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既存の飛躍アンソロジー
既存の飛躍消化不良のような、毎瞬毎瞬の思考連続体に対してフラッシュが挟み込まれるような違和感と気持ち悪さ。
これは素晴らしい感覚サインだ。
それは固定化された回路が溶解している。
器の中で液状になる蛹状態だからである。
ずっと旅立たない雛はいないように、蛹のままなどありえない。目には見えない領域での変容が起こっているのだ。それは理解の受胎である。
この時の飲み込みにくさ、鬱屈した消化時間は自
色と空とシャーマンと
色即是空、空即是色。
この古代から伝わる仏教の教えは、物質世界と無形の宇宙、すなわち「色」と「空」が実は不二の関係にあることを示しています。この哲理は、私たちが日常経験する現象の全てが、宇宙の根源的な空虚性と不可分であるという深遠な理解を促します。
シャーマンやヒーラーとしての役割は、この深い真理に光を当て、人々が自らの煩悩や限定された認識の檻から解放され、真の自由へと導くこと。
『ヨガバシ
両性具有から無性へ:プラトニックな愛と宇宙的自己
思えば、私は長い間、女性的な側面を避けてきた。感情の深さ、願い、思いやり、これらは私にとって避けがたいものであった。なぜなら、これらの感情は私にとって、ある種の脆弱さを意味していたからだ。
繊細さを受け入れれば、強さが失われるという男性性の記憶。しかし、時間が経つにつれ、私は男性性と女性性の両方を経験し、自身のスピリットが両具有であることを認めるようになった。
そして今、私は「無性」という新た
フリープレイ2023
観念にしろ価値にしろ、何かにつけて、大外刈りを繰り出し、なぎ倒すのは相手を屈辱に強いるためではなくフリープレイスタイルへのお誘いにすぎない。それを仕掛けることが今年一番のチャーミング。(だったと思っている)
「自分ではもう転げられなくなっているよね?」
「でしたら、私が」
というおもてなしの心からの破天荒アラワレ。
リーラでしかない宇宙の遊戯そのものなのだとしたら、深刻ささえも笑いのフリにし
土佐の男に愛されていたと知った日
この中村玉緒さんに土佐の女を見た。
笑顔の玉緒さんのイメージが強かった。こんな顔をする彼女はとても美しいと思って眺めていた。
同時に私の顔にも見えた。
生意気で、物をもうして、啖呵を切る。
そんな自分を、全然言うことを聞かない、気立ても良くない、慎ましくない、はしたないと思っていた。
彼女のこの表情を美しい、いいぞと思えたとき私の中にあるこの顔をする女性にも美しさを見出してる。そんな気がし
「もっと」は、防波堤を越えて
「もっと、もっと」波打つ声は、心の防波堤を超えてきてあっという間に“わたし”を呑んでしまう。
そういうことが経験としてある。経験したことない現象との対峙は赤子からスタートする。それは、小さい頃と同じ反応を引き出すのかもしれない。例えば、すくむ、固まる、助けを求めて泣く、癇癪を起こす、引き付けを起こすなど。
その波に呑まれているとき、大人になった私たちにとって厄介になるのは波そのものではなく、そ