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彼女・妻の機嫌の悪さはこう認識すると男も楽になる

みなさん、心の中も含め365日笑ってますか?
どんな人もいつも明るく元気に楽しく過ごしたいと思いつつも、喜怒哀楽はありますよね。
同じ屋根の下で暮らしていてもこの感情が生まれるキッカケや喜怒哀楽の強さは人によって少しずつ異なり、それが個性でもあります。
そしてこれは男性も女性もあります。子供も高齢の方もあります。
場所にもよりますが、そういう感情というのは、無理して押し殺さなくてもいいと思うんです。素直に感じて素直に表現すればいいと思うんです。

でも今回、タイトルで書いたように「女性(彼女・妻)の機嫌の悪さ」をピックアップしたのか。これは、自分を含めて男性には体感できない女性特有の体質があると思うので、私の体験談を含めながら、2点意識している点を今日は書こうと思います。

1.女性の機嫌の悪さ

喜怒哀楽の中で、「怒」の領域
「怒」「機嫌の悪さ」の話ですが、女性がこのタイトルを見ると「女性だけではないはずですけど、、、オトコだってその態度なによ!」という時はあるので、「女性の機嫌の悪さ」なんて書かれること自体に失礼を感じます。と思うかもしれません。
はい、もちろん。
女性だけでなく、男性もどんな人でも自分の気に障ること、嫌なことをされたり目にすると「怒」の感情が溢れてくると思います。当然ですよね。
SDGsが最近では注目されていて、
SDGsの目標:5には「ジェンダー平等を実現しよう」
と言っているのだから、女性だけをPickUpするのは良くないのかもしれませんが、最後までゆっくり読んで頂ければと思います。

男女問わず、一緒にいるパートナーが「怒」の感情の時って、すごく雰囲気が悪くなりますよね。自分が明らかに悪いことをしていれば、それは誠心誠意を込めて謝ったり、リカバリをしなければならないのですが、些細なことで「怒」の感情が湧いて雰囲気が悪くなることがありませんか?
・えっ、ここで怒る?
・何か悪いことしたっけ?
と思う女性の言動や態度を感じる瞬間を男性の皆さん感じたりしませんか。もっと楽しく過ごそうよ。と思うことありませんか。

私は恋愛経験は少ない方ですが、そういう状況に直面したこと、どの女性でもありました。
妻とは15年以上、一緒に暮らしているので妻の状況が一番の印象になってしまうのですが今では「怒」が生活の8割・9割を占めて過ごしています。
例えば
「夕飯何がいい?何をつくろうか?」と聞いても無視
「何か買ってくるもの、手伝うものある?」と聞いても無視
朝早く起きて、洗濯・洗いもの・朝食を作っても「なんでこんな干し方するの?」とキレられたり、「シンクを洗ったら周りも拭いて下さい(怒)」と怒られたり「朝からこんなの食べれません」と言われます。
家族の食卓でも会話を促すために話かけても妻は一切しゃべりません。
努力が足りない、話題性が足りなく面白くないと思われていれば仕方ないかもしれません。私としては、何かできないのか?コミュニケーションのきっかけを作れないのか?と手を出しているのですが、全て逆効果に感じます。

世の中のすべての女性がこうとは思えません。
ただ、一つ言えることは、心に思っていないことが勝手に口・態度として表現されているように思えるのです。PMS/PMDDだから。

2.PMS/PMDDって何か

オトコにとってこのワードは馴染みがないと思いますが、女性の生理はわかりますよね。聞いたことありますよね。
すごく簡単に言えば、PMSはその生理前に出る身体的症状と精神的症状。
詳しくはググってください。
①身体的症状
お腹が痛かったり、頭が痛かったり、下痢になったり、、、人によって症状はいろいろ。もしかしたら、そういう症状を感じにくい人がいるのかもしれません。オトコだから、体感したことがないのでその苦痛さは分からないのが正直ですが、女性の様子をみていればなんとなく分かります。
②精神的症状
この精神的症状が難しい問題であり、今日の話題とするところ。
イライラであったり、気分の落ち込みであったり、不安、悲しみなど気分障害に陥るようです。その不安定さが更に際立って強く出てしまう場合をPMDDと呼ぶようです。

