沖田政幸|Masayuki Okita

田舎と都会を行き来する4歳と3歳のおとうちゃん| 集落のばあちゃんたちが作る美味すぎて…

沖田政幸|Masayuki Okita

田舎と都会を行き来する4歳と3歳のおとうちゃん| 集落のばあちゃんたちが作る美味すぎてヤバいタレの会社 代表 #青の赤鬼 #青の青鬼|大分トリニータ クラブパートナー|広島県安芸高田市地域おこし協力隊OB|安芸高田市観光協会元職員(サンフレッチェ担当)

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  • アキタカタ暮らしの美術館

    2021年に、NPO法人アースキューブジャパンの中村功芳さん(あっちゃん)と広島県安芸高田市にて開催した『ナリワイカレッジ』 その際に訪れた、安芸高田市でアートのような素敵な暮らしを営む皆さんを、ライター・甲斐かおりさんに綴っていただきました。

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僕が「生業(なりわい)合宿」と「地域と生きるゲストハウス開業合宿」をオススメしたい理由

地域おこし協力隊の皆さんへ向けて皆さんはじめまして! 広島県安芸高田市地域おこし協力隊OBの沖田政幸と申します。 今回開催される『第8回 生業(なりわい)合宿』で、参…

アキタカタ暮らしの美術館|chapter 3

土地の力を、器にこめる。 地に足のついた暮らしの先にあるものづくり朴禾(ぼくか) / 佐々木りつ子 さん その人は、器をつくる。あたたかみがあり、土の香りを秘めたよ…

アキタカタ暮らしの美術館|chapter 2

いろとりどりの野菜と食卓を囲む 「ファームもりわき」森脇良典さん、 照美さん 楽しい人が暮らす家というのは、外から見てもそれが垣間見えるようだ。ファームもりわきも…

アキタカタ暮らしの美術館|chapter 1

お金ではなく手をかけて。 豊かな時間をデザインする、水戸さん一家の里山暮らし水戸芳郎さん、典子さん、文恵さん オレンジ色の屋根瓦が並ぶ、桑田集落。 里山のふもと、…

アキタカタ暮らしの美術館|introduction

暮らしとアートのまじわるところ 美は暮らしの中にある 「暮らしの美術館」という言葉を聞いて、思い浮かべたのは、ある農家の納屋で見た光景だった。古いが手入れの行き…

わたしとオールユアーズ

「オールユアーズ」という名前を見つけたのはいつだったか。確か2018年くらいだと思う。 Twitterを眺めていると、ヒゲとメガネの男性がつぶやきをしていた。そう、木村さ…

僕にとっての「地域おこし協力隊」【地域おこし協力隊との出会い編】

ルーツである、広島県安芸高田市の地域おこし協力隊となって、まもなく3年が経とうとしている。そう、ついに任期満了でお別れの時がやってきたのだ。 せっかくの機会なの…

僕が「生業(なりわい)合宿」と「地域と生きるゲストハウス開業合宿」をオススメしたい理由

僕が「生業(なりわい)合宿」と「地域と生きるゲストハウス開業合宿」をオススメしたい理由

地域おこし協力隊の皆さんへ向けて皆さんはじめまして!
広島県安芸高田市地域おこし協力隊OBの沖田政幸と申します。
今回開催される『第8回 生業(なりわい)合宿』で、参加者の皆さんと同じ立場で寄り添う「伴走者」として参加します。
このnoteでは、協力隊のことについてや、任期中にこの合宿に参加した方がいいよ!というお話なんかを書いていきたいと思います。

|協力隊は"職業"ではなく"制度"

皆さん

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アキタカタ暮らしの美術館|chapter 3

アキタカタ暮らしの美術館|chapter 3

土地の力を、器にこめる。
地に足のついた暮らしの先にあるものづくり朴禾(ぼくか) / 佐々木りつ子 さん

その人は、器をつくる。あたたかみがあり、土の香りを秘めたような器。同時にその人は、暮らしを大切にしている。畑を耕し、小麦を育ててパンを焼く。

暮らしと仕事。かつてこの二つは不可分だった。農作業も、機織りも、みそづくりも、あらゆる仕事は衣食住のためにあったから。それがいつしか、お金を稼ぐ仕事

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アキタカタ暮らしの美術館|chapter 2

アキタカタ暮らしの美術館|chapter 2

いろとりどりの野菜と食卓を囲む
「ファームもりわき」森脇良典さん、 照美さん

楽しい人が暮らす家というのは、外から見てもそれが垣間見えるようだ。ファームもりわきもそうだった。庭に何やら機械を解体した跡や道具などが散らばっている。奥には細かく仕切られた畑とビニールハウス。母屋らしき建物の玄関脇に「ファームもりわき」の看板と「いま畑にいます」の文字。住人が楽しく暮らしている気配が伝わってくる。

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アキタカタ暮らしの美術館|chapter 1

アキタカタ暮らしの美術館|chapter 1

お金ではなく手をかけて。
豊かな時間をデザインする、水戸さん一家の里山暮らし水戸芳郎さん、典子さん、文恵さん

オレンジ色の屋根瓦が並ぶ、桑田集落。
里山のふもと、田園の細い道を一番奥までいった先に、水戸さんの家はある。
すっと車が家の前に到着すると、目にうつったのは納屋の前に積んであった薪。細いのや太いのや、木の断面が幾何学模様のようで美しかった。

水戸さん一家は、ご主人の芳郎さん、奥さんの典

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アキタカタ暮らしの美術館|introduction

アキタカタ暮らしの美術館|introduction

暮らしとアートのまじわるところ

美は暮らしの中にある

「暮らしの美術館」という言葉を聞いて、思い浮かべたのは、ある農家の納屋で見た光景だった。古いが手入れの行き届いたクワやカマ、干した作物、タネの袋などが、ある秩序のもとに整えられていて、一枚の絵のように美しかったのをよく覚えている。

美は暮らしの中にある。

今回、2月13〜14日の2日間、広島県安芸高田市で行われた「ナリワイカレッジ」

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わたしとオールユアーズ

わたしとオールユアーズ

「オールユアーズ」という名前を見つけたのはいつだったか。確か2018年くらいだと思う。

Twitterを眺めていると、ヒゲとメガネの男性がつぶやきをしていた。そう、木村さんである。

正直なところ、最初からオールユアーズを好きだったわけではない。むしろ嫌っていた。

クラウドファンディングを連続でやって、よくわかんない服を作ってる胡散臭い会社だと思っていた。

僕もかつて広島の中心部にあった小さ

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僕にとっての「地域おこし協力隊」【地域おこし協力隊との出会い編】

僕にとっての「地域おこし協力隊」【地域おこし協力隊との出会い編】

ルーツである、広島県安芸高田市の地域おこし協力隊となって、まもなく3年が経とうとしている。そう、ついに任期満了でお別れの時がやってきたのだ。

せっかくの機会なので、つらつらとnoteに書き記しておこうと思う。

「地域おこし協力隊」との出会い2013年10月13日。
当時まだ広島に住んでいた僕は、岡山県美作市上山という、かつて8,300枚の棚田があったといわれる集落へ来ていた。当時某TV

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