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【百人一首鑑賞】夜をこめて鳥の空音ははかるともよに逢坂の関はゆるさじ 清少納言
■夜をこめて鳥の空音ははかるともよに逢坂の関はゆるさじ 清少納言
(詠んで味わう)よをこめて とりのそらねは はかるとも よにおおさかのせきはゆるさじ
どうして和歌のサムネがニワトリなんですか?ですよね~。なんでやねーーーん!ですよね💦歌の中の「鳥」というのが、朝の訪れを知らせるニワトリなんです。清少納言のこの和歌は、事前に漢文の知識がないと「なんのこっちゃ?」で終わってしまうので、まずはそ
大河ドラマに赤染衛門が出てますね!
4年ぶりに筆を(キーボード)取りました。お久しぶりです。本当にお久しぶりです。LADY‐KAMAAです。なかなかこちらのnoteに戻ってくることができませんでした。文学の世界が少し遠かったかな?いや、コロナで読書習慣が少し戻っていましたが。
半ば放置していたのに、あらたに読者になってくれる方もいるし、いくつかの記事は検索すると、まぁまぁ上位に出てくることもあるし、ライター本人が知らないうちに、こ
【国語の教科書にのっていた短歌を味わおう】観覧車回れよ回れ想ひ出は君には一日我には一生 栗木京子
■観覧車回れよ回れ想ひ出は君には一日我には一生 栗木京子
お久しぶりです。なかなかと更新できずにウズウズしていたところです。
これまでは
・百人一首
・短歌
・俳句
と取り上げてきましたが、国語の教科書に掲載されていた
ものもここに味わってみたくアップいたしました。
このプロジェクトでは
「白鳥は悲しからずや・・・」
以来となります。
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【百人一首鑑賞】やすらはで 寝なましものを 小夜更けて かたぶくまでの 月を見しかな 赤染衛門
■やすらはで 寝なましものを 小夜更けて かたぶくまでの 月を見しかな
赤染衛門
(詠んで味わう)やすらはで ねなましものを さよふけて
かたぶくまでの つきをみしかな
現代訳(百人一首の風景さまより いつもありがとうございます)
(あなたが来ないと知っていたら) さっさと寝てしまえばよかったものを、
(あなたの約束を信じて待っていたら) とうとう明け方の月が西に傾くまで眺めてしまい
【百人一首鑑賞】あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む 人麿呂
■あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む
(詠んで味わう)あしびきの やまどりのをの しだりをの ながながしよを ひとりかもねむ
■現代語訳 (百人一首現代訳一覧 より引用)
夜になると、雄と雌が離れて寝るという山鳥、
その山鳥の長く垂れ下がった尾のように、
こんなにも長い長い夜を、私もまた、
ひとり寂しく寝るのだろうか。
恋のフローと百人一首百人一首3番目の