PMS/PMDDは、人によって発生している期間も異なると思います。
うちの妻は病院へ行きたがらないので正確にPMS/PMDDなのか分からないですが、上述しているような状況が毎月2週間続きます。その間、私や子供に対してのアタリがとってもキツくなります。

正直、笑顔であったとき、普通に話しているときの人格と全くの別人に変わります。子供も母親には近寄らなくなります。もしくは、母親の顔色をみて自分の意見は何も言わなくなり、YESマンに徹します。子供の方が大人びた対応に感じます。家庭内の生活や子供の心や成長にものすごく響いてくるのがPMS/PMDDの怖さだと思ってます。

3ー1.女性が生理前のイライラをどう受け入れるか

きっと、PMS/PMDDのことを全く知らないと、イライラしているパートナーを見たり接したりすると自分もイライラしてくると思いますし、ひどくなれば彼女・妻の人格を否定するのかもしれません。

私もなんとなく知っているだけで、PMDDの期間を超えても会話の土俵に立ってくれない妻とはきちんと会話ができていないのでこの期間の妻の気持ちはきちんと把握できていないのが現状です。
でも、少しでも女性は生理前に心にも思ってもいない言葉・態度がホルモンバランスによって表面化してしまうとことがあるんだということを理解していれば、パートナーの人格を否定することはないと思います。

細かく生理周期を理解しなくてもいいと思います。
PMS/PMDDのことも専門家のように難しいことを把握しなくてもいいと思います。今月はこのあたりでイライラがくるな、、、そんなスケジュールを考えるようにしてみてください。その予測を立てるだけでもなんだか落ち着きます。

3-2.イライラ期をどう過ごすのが得策か

PMS/PMDDの症状が強い女性ほど、別の人格に変わると思います。
特に結婚して一緒に生活していると恋愛時代のように相手に気にいられようとする気取るような態度は取らないと思うので素直にその時の人格が表面化すると思います。
彼女、妻がイライラしている時に一緒になって男側もイライラし言い合いになったり機嫌が悪くなると、火に油を注いでいるようなものです。ホルモンバランスで自制できないからこそ、火に油を注ぐ行為はさらに女性自身で消火できなくなると思うのです。

では、15年以上、妻と暮らしてきて、このイライラ期をどう過ごすのが一番いいのか・・・
それは、深い入りしないこと。だと思ってます。

もちろん、気を使う努力として声をかけたり家事を手伝ったりというのはした方がいいと思います。ただ、感情の自制が効かない期間は、オトコが何をしても、プラスの解釈をされないことも多いと思います。口・態度で不甲斐ないことをされたら、それ以上深入りしないのが二人のためだと思います。

言い返さない、一旦の言葉を受け入れる・飲み込む。
適度な距離を取る。

これが一番いい。
PMS/PDMMの期間中、不甲斐ない彼女・妻の発言というのは真意ではないと思うのです。きっと心のどこかに、あぁー言ってしまった。という感情があると思います(そうであってほしい。ネットで見るとそんな女性の意見、多いですよね)
でも、そういう気持ちをパートナーに素直に出せない期間だと思うのです。
なので、この期間は割り切って、ホルモンが彼女・妻を別人にしている。と思うのがオトコとしても気が楽だと思います。

きっとPMS/PMDDの期間が抜ければ、悪かったなーという罪悪感から良く接してくれると思います。(うちの妻には、何もなかったように過ごされるので悲しい)

4.元気な時に話すこと

PMS/PMDDの期間中は、何を議論しようとしても上手くいかないと思います。なので、PMS/PMDDを抜け出し、生理が終わった元気があるときにでもパートナーと話すことをおススメします。

例えば
・PMS/PMDDの期間中はどう接してほしいか
・PMS/PMDDの期間中の言動や態度はどう思っていたか
・PMS/PMDDがくること、終わったことを宣言してほしいか

女性だから、男性だから・・・ではなく、いつどんな時もお互いの気持ちに耳を傾け、お互いのしてほしいことをしてあげる。
それが思いやりであり絆や愛を形成していくと思うのです。

女性特有の生理。
男女で異なるホルモンバランス。
だからこそ、自分がしらないことを相手に伝え、相手を知る。
これができるのが最高のパートナーだと思います。

でもなかなかできないんだよね。ボソッ





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