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見直したい素敵な記事

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素敵なクリエーターさんの何度も読み返したい記事を集めました。
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2020年10月の記事一覧

「自分らしく、好きを仕事に」とか自分語りをしている暇があったら、まずはボールを転がせ。|オーガナイザーというはたらき方

「自分らしく、好きを仕事に」とか自分語りをしている暇があったら、まずはボールを転がせ。|オーガナイザーというはたらき方

10月末の札幌の深夜の雨は、めっちゃ冷たかった。でも大荷物を抱えて走っていたので、寒くはなかった。

自分は、環境・福祉・防災など、生活や命に関わることで、ひとりではどうにもならないことを、みんなでなんとかする仕組み/コミュニティづくりをしている。

たとえば、ふつうのおじいちゃんとか、ふつうの若者が友達になって、いきいきと自分から出番をつくっていけるような関係性をつくる連続ワークショップをしてい

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帰国したら、イライラしがちな日本人に戻っちゃった話

帰国したら、イライラしがちな日本人に戻っちゃった話

日本に帰国して半年、海外で生活していた頃の自分と、今の自分の中身が少し変わってきたように感じます。

なぜなら、海外にいたときには気にならなかったことが、気になり出し始めたからです。

例えば、スーパーでレジ待ちしているとき。

海外のスーパーでは、レジで長蛇の列ができていても、店員さんたちはそんなのお構いなしって感じの様子で、話しながらバーコードを読み取るのは、当たり前。

ご飯を食べに行ったと

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シャンゼリゼ通りで泣く僕が、国境の街で"ある女性"に教わったこと。

シャンゼリゼ通りで泣く僕が、国境の街で"ある女性"に教わったこと。

あの有名なシャンゼリゼ通りを、僕は泣きながら歩いていた。

気晴らしに、とパリ市内のホテルの部屋を出た。
地下鉄を乗り継いで、凱旋門の最寄り駅で降りた。

地上に出たところで、電話が鳴った。
残念な「知らせ」だった。すべては無駄だった。聞きながら、何度もため息をついた自覚があった。

やっぱり無理だったんだ。いまさら何ができるというのか。

当てもなく、ただ茫然と、通りを東へとくだっていく。
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