まさお

言葉の使い方、文章の書き方を磨くため、感じたことや思ったことから、考えを膨らませて綴り…

まさお

言葉の使い方、文章の書き方を磨くため、感じたことや思ったことから、考えを膨らませて綴ります! 日々の記録を兼ねて。

記事一覧

無用の長物

私は大学で4年間かけて、「教員免許状」を手にした。 いわゆる一介の教員の卵としての大学生だった頃は、他の“なんとなく”大学に通っているような大学生とは違うのだぜと、…

まさお
1か月前
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「子どもが好き」というときの「好き」

「子どもが好き」と大っぴらに言う人のことを、私は注意深く見ている。 なぜ「好き」と言うのかに注目している。 見た感じが小さくて愛らしいという意味であれば、よく発され…

まさお
2か月前

本の読み方~森見登美彦が好きな理由~

たいそうなタイトルをつけたが、本の読み方は全く自由でいいのであるという前提のもと、私の好きな読み方を述べる。 一般的な印象として、「教養が身につく」とか、「人間性…

まさお
2か月前
3

母親のたまごやきについての思い出

小学生の頃というのは、給食が主なお昼ご飯になるわけで、お弁当を食べる機会は珍しいことであった。 学校の給食には、必ずにんじんがどこかの食材に使われているらしいが…

まさお
2か月前
3

飲み会にまつわるエトセトラ

「飲み会」といえば、 世代間のギャップ 飲める許容量の違い 盛り上がり方 作法(暗黙の了解ともいうべきか) など、意識しなければならないことが多いイベントだと感…

まさお
2か月前
1

人と比べないことを意識する

社会の中で他人と否応なしに関わりながら生きていると、無意識のうちに人と自分を比較してしまうのは社会的動物である人間の性であると思う。 自分より凄いやつはキリがな…

まさお
2か月前
7

すべて自分のための演技という妄想

幼い頃には誰しも思ったのではないか。 「この世界の中心は自分であり、自分は主人公である」と。 そう捉えているときの思考は、よく言われる「自分の人生の主人公は自分…

まさお
3か月前
2

note始めます!

日々感じたことや思ったこと、考えたことなど、文章にして書き残しておきたいことを綴るためにnote始めます! まずは今の自分のことを書いておきます。 都内の国立大学教…

まさお
3か月前
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無用の長物

無用の長物

私は大学で4年間かけて、「教員免許状」を手にした。
いわゆる一介の教員の卵としての大学生だった頃は、他の“なんとなく”大学に通っているような大学生とは違うのだぜと、4年間通う意義をそこに見出していた。

ところが、私は大学卒業後、教員の道を早々にドロップアウトした。
軟弱へっぽこ人間である私には到底つとまる職業ではなかったのである。
ああ、夢破れて教員免許状あり。

教員免許状は意外と厄介なもので

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「子どもが好き」というときの「好き」

「子どもが好き」というときの「好き」

「子どもが好き」と大っぴらに言う人のことを、私は注意深く見ている。
なぜ「好き」と言うのかに注目している。

見た感じが小さくて愛らしいという意味であれば、よく発されるのは「かわいい」であると思うから、わざわざ「好き」とまでは言わない気がする。

言動が幼い(拙いとほぼ同値)ところに「好き」ポイントを見出しているのだとすれば、それはなぜだろうかと深掘りしたくなる。
おそらく、今は大人として在る自分

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本の読み方~森見登美彦が好きな理由~

本の読み方~森見登美彦が好きな理由~

たいそうなタイトルをつけたが、本の読み方は全く自由でいいのであるという前提のもと、私の好きな読み方を述べる。

一般的な印象として、「教養が身につく」とか、「人間性が高まる」とか、そういった成長志向の目的があると思う。これはこれで、読書の意義の一つであると思う。

かつては私もこのような効果を期待して読んでいたときがある。
しかし、教養や人間性は、そんなにすぐに高まらないのである。
そう思うと、こ

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母親のたまごやきについての思い出

母親のたまごやきについての思い出

小学生の頃というのは、給食が主なお昼ご飯になるわけで、お弁当を食べる機会は珍しいことであった。
学校の給食には、必ずにんじんがどこかの食材に使われているらしいが、私の母が作るお弁当にも必ず入っているのものがあった。
それが、たまごやきである。

お弁当のたまごやきと聞くと、たまごやき器で作られた、薄い卵の層を重ねて巻いていくものを思い浮かべる人が多いであろう。かくいう私も、そういう整った形のたまご

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飲み会にまつわるエトセトラ

飲み会にまつわるエトセトラ

「飲み会」といえば、

世代間のギャップ

飲める許容量の違い

盛り上がり方

作法(暗黙の了解ともいうべきか)

など、意識しなければならないことが多いイベントだと感じる。

直截に言ってしまえば、うっとうしい! こと、この上ないのである。

詳しく述べたい。

「世代間のギャップ」とは、飲み会に対する意識の違い(ノミュニケーションと捉えるか、苦行と捉えるか)にとどまらず、先輩を後輩は立てるべ

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人と比べないことを意識する

人と比べないことを意識する

社会の中で他人と否応なしに関わりながら生きていると、無意識のうちに人と自分を比較してしまうのは社会的動物である人間の性であると思う。

自分より凄いやつはキリがなく、自分の方がマシだと思えるやつも底がない。いつ見ても赤の他人の隣の芝生は青々としている。

そして、人と比べると、基本的には自分に嫌気がさして気分が落ち込む。全然ダメだなぁ、羨ましいなぁと思ったり、あるいは少し入り込むと、バカにされてる

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すべて自分のための演技という妄想

すべて自分のための演技という妄想

幼い頃には誰しも思ったのではないか。
「この世界の中心は自分であり、自分は主人公である」と。

そう捉えているときの思考は、よく言われる「自分の人生の主人公は自分である」と思うこととは大きく離れている。

前者の自分の存在の捉え方を「世界の中心の自分」とし、後者を「数ある中の自分世界」とすると、成長するとは前者から後者へと捉え方を変革していくことのように思える。
少なくとも私自身はそう思っている。

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note始めます!

note始めます!

日々感じたことや思ったこと、考えたことなど、文章にして書き残しておきたいことを綴るためにnote始めます!

まずは今の自分のことを書いておきます。

都内の国立大学教育学部を卒業して1年

来年度から契約社員として働く(予定)

趣味は読書とYouTubeと漢字

読書は主に小説を月2冊ペースで読む

YouTubeはゲーム実況(TOP4)をよく見る

漢字は漢検準1級に合格済みで、1級合格を目

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