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LUNA.N.
2020年11月13日 21:30
「さわる」ように読む。この言葉に衝撃を受けた。ただ、感じるのではなく、さわってみるとは、どのようなことか。私の家の近くには、修道院や教会が点在している。そのせいか、駅前の本屋さんの一つの棚には、興味深いものがある。「目からウロコ 聖書の読み方 レクチオ・ディヴィナ入門」という女子パウロ会の書を見つけた。私はクリスチャンではないが、西洋美術史の授業は好きだった。西洋美術と聖書は
2020年10月27日 20:33
きものの口の話。これは、幸田文さんの『しつけ帖』の中の、「包む括る結ぶ」の中の一文にあります。父のしつけは、娘に贈る「一生もの」という帯のついたこの本。小気味の良い文章で綴られていく、幸田露伴の教えの数々のうちのひとつに、このお話があります。さて、私がきかされた、着物についての教えですが、これは救いの教えといえるか、どうでしょう。口というものをどう思うか、といいます。口の話が続い
2020年10月28日 19:23
本の整理をしていたら出てきた。20代の頃に買ったもので、もう、頁が茶色く変色している。驚いたことに、一番後ろに、私が書いたメモが挟まれていた。当時取引のあった会社名入りのメモ用紙に、とてもとても大事なことが書かれていた。しかも、このメモは、たった今、必要としていた内容なのだ。共時性を思わずにいられない。『この本を開けてみよ!』と導かれたように。20代の頃、大人っぽいということに
2020年10月29日 22:37
『りんごは赤じゃない 正しいプライドの育て方』という、この本は2002年5月に発行されている。再読してみた。太田惠美子さんという中学校の美術教諭のお話だ。授業について、生徒が書いている。美術の中で3年間学んできたことが考えを変え、心を換え、人間を変えてくれました。 太田先生の美術と出会ってから、今までの小さな世界が一気に吹き飛ばされました。心が枯れている人たちを少なくするために