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先に休めばその後動ける

こんにちは。

牧 菜々子です。

「これが終わったら休もう」。

そう思っていると、いつまで経っても休めない。

逆に、先に休めば、その後びっくりするほど動けることもあります。

頭ではわかっていても、「先に休む」のが難しい。

どうして、先に休むのが難しいのか?

それは、休んだ後の自分を信頼していないからです。

先に休んでしまったら、その段階では、自分が後から動けるかどうかの保証がない。

少し後の自分を、信頼していないのです。

「自分」だと感じられる時間軸が、短いのです。

少し後の自分も、「自分」として信頼すれば、「休んだ後は動ける」ということがわかるはずです。

だって、頭ではわかるのですから。

それを、少し後の自分を「自分」として信頼せずに、「先にやるべきことをやってしまってスッキリしてから休みたい」というのは、思考の種類としては短絡的です。

よく、浮気をした人が、罪悪感から黙っていられなくなり、パートナーに本当のことをしゃべってしまうケースがありますが、「先にスッキリしてからラクになりたい」という思考と一緒です。

殺人で耳にするケースにも、「親から注意されたから殺した」というものがありますが、「後から自分が困るということがどうしてわからないのか!?」という疑問の声が、必ず上がります。

少し後の自分も、その瞬間の自分も、同じ「自分」です。

「自分」の時間軸を広く取れば、「やるべきことが終わっていないけれど、少し後の自分を信頼して休む」ということも、できないはずはないのです。

先に休めば、体は確実に休まります。

先に休めば、後から動けるのです。