『ストレス』の定義
・ストレス社会
・ストレスが原因
・最近ストレスやばくってさ〜!
このカタカナ4文字を見ない・聞かない日がどれだけあるでしょうか?
日常に溢れる『ストレス』という単語。あるのが当然となったもの。
その割に『ストレスって結局何なんですか?』と聞いても、明確に答えられる人は殆ど居ません。
曖昧な言葉は日本語にする
ストレスは日本語に訳すと『抑圧と葛藤による疲労困憊状態』です。
抑圧:本音本心を捻じ曲げたり押し殺す選択
葛藤:抑圧のせいで判断に迷い苦しむ状態
疲労困憊:疲れ果て弱りきった状態
抑圧と葛藤は『不安』によって引き起こされます。
不安:自身の判断や振る舞いによって評価が下がる危険性に怯える心
— 他者が自分をどう思っているか(他者評価)
— 自分が自分をどう思っているか(自己評価)
本来これらは『無関係』です。
しかし、幼少期より『条件付きの愛』叩き込まれた人は、無条件に自分を愛する(自分という存在を肯定する)ことが出来なくなります。
自分を愛する為に『他者評価=許し』が必須となり、いつしか他者評価自体が自己愛の代用品へと置きかわっていきます。
— いかに他者に褒められ・許され・嫌われないか(危険の回避)
判断基準や行動原理が『幸せの相乗』から『恐怖の相殺』へ傾くと、本心本音に背く比率が高くなり、愛のもつ連鎖反応と共鳴し難くなります。
そして、連鎖が途絶えるほど『エネルギーの生産性』は下がっていきます。
他力を拒絶すれば、すべて自力になる
愛のもつ連鎖反応とは、
『本音と本音が共鳴作用を起こす』ことで、僅かなエネルギーから自動的に莫大なエネルギーが生まれるという自然界の物理法則です。
それは『藁しべ長者』や『海老で鯛を釣る』どころではありません。
棚から餅が降ってきて、寝てれば果報が舞い込む...
物事がトントン拍子に繋がって、それが自他共に良い結果となり広がる。
この世は本来、そのように循環する『他力本願システム』によって成り立っています。
多くの人は一笑に付すでしょうが、スピリチュアルやオカルトではなく、それは量子力学によって証明されている事実なのです。
他力本願システムを拒絶して共鳴が失われると、莫大なエネルギーを消費しても極僅かなエネルギーしか生産できなくなります。
巡らない『自力本懐システム』を続ければ、やがて全てが疲労困憊状態となり、個人レベルから組織・国家・環境レベルの病気・鬱・トラブルを発生させます。
ストレスをなくすには?
・ストレスは抑圧と葛藤による疲労困憊状態
・抑圧と葛藤は不安によって引き起こされる
・不安は無条件に自分を愛せなくなることで生まれる
これまでの要点をまとめると『ストレス』をなくす方法はこうなります。
・自己愛を阻害している不安(他者評価の条件)から心を解放する
・本心本音で物事を感じ・選ぶことを許す
・自分という存在を無条件に肯定する
それには過去のトラウマと向き合い、既存の価値観を変え、悪習慣を手放していく必要があります。
— 握りしめた錆びた武器・全身を覆う重い鎧
かつて、頑張って積み上げて来た財産
いまは、頑張って引きずっている負担
現状を変える為とはいえ、今までの自分の生き方を否定するのは辛いこと。
しかし、すべてを間違いだったと否定する必要はありません。
子供の靴はやがて窮屈になりますが、それが喜ばしいことであるように。
『ありがとう』で送り出してあげてください。
そこから、始まります。
自然栽培・オーガニック食品の生産者に還元します