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【心理学】報われる努力のやり方

努力は必ずしも報われるわけではなく「報われる努力」と「報われない努力」の2種類に分かれますが、あなたはどちらの努力をしたいですか?


まあもちろん、僕も含め多くの方はどうせ努力をするなら報われて欲しいものだと、考えると思うんですよね。

そして、この世には成功者と言われる人がたくさんいますが、その人達のほとんどは何も別に生まれつき突出した才能や能力を持っていたわけでもない、だから成功者になりたいなら正しい努力をすることが大切なんだよ、ってことを昨日の記事ではお話ししていきましたよね。

昨日の記事↓


と言うことで本日は、その「正しい努力」ができるようになるにはどうすれば良いのか、と言うことについてお話ししていこうと思います。



こんにちは、座右の銘は「人生で一番大切なものは”面白さ”」まひろです。



いやー最近暑いですよね〜。日に長時間当たるだけで体力が削られたり熱中症になったりしますから、ぜひ気をつけたい季節ですね。

レモンや梅干しに含まれているクエン酸には疲労回復効果があるので、夏場で「なんかしんどいな」って感じたら近くのコンビニに寄ってレモンの商品を買ってみてください。僕は高校時代の夏場のチャリ通をレモンで凌ぎきっていました(笑)



という事で本日もたわいもないお話をしていこうと思うのですが、昨日の記事でもお話したように「”努力”は必ず報われる」ということは必ずしも言えないんですよね。

もちろん無駄な努力はないと僕は思います。

しかし無駄かどうかは別の話として、その努力が自分が目指している結果に報いることができるのかどうかとは別の話になってくるということです。


そしてそのために必要なことは、努力を努力じゃなくす作戦を立てることであり、それは成長マインドセットを持つことだというお話をしてきましたよね。


成長マインドセットとはなんぞやという事をお話していくと人間には能力について硬直マインドセット成長マインドセットの2つの考え方があります。


・硬直マインドセットとは

人は生まれながらに能力は決まっていて、努力しても才能や能力は変わらないと考えることです。

・成長マインドセットとは

成長マインドセットはその逆で、人は生まれながらに能力が決まるわけではなく、自分の努力や頑張り次第で能力や才能は変えていけると考えることです。


事実として、どちらの方が科学的に正しいのかというと、どちらも間違えていないし、どちらも正しんですよね。

確かに天才は生まれながらにして天才だし、凡人はいくら努力しても天才には勝てることはないです。

ただ、ほとんどの人って生まれつきの才能や能力が変わらなくて、あったとしてもほぼそれは誤差みたいなものだ。99%の人々の努力を無にする1%のひらめきを出せる圧倒的な才能を持った人が生まれる確率なんて、約1000億人に1人ぐらいのものだということも、昨日の記事でお話しましたよね。


そして、これは少し脳科学の話になるのですが、例えば脳梗塞で指を動かす機能がある脳の細胞が死んでしまって、指が動かなくなった人が、指を動かすリハビリをしたら、新たに脳に指を動かす神経回路ができてまた指が動かせるようになるんですよね。


これを脳科学では「脳の可塑性」というのですが、こんな感じで人の頭って需要応じて変化していくよねっていうこともわかっているんですよ。だから人ってある程度は自分が変わりたいように変わっていけるんですよね。


という感じで過去に成長マインドセットと硬直マインドセットについてもう少し詳しくお話ししていうる記事がありますので、興味がある方はそちらの記事をご覧ください。

成長マインドセットについて↓


という感じで成長マインドセットも硬直マインドセットも、どちらも正しいし間違えていないという事が読者の皆さんも分かったと思うのですが、読者の皆さんならどちらのマインドセットでありたいと思いますか?


「俺は生まれつきの能力は変わらないと思う。生まれ持った能力や才能こそが人生を決める全てだ。」

「いやいや、生まれ持った才能や能力なんて関係ないんだ。人生は自分の変えたいように変えていける。」


あなたは、どちらの人生を歩みたいですか?


