにも通い、1年間学生と会社員の二足のわらじを履いていました。この時期はデザインのインプットとアウトプットを大量に繰り返すことができたので、かなり短期間で成長できた実感があります。
デザイナーとして働き始めて、1年ちょっと経った後、突然部署が異動になり、また営業をすることになりました。「これでは会社に入った意味がない」と素直に伝えると「じゃあ辞めれば?」ということで自然な流れでクビに笑(結果的に独立が想定より早まったので、そう伝えてくれたことに今では感謝しています🙏)
部署が異動になった理由は、細かいミスが多かったことやマイペースでプライドが高かったこと、上司に反抗していた(笑)ことなどインハウスデザイナーとして扱いづらかったからなんじゃないかと捉えてます。
シンプルに会社員向いてませんでした笑
デザイナー時代に後悔していること
元々UXデザイナーになりたかったというのもあり、事業会社のUIデザイナーとして働いた後にUXデザイナーになるというキャリアもあり得たかなと思ってます。もう少し実務を通してUX領域を学んでみたかったですね。
フリーランスから起業へ
会社を辞めることになった私はフリーランスとして活動しながら、転職活動をすることになりました。
しかし想像以上にお客さんが増えたこともあり、フルタイムで会社で働くことが困難になったことで、そのままフリーランスをしばらく続けることに。ただ元々フリーランスとして働くつもりはなかったので、半年後にそのまま法人化しました。
どうやってお客さんを増やしていったか?
お客さんが増えたのは元々副業をやっていたことや周りに経営者が多かったこと、発信し続けていたこと、ポートフォリオをきちんとつくったこと、営業出身で会社員を3社経験していた(苦労しながらも笑)ため一定のビジネススキルがあったことが要因なんじゃないかなと分析しています。
よく「問い合わせフォームにテンプレメールを送りまくれ」みたいなことを教える人もいるそうですが、まずは「実力をつけること」「実績を増やすこと」「人との繋がりを増やすこと」の3点を努力して、地道に信頼を積んでいく方が中長期的にはお客さんが増えていくんじゃないかなと思います。(この辺りよく質問されるので、別途noteにまとめる予定です)
元々学生時代から経営者になりたいとは思っていましたが、未経験からデザイナーになって2年で起業できたのは、周りの環境や起業家の友人達のおかげだと思っています。なので将来的にいつか独立や起業したいと思っている会社員やフリーランスの方は、普段から経営者と一緒に時間を過ごす習慣をつくっておくと良いと思います。人間は無意識に身近にいる人と思考習慣が似通ってきます。類は友を呼ぶ。
フリーランス時代に後悔していること
「もっと信頼を稼ぐべきだった」
フリーランス時代はお金を稼ぐ優先度が高く、プライドも高かったので、行き過ぎた言動や行動が信頼を失う結果となってしまったケースがありました。これは今でも非常に後悔していることです。
お金を失っても稼いで取り戻すことができるけど、信頼は一度失うと取り戻すのが難しいものです。不要なプライドは捨てて、お金を稼ぐよりも信頼を稼ぎましょう。
4回クビになっても必ず天職はある
「人々の創造性を鼓舞し、日本のポテンシャルを開花させる」
起業してからもうすぐ3年が経ちますが、ようやく腹落ちするパーパスを言語化することができました。(なつこさん本当にありがとうございました🙏)
これまで人生で留年、中退、4回のクビにもなりながらもデザイナーになり起業してから「経営」という仕事が最高に楽しくて生きがいだし、今やっているコーチング含めて自分の天職だと自信を持って言えます。
これらの経験から、人は本来自分に向いている職業や生き方を選択すべきであり、自分を深く理解し続ける努力が必要なんだという信念になりました。
(コーチングや占い事業をやりたい理由でもあります。興味ある方ぜひお話ししましょう)
私は、会社員としては全く活躍できませんでした。
でも諦めないでください。あなたには必ず何かしらの才能があり、向いている職業や生き方が必ず存在します。ぜひ自分と本気で向き合ってみてください。魂の声、聞かせてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました
今後も、本noteではフリーランスやデザイナーの方、起業家の方などにとって、デザインをメインテーマにした為になるコンテンツをどんどん投稿していく予定です。ぜひ、note・Twitterをフォローいただけると幸いです🕺
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