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「同調圧力案件」の箱に放り込む

こんにちは。

牧 菜々子です。

日々の生活の中で、「これは嫌だな」と思うことがあったら。

心の中に「同調圧力案件の箱」を作っておいて、そこに放り込みます。

ちょっと考えて、「どうにかならないか?」と思った時、「あ、これは同調圧力案件だな」と気づいたら、細かい分析をせずに、箱に放り込むのです。

どうして、心の中に箱を作っておいてそこに放り込むようなことをするのかというと、それをしないでいるのと箱に放り込むのとでは雲泥の差があるからです。

同調圧力は、無限に存在しています。

ジャンルも無限なので、そもそもジャンル分けができません。

逆に言うと、「ジェンダー、年齢、コミュニティー、…」というジャンル分けをしてしまうと、「全部同調圧力案件なのだ」ということに気づくことができないのです。

だから、大きな箱を1つ用意しておいて、全部その中に入れるのです。

自分1人の力で今すぐ変えられるわけでないことを、1つの大きな箱に入れていくと、「あれもそうか」「これもそうか」と、世の中には驚くほどたくさんの同調圧力があることに気づきます。

これをするのとしないのとでは、雲泥の差があります。

同調圧力をかけてくる側の人は、そちら側の人たちの中で全然うまく立ち回れていませんし、建設的な会話ができないうえに目の前の人よりも優位に立っていたいのですから、うまく立ち回れていないのもある意味当然です。

と同時に、こちらとしても、「自分1人の力では変えられない大きなものがある」ということだけは、決して忘れたくありません。

その大きな箱に、「何か嫌だな」と思うことは、放り込む。

これがないと、足元がモノであふれて足の踏み場がなくなってしまいます。

前にも進めません。

心も疲れ切ってしまいます。

同調圧力案件の箱を、心の中に持っておく。

そのことが、この先の人生で歩んでいく道を、確かなものにしてくれるのです。