【百人一首鑑賞】風流生活宣言!平安F4藤原公任の和歌を詠む
■滝の音は たえて久しくなりぬれど 名こそ流れて なほ聞えけれ
大納言公任
(詠んであじわう)たきのおとは たえてひさしくなりぬれど なこそながれて なおきこえけれ
芸術・文化の道を行くと決めた藤原公任
大河ドラマ「光る君へ」。役を演じているのはこの方!
町田啓太さん!!
イケメン配置しましたね~♡
なんせ平安F4!ドラマの最初の方からそのイケメン坊ちゃんぶりを大いに発揮しておりました。ですが途中、道長の問題の次兄道兼に肩入れしてなんだか時勢を読むのを少し間違ってしまったような。。。自分もほとほと政の世界は嫌になったのか、5月11日放送の「放たれた矢」においては、今のままでいいから、文化の道を歩む!という気持ちを吐露していました!
一時期は出世の意欲も見えたのですが、、、公任の中では大きな決心だったと思います💦
三船の才
さて、公任はその後和歌をはじめ、文学の道で大いに実力を発揮されました。「三船の才」と異名が付いたほど。
漢詩、音楽、和歌、どれでも来いっつ!!なんて才能の👹だな。
和歌の船を選んで乗ったものの、後で「漢詩の船に乗ればもっとすごかった」的コメントをしてますから、彼の性格が見えてくるような(笑)なお、和歌の船で詠んだ彼の歌はどんなものだったのでしょう?
百人一首の和歌に出てくる滝はさぞすごいのでしょう!
そんな公任が、藤原定家に選ばれた一首は、涸れてしまった滝の和歌。かなりすごい!と読み込まれている滝みたいだけど、本当にすごかったのでしょうか?
田辺聖子先生ご著書によると、この滝は嵯峨野大覚寺の滝とのこと。大覚寺にこの立派な滝があったのは、公任の時代から100年以上も前。昔有名だった滝があったらしいね、、、滝は無くなったけど、みんなその名は覚えてるよ、と。
でも、三船の才の公任の作品にしては地味?な作品ですね💦
あああ、そうなんですね、で終わってしまうような和歌。もっといい作品ないんでしょうか💦今度探してみます。
三十六歌仙を選ぶ
公任の有名な仕事の一つとして、「三十六歌仙集」の編纂も忘れてはいけません。めちゃ精力的に仕事していますね💦
「光る君へ」では、今後まひろや道長とどんな感じで絡んでいくんか楽しみでしょうがありません!
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