僕はおそらく後者を望む方が多いと思うんですよね。


そうですよね〜、どうせなら成長マインドセットの人生を送りたいですよね〜(え、めっちゃ強引やん)


そんな皆さんに朗報があります。実はこの成長マインドセット、成長マインドセットについての人の話を聞いたり映像を見たりするだけで、身につく事が分かっているんです。

なんか胡散臭いセミナーとか映像とか集まってみる人達っていますよね。怪しいし気持ち悪いし、僕もそういう人苦手なんですよ。

いや1人でやれよって思うから。

でも、実は蓋を開けてみると、こういう論理的な効果がちゃんとあるんですよね。


まあしかし、まひろ(筆者)は面倒臭がりなのでリアルでのセミナーとかはやることはないと思うのですが、ここからはその代わりに成長マインドセットについてのびのび語っていこうと思います。

だから皆さんもひょっとすると、この記事を読んでいると成長マインドセットが身につくかもしれないので、ぜひご覧ください!



まず論理の話をすると、実は

「人は努力や意思で自分のなりたいようになれる」

って考える成長マインドセットを育んだ人々の方が人生いろいろ成功する事がわかっているんですよね。


成長マインドセットといえば、心理学ではキャロル・C・ドゥエックさんという超超有名な方が出された研究や本が有名なのですが、ドゥエックさんはこんな実験をしたんですよね。



思春期初期の子どもたち数百人を対象に、知能検査のかなり難しい問題を10問やらせ、ほとんどの生徒がまずまずの成績で終わった後、子供達を2つのグループに分け2種類の褒め言葉をかけました。


一方のグループではその子の能力を褒めました。

「おお、8問正解だ。良く出来たな。頭が良いのだな。」と。

そして、もう一方のグループでは、その子の努力を褒めました。

「8問正解だ。良く出来たな、頑張ったんだな。」と。


グループ分けをした時点では、両グループの成績は等しかったのですが、その後子供達に新しい問題を見せ新しい問題に挑戦するか同じ問題をもう一度解くのか、どちらかを選ばせました。


すると二つのグループの間で、明確に差が現れたのです。

まず、頭の良さを褒めたグループは、新しい問題を避け同じ問題を解こうとする傾向が強くなりました。ボロを出して自分の能力を疑われるかもしれないことは、いっさいやりたがらなくなったのです。

一方、努力を褒められた生徒達は、実に9割の子供が新しい問題にチャレンジする方を選び、学べるチャンスを逃さなかったのです。


こんな実験をドゥエックさんはやられたのですが「まあそんなん子供相手の話やん」って一見思うじゃないですか。でもね、実はある方がこの実験に目をつけて、誰もが知る超超大企業にもこの考えられ方が大きく導入されたんですよね。

それがマイクロソフト社のCEOであるサティア・ナデラさんです。ナデラさんはこの研究を見た時に「これが探していたものだ!」って思って、この成長マインドセットという概念を社内に植え付けるように、大規模な取り組みを行ったぐらいです。

そしてマイクロソフト社の現状は、今見ていただけたらわかりますよね。はい、もう世界を牛耳るレベルのクソでかい大企業ですよね。


本当に着色なしで、成長マインドセットってそれぐらいの大きなパワーがあるんですよね。


そしてこのドゥエックさんの実験から何が言えるのかと言うと、人は能力や才能などの結果を褒められるとそれらを汚さないように努め、努力や頑張りの過程を褒められるとどんどん新しいことに挑戦するようになり努力することに喜びを感じる、と言うことです。


という感じで、成長マインドセットが育めるかどうかで、めちゃくちゃ大きな差があるのですが、なんでこんな事が起こるのかというと、ほとんどの人が生まれつきの凡人だからです。


昨日の記事でもお話ししましたが、IQ300と言われるジョン・フォン・ノイマンとか、現世にも残るような名曲を作りまくったベートヴェンみたいな、99%の人間の努力を無に帰すような才能を持つ天才ってほとんどいないんですよ。

例えばIQの数値が200を超える人間が生まれる確率って1000億分の1なんですよ。下手したら僕達が生きている間にそんな人はこの世界に生まれない可能性の方が高いぐらいなんですよね。


