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LUNA.N.
2020年6月26日 00:09
夏の夕方だった。千葉市美術館の閉館に間に合うように走った。急いで千葉モノレールに乗って見に行ったのは「没後20年 ルーシー・リー展」。久しぶりに図録を開いて見たら、当時のパンフレットと葉書が挟んであった。美しいフォルムと色。特に、薄いピンク色。どうやって出すのか・・・。このピンクに青が絶妙なバランスで組み合わされる。ルーシー・リーの作品には、テーブルウェアが多い。花器、壺、ティー
2020年6月23日 03:57
まだ、外出制限が出るなどとは思わなかった、昨年のクリスマスあたり。玄関に飾るリースを買った帰りに、彫刻家ルイーズ・ブルジョアの生涯を描いた絵本をみつけました。ボローニャ・ラガッツィ賞をとった綺麗な本です。代表作・大きなクモが、なぜ「ママン」というのかがわかります。「巨大クモ・ママン」は、六本木ヒルズにいます。ルイーズ・ブルジョアが、このお話よりずっと厳しい子ども時代を過ごしたことは何
2020年6月20日 00:10
とびだししかけ絵本・・・という紹介になっている。私が小さい時には、とびだす絵本と言っていた。夢があって、好きなのだ。その中でも、ロバート サブダ作の絵本は秀逸で、発想もだが、仕掛けが素晴らしい。どうしたら、こんな風に考えられるんだろう?と、立体センスのない私は、ひっくり返したり、裏を見たり・・・大人なのに夢中になる。不思議の国のアリス、オズの魔法使い、ピーターパンに美女と野獣・
2020年6月21日 00:09
「この本、よかったら・・・。」清楚な雰囲気で、いつもワンピースでいる先輩が、そっと手渡してくれたのは、有元利夫・容子さんという画家のご夫婦が書かれた本だった。「私、この画家がとても好きなの。」油画科の学生であった先輩には、とても可愛がってもらった。将来の夢をきらきらした目で語ってくれた時も、恋の話で泣いてしまった時も、そばにいられるのが嬉しかった。先輩の素直さには、本当にけがれと
2020年6月9日 20:45
ジョナサン・ボロフスキー展にいったのは、いくつの時だっただろう。今も、その時の図録を大事に持っている。そして、この本は私のイチオシだ。不思議な、なんの脈略もないような面白い夢の羅列に、なんとも魅力的な線画の数々。購入した葉書を額に入れて、飾っている。 I dreamed I was taller than Pi