もちろん生まれながらにある程度の才能や能力を持っている人もいます。ただその人達の才能が99%の人間の努力を無に帰せるのかと言われると、そんな中途半端な才能では無理なんですよ。

多くの人が想像する天才って、ぬるいんですよね。


天才がどういうものかというと、例えば僕が一番好きな偉人のニコラ・テスラなんかは想像力が強すぎて、自分がイメージしたものが視界に実際に出てきたんですよ。

例えば頭の中でドラえもんをイメージすると、実際に目の前にドラえもんが出てくるんです。


しかしニコラ・テスラは、それが厳格か現実かわからなくなり、他人に

「今お前はドラえもんが見えているか?」

みたいに、今自分の目の前にあるものが本当に存在しているかどうかを確かめたんですよ。


99%の人々の努力を無に帰す1%のひらめきを出せる天才ってのは、こういうレベルの人のことを言うんですよね。そんな人もちろん日本にはほとんどいません。

最近僕が見て「あ、この人天才だ。」と思ったのは広瀬香美さんぐらいです。

この方は絶対音感の持ち主の音楽家の方なのですが、この方は小さい頃から絶対音感が強すぎて周りの音が全部「ドレミファソ」みたいに音階で聞こえて、熱が出るぐらいですごい耳を持たれているんですよね。



ただそんな人本当にほとんどいないんですよ。生まれつき太陽である人ってほとんどいないんですよ。

なんかたまに

「俺は天才なんだ!すごいだろ!」

ってクラブとかキャバクラで自慢しまくる激イタのおっさんがいますけどね、天才って自分で自分のことを天才って言わないんですよね。

皆さんの周りにもいません、こう言うやつ?


もうなんか聞いてるだけで笑えてくるので、僕はそう言う人の話を聞くのが好きなのでこう言う人を見かけるとついつい「はいはいはい〜、それでそれで〜?」って煽っちゃう悪い癖があるのですが(悪魔やん)


めちゃくちゃ有名な心理学の現象にダニングクルーガー効果というものがあるのですが、これは何かと言うと能力の低い人に限って、自分が能力が低いと判断することもできないから、自分を過大評価してしまうと言う現象です。

まあ昔の記事でもまひろ(筆者)はお話ししたのですが「天才」と言う言葉は凡人目線のから見た時の言葉なんですよ。

だから天才から見た天才は凡人で、天才が自分を見た時も変わらないんですよ。

だからまず自分が凡人だと認識できてない時点で、キャバクラとかクラブでブイブイやっちゃってる人っておかばちゃんなんですよね。的な身も蓋もないことをそう言う人達に言うと、泣いちゃうかもしれないので皆さんも生暖かい視線で見守ってあげでくださいね。



って感じで、もちろん人それぞれ多少の能力の差異はありますが、ほとんどの人って生まれつき同じような能力と才能を持っているんですよね。月のように。

月は三日月でも半月でも満月でも月だし、月は太陽にはなれません。


しかし、太陽なんてほとんどこの世界にはいないんですよね。それに月は三日月になろうが、半月になろうが、新月だっていずれかは絶対にスーパームーンになれます。


だから努力や意思で自分の努力で自分は変わりたいように変われる、って考える方が賢いし、楽になるし、人生もっと面白くなるし、成功するわけです。

だから成長マインドセットを持つことはめちゃくちゃ大切なんですよね。


ではそんな成長マインドセットはどうやったら身につけられるのかと言うと、2つのポイントがあります。


1つ目 失敗した時にどうすれば成功するのか考える

2つ目 結果ではなく過程を重視する


硬直マインドセットの人は失敗を恐るんですよね。なぜなら失敗する原因は、自分に能力が弱いからと思いたくないから。

ただ成長マインドセットの人は失敗を恐れない傾向に有ります。

だってよく考えるとそうじゃないですか?

失敗なんて誰でもしますよ。ステエィーブ・ジョブズさんでもappleを立ち上げてから売れなくて廃盤になった失敗作を沢山出されています。


それに、例えば始めたばかりのの仕事とか始めたばかりの趣味で失敗するのって、誰でもあることだし、別に何も恥ずかしいことじゃないですよね、


それよか、失敗した時って

「あ〜この方法ダメだったな。何処がダメだったんだろう。あ、ここがダメだったから、次はここを改善すればもっと結果が出るぞ!」

って、次の方法を試すのが楽しいはずですよね。


実際に成長マインドセットを持っている人ってこうやって考えるんですよね。だから失敗を恐れずに新しいチャレンジを続けられるし、それを楽しめるんです。



そして結果よりも過程を重視すること。

よくありがちな硬直マインドセットの方が抱きがちな妄想は

「結果が出てないからダメだな」

の一言で終わらせる事です。

ただ、論理的に考えて結果なんて過程の積み上げの延長線なんですから、そんなこと言っても意味がないわけです。

結果を出したいと思うのならば、尚更過程にこそ重視するべきです。

例えば自分が教育している7歳の子供が足し算を練習していて、昨日は10問中5問正解だったのが、今日は8問正解したけど、2問間違えたからダメだなって思いますか?


思いませんよね。だって2問確かに間違えたかもしれないけど、昨日より着実に充実した内容だし、全問正解までの過程を積み上げていっていますよね。


わかりやすく説明したかったのです足し算の話を使いましたが、これは大人になって仕事になっても同じだと思いませんか?

確かに結果は大事です。結果を出すためにみんな努力するし頑張ります。


ただその結果は、努力や頑張りの積み重ねの延長線上の出来事でしかなくて、結局は結果を、目標を達成しようと思ったら誰でも過程を一つずつ積み上げて行くしかないんですよ。

もちろん最初からその目標が高過ぎて、全くもって無謀なものだったらだめですよ。自分が達成できる予測可能なものを立てることが大切です。

目標の立て方↓

この二つのポイントを意識することで、成長マインドセットも着実に身につけられていくんですよね。


ただ、昨日の記事でもお話ししましたが、努力をするのって面倒臭いことなんですよね。

だから大切なのは、その努力を努力じゃなくする作戦を立てること。面倒臭いなと思ったのを面倒臭くさせなくするためにはどうすれば良いのかと言うことを考えるんですよ。そしてそこで一回思考を捻ってみてください

例えば、「モテるようになりたい!」っていう目標を建てたとしたら、まずモテるには何が必要なのかって言うことを考えたり調べたりるんですよね。


そして多くの人はそこで、顔を良くするとか、服装をオシャレにするって言う方向にいきがちなのですが、実は違うんです。

顔の整形、時間と金がかかりますよね。

服装、お金がかかりますよね。

はい、面倒くさいですよね(笑)


ただ「モテ」で大切なのはそこじゃないんですよね。もっと低コストで少ない時間で効率よくモテるための方法があるんですよ〜。実は大切なのって、コミュニケーションと恋愛の仕組みを理解する事なんですよ。

まあ今回の記事は恋愛についてお話しすると10000文字コースになるのでお話ししないですが、過去にこんな記事を出しているので、よかったらぜひ。

恋愛の仕組みについて語る回↓


こうやって、まずは「その目標を効率よく達成するにはどの方法が最適なのか」ということを考えて、その時に一回思考を捻って作戦を立てるんですよ。

面倒臭い努力を面倒臭くない努力に変える作戦を立てることによって、努力をするのって案外楽しくなったりしていくんですよね。



と言う感じで長々お話ししてきたのですがもうここまでできたら、成長マインドセットが身に一時的についたかたもいらっしゃると思いますし、成長マインドセットを養うにはどうすれば良いのか、と言うことを理解されたと思います。


後は実践あるのみなので僕がお話しするのはここまでなのですが、心理学でもなんでもそうですがやっていきながら慣れるのが一番身につくし、理解とともに実感も得られると思うので、せっかく皆さんはここまで読んでくださったのですから、ぜひ行動に移してみてくださいね。



それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